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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersAIには不可能で、人間にしかできないこと そのために育むべきもの:朝日新聞デジタル
経済季評 一橋大准教授・竹内幹さん 1969年6月28日未明、機動隊約300人が出動する中、新宿郵便局に郵便番号自動読みとり区分機が搬入された。機動隊は、強盗を警戒していたのではない。搬入を妨害する労働組合員に対抗するための出動だった。今からすると、郵便番号を人間が読み取り、手紙を手作業で分類するのは労力... 続きを読む
税を「取られ損」と感じる日本 公共心が足りないのは誰だ:朝日新聞デジタル
経済季評 竹内幹・一橋大学准教授 ある企業の役員に招かれて議論をしたことがある。4人家族でも悠に暮らせそうな広さの役員室に通されると、元高級官僚の役員が私に問いかけた。「どうして日本人は、税を『取られ損』と感じてしまうのか。公共心が足りないのではないか」 興味深い問いだ。税は、社会に不可欠な公共財... 続きを読む
女性に「選ばせてきた」社会 活躍推進の前に差別清算を 竹内幹さん:朝日新聞デジタル
経済季評 一橋大准教授・竹内幹さん 「参政権なんかもたせるから、歯止めがなくなってしまっていけませんなあ」とは、1984年に経団連の稲山嘉寛会長が発した言葉だそうだ(赤松良子著「均等法をつくる」)。これが、男女雇用機会均等法の草案を示されたときの財界トップの感想なのである。当時の女性差別の根深さを語... 続きを読む
(経済季評)経済学における人種主義 制度的差別の解消へ、挑め 竹内幹:朝日新聞デジタル
アメリカ経済学会は6月5日、異例の声明を発表した。 「黒人の人たちが警察官によって殺害されてきたことを深く遺憾に思い、それらの行為を最大限の強い言葉で非難する」と始まる声明は、警察官によるジョージ・フロイド氏殺害事件を発端に、全米各地で起きた抗議活動を支持するものだった。人種差別を糾弾するデモ活… ... 続きを読む
(経済季評)芸人も研究者も供給過剰 新しい職種、生む道へ 松井彰彦:朝日新聞デジタル
芸能界が「闇営業」問題で揺れている。TVでもおなじみの芸人たちが次々と所属事務所から謹慎処分などを受け、人気番組のMCを降板した芸人も出た。「闇営業」と聞くと、かなり怪しい感じがするが、どうやら業界用語では所属事務所を通さない営業のことで、「直営業」とも呼ぶらしい。今回の「直営業」が問題になったの… 続きを読む