タグ 臨時国会
人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users木村岳史の極言暴論! - 脱人月商売を目指すベンダーに未来が見えない本当の理由:ITpro
人月商売には先が無い――。時代認識に乏しいITベンダーの経営幹部もようやく自分たちを取り巻く状況のヤバさに気付いたようで、人月商売のシステム開発や保守運用に代わる新規事業の創出に取り組み始めた。長きにわたってこの「 極言暴論 」で人月商売の問題点や先の無さを説いてきた私としては、基本的に大歓迎だ。だが水を差して恐縮だが、日本のITベンダーには超えられそうもない壁が待ち受けている。 大手ITベンダー... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - IT部門が唱える滅びの呪文「ゲンコウドオリ」の本当の恐怖:ITpro
「バルス」。スタジオジブリ制作のアニメーション映画『天空の城ラピュタ』のラスト近くで、主人公たちがその言葉を唱えると城が崩壊し……。宮崎アニメのファンならずともあまりに有名なシーンだが、実は現実の世界にも“滅びの呪文”がある。「ゲンコウドオリ」だ。システム刷新プロジェクトの際にIT部門がこの呪文を唱えると、開発プロジェクトは崩壊するが、実は滅びはそれだけにとどまらない。 「ゲンコウドオリ」は本当に... 続きを読む
木村岳史(東葛人)さんのツイート: "基幹系システムの刷新で、いまだに「現行通り」を要件にしているユーザー企業が多いことに驚く。プロジェクトが炎上する大元だし、「人手不足だ」「
木村岳史(東葛人) @ toukatsujin ITproの編集委員。コラム「極言暴論」を執筆中。IT業界とユーザー企業のIT部門の問題点を一刀両断にした情報を個人の立場で発信しています。2012年12月までの3年間、日経コンピュータの編集長。自転車とカメラと歴史探求が趣味。東葛地域の自然と歴史をこよなく愛しています。 続きを読む
焦点を読む - 優秀なシステムほど恐ろしい、たまの緊急事態に対処できず:ITpro
出典:日経コンピュータ 2017年9月28日号p.109 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 目次一覧 書籍 極言暴論の本『 SEは死滅する 技術者に未来はあるか編 』発売中! 読者のみなさんに簡単な問題を出したい。「トラブルが半年に一度発生するシステムと、5年に一度しか発生しないシステムでは、どちらが深刻な事態になるか」。まずは最近発生した事件について見たうえで、... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - SIerは下請けベンダーを切り捨てるしか生きる道はないぞ:ITpro
今回の「 極言暴論 」のタイトルを見て、「そりゃ当然だろ」と冷やかに受け取る読者もいれば、「何をひどいことを言っているんだ」と憤慨する読者もいるかもしれない。だが、私が今回の記事で書く内容は、おそらく皆さんがこのタイトルから想像しているものとは別の話だ。ただし、下請けITベンダーの技術者はもとより、SIerの技術者にも「ひどいこと」が起こるのは避けられない。 本題の前に、極言暴論の読者なら当然想像... 続きを読む
必死に隠してきた『SIerはゴミ・情シスもゴミ』という事実は、いまや多くの人が知る常識になってしまった訳だけど。 - S部
2017 - 08 - 06 必死に隠してきた『SIerはゴミ・情シスもゴミ』という事実は、いまや多くの人が知る常識になってしまった訳だけど。 その他 Tweet こんにちは。30代、既婚、片付けられない男、サイ蜂です。 元日経コンピュータ編集長で、ITproのコラム「極言暴論」を執筆されている木村岳史氏。SIerや情報システム部門に対する刺激的な発言で、多くの賛同と、多くの反発を得ています。 t... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 「アマゾンをIT産業とは認めない」、仰天発言飛び出す人月商売の末路:ITpro
ユーザー企業がITベンダー化する――。これは私が5年ほど前から言い続けていることだが、言い続けるのは本当に難しいと思う。言い始めたころは「木村は何を言いたいのか、全く分からない」との反応。詳しく説明すると「あり得ないだろ」と嘲笑された。で、今は同じ話をすると「今ごろ、そんな当たり前の話を言っているのか」とまた嘲笑されたりする。もうヤレヤレである。 「 極言暴論 」の読者の皆さんの間でも、ユーザー企... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 人月商売は「人売り」業? SIerの商品とは何なのか:ITpro
多重下請け構造でシステム開発などを手掛けるIT業界は、元請けのSIerか下請けITベンダーかを問わず、いずれも人月商売に明け暮れる。これは、日本のトラディショナルなIT業界を理解するうえでの基本中の基本。パッケージソフトウエア製品やクラウドサービスを売るのが基本の外資系ITベンダー、そしてFinTechベンチャーなど新興のIT企業とは一線を画す古典的な労働集約産業である。 では、人月商売のITベン... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 空前の技術者不足、それでも転職しないのは臆病風に吹かれたか:ITpro
技術者にとって、今は千載一遇の転職、そしてキャリアアップの好機だ。空前の技術者不足と言ってよい状態で、技術系の転職サイトの求人倍率を見ても8倍前後の“高原状態”が続いている。まさに引く手あまたなのだが、どうもおかしい。これだけの売り手市場になる原因は、単に技術者の絶対数の不足という事情だけではあるまい。見方を変えれば、多くの技術者が転職したがらないのではないか。 IT業界の技術者やユーザー企業のI... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 先生じゃなければ奴隷、客に代わり要件を定義するSIerの愚:ITpro
ユーザー企業のIT部門がシステム開発で満足に要件定義もできなくなった。だから、SIerがIT部門の要件定義を代行する。多くのユーザー企業でIT部門の劣化・素人化が進んだこともあり、SIerの技術者が要件定義を代行するのは、今ではごく普通の話。だが、これは二重の意味で大きな間違いであることを、IT部門やSIerはきちんと自覚しているのであろうか。 読者の皆さんは当然お分かりかと思うが、新人などピンと... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 押すと何でもできるSIerの「お客様スイッチ」、人月商売からの脱却も?:ITpro
大手SIerの人に教えてもらったが、SIerには「お客様スイッチ」という便利な押しボタンがある。もちろん物理的にそんなボタンが存在するわけではないが、このお客様スイッチを押すだけで、あら不思議、社内で何度稟議を上げても、どんなに上司や関係者を説得しても通らなかった企画がたちどころにOKとなるという。「何か新しい事をやりたい時には特に有効」なのだそうだ。 お客様スイッチって何だと不審に思った読者は、... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 社内で技術に一番疎いのはIT部門、用済みへのカウントダウンが聞こえる:ITpro
今は人工知能(AI)ブームと言うことで、この記事のタイトルとは無関係に、読者の皆さんにこんな質問をさせていただく。「AIブームは過去にもあったが、今のAIブームが過去のものと決定的に違う点は何か」。お分かりだろうか。「そりゃ、技術面で進歩したことだろう」と即答する人がいると思うが、それは間違い。技術面より決定的な違いが、今のブームにはあるのだ。 答えはこの記事の終わりのほうでお伝えすることにしたい... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 失敗できないと成長は無理、IT部門やベンダーは若者の牢獄だ:ITpro
ある大企業のCIO(最高情報責任者)と雑談をしていた時、若手をどう育成するかという議論になった。若手部員の育成は、どの企業のIT部門でも共通の悩み。いろいろと話を聞いていたが、ふと思い至った。 今のIT部門では、若手育成などどだい無理。IT部門に若手、特に新人を配属してはならない。労働力不足の折なのだから、むしろ定年退職後に再雇用したシルバー人材を中心に運営するべきだ。 いきなり若手の育成の話から... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - システム障害で過剰謝罪は不要だが、他人のせいするのはおやめなさい:ITpro
私はいつも、この「 極言暴論 」などでITベンダーやユーザー企業のIT部門の愚かな思考回路や行動様式を批判している。だが、一つだけ以前と比べると劇的に改善したことがあり、私は心から喜んでいる。何かと言うと、システム障害に関わることだ。勘違いしていただきたくないが、システム障害が減ったと言っているのではない。システム障害の際の“過剰謝罪”が激減したのを喜んでいるのだ。 大規模な個人情報漏洩などが発生... 続きを読む
木村岳史(東葛人)さんのツイート: "日本でブラック企業が存在し得るのは雇用に流動性が無いから。解雇も容易だが転職も容易な欧米では、ブラック企業のようなことをやれば従業員全員が
木村岳史(東葛人) @ toukatsujin ITproの編集委員。コラム「極言暴論」を執筆中。IT業界とユーザー企業のIT部門の問題点を一刀両断にした情報を個人の立場で発信しています。2012年12月までの3年間、日経コンピュータの編集長。自転車とカメラと歴史探求が趣味。東葛地域の自然と歴史をこよなく愛しています。 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - IT部門はゲームユーザーと全く同じ、ベンダーは日本を相手にするな:ITpro
日本企業のIT部門の反応は、日本のゲームユーザーのそれと全く同じである。「おいおい、冒頭からいったい何を言い出すのだ」と思う読者もいるだろうが、これは紛れもない事実なのだ。もう少し普遍的に言うと、日本人の客は企業、個人を問わず、売り手にとっては危険極まりない存在で、特にITが絡むとリスクはマックス。「とにかく初モノを出すのはやめておけ」ということだ。 実は少し前に、日本のゲーム会社の人と会った時に... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 過剰サービスを強要する客を撲滅、SIerは連合キャンペーンを張るべし:ITpro
IT業界でも、働き方改革がにわかに大ブームとなった。日本を代表する“長時間労働産業”の一角で、いわゆるブラック企業も多数紛れ込んでいる業界だから、まあ当然と言えば当然。それに、自分たちの取り組みをショーケースにすることで、テレワークなどの「働き方改革ソリューション」を売り込みたいという思惑もあり、大手SIerなどが我も我もと働き方改革に取り組み始めた。 だが、ユーザー企業のIT部門の丸投げ体質やI... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 多重下請け温存で働き方改革、ITムラ社会のふざけた話:ITpro
安倍政権が最重要政策課題として掲げた関係で、多くの企業が右往左往して取り組み始めた働き方改革――。 この「 極言暴論 」では以前、業務プロセスの抜本見直しといった経営の問題をスルーして、現場に働き方改革を丸投げする経営者の愚かさを記事にした。これは企業全般に言える話なので、今回は第2弾としてIT業界固有の問題をあぶり出す。 IT業界固有の問題と書いたが、実はもう少し範囲が広い。正確に言うと、記事の... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - またも愚かなカイゼン、噴飯モノの働き方改革の行方:ITpro
日本企業、特に大企業の間で一大ブームとなりつつあるのが「働き方改革」で、バズワードとしても赤丸急上昇中だ。今や「人工知能(AI)」や「IoT(インターネット・オブ・シングズ)と並び、働き方改革の話を聞かない日はない。だが、ERP(統合基幹業務システム)などを活用した業務改革が死屍累々だったように、「改革」という言葉はとにかく日本企業には縁起が悪い。 というか、既に大多数の日本企業で働き方改革の失敗... 続きを読む
焦点を読む - 「技術者にプログラミング不要」の不思議、大企業でまかり通る常識から決別を:ITpro
出典:日経コンピュータ 2017年1月19日号p.15 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 目次一覧 書籍 極言暴論の本『 SEは死滅する 技術者に未来はあるか編 』発売中! システム開発に携わる技術者は、プログラムを書かなくてもよい――。矛盾の極致のようなこの不思議な“常識”は長い間、日本の大手ユーザー企業のIT部門や、SIerと呼ばれる大手IT企業の間でまかり通... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 「セキュリティが最重要」って騒ぎすぎ、そんなわけないでしょ!:ITpro
とにかく「セキュリティ!」「セキュリティ!」とやかましい。企業のIT部門の長、ITベンダーの経営者、それにIT政策を担当する官僚らは「セキュリティが最重要課題」と大騒ぎしている。何の話かと言うと、企業のデジタルビジネスの取り組みや、より大きな話である「第4次産業革命」などデジタル化の件で、「セキュリティ!」「セキュリティ!」と連呼するのだ。もう騒ぎすぎ。うるさくて仕方がない。 「セキュリティの話だ... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 技術者不足のウソ、「趣味直し」のような開発をやめれば人は足りる:ITpro
人月商売のSIでは、今のように需給が逼迫している時期にかき集められた技術者は、不景気になると容赦なく切り捨てられる。にもかかわらず、「技術者が足りない。とにかくかき集めろ」と浅薄に騒ぐユーザー企業のIT部門やITベンダー。前回の「極言暴論」では、そんな懲りない面々に対して「もういい加減にしなさい」という記事を書いた(関連記事: 技術者不足への対策ですか。諦めてください。それが日本のためです ) 記... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 技術者不足への対策ですか。諦めてください。それが日本のためです:ITpro
日本は今、空前のIT技術者不足。ユーザー企業のIT部門も、SIerも、下請けベンダーも、そしてブラック企業も「必要な頭数を確保せよ」と、まるでモノか何かをかき集めるかのような口調で技術者の“調達”に奔走している。この私にさえ技術者不足への対策を聞いてくる人がいるが、そんな時は必ず「諦めてください。それが日本や大勢の若者のためです」とだけ答えることにしている。 なぜ、そんな木で鼻をくくったような態度... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 日本企業に告ぐ、2016年はITによる“人減らし”のチャンスだ:ITpro
明けましておめでとうございます。そのおめでたい新年早々の「極言暴論」のタイトルが、こんな不愉快なタイトルで申し訳ない。だが、皆さんが不愉快に思うのも、私が申し訳なく思うのも、日本企業、そして日本社会の一員だからだ。さらに言えば、日本企業の基幹系システムが世界に類を見ないほど愚劣極まりないのも、このメンタリティーゆえのことだ。 今さら言うまでもないが、会計システムなどの基幹系システムは、業務の効率化... 続きを読む
木村岳史の極言暴論! - 「SIerの余命は5年」への反論に反論する:ITpro
日経コンピュータ元編集長が斬る!IT業界の不条理――。業界を冷徹にウオッチし続けてきた木村岳史の論説を書籍化した「SEは死滅する もっと極言暴論編」。定価1500円+税。好評につき重版! 以前、記者の眼で「5年もすればSIはビジネスとして成り立たなくなる」という趣旨の記事を書いたものだから、今でもIT業界の人から「SIが無くなることはあり得ないよ」とよく言われる(関連記事: SIerの余命は5年、... 続きを読む