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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users【正論】なぜ韓国の文化は「ウリジナル」なのか? 「『分からないもの』に対して何をするかが問われている」 羽生善治さんの至言が示す人文科学の危機 筑波大学大学院教授・古田博
命題に気づくのは一瞬の直観 最近私は、民族には「脱落のプロトコル(命題)」があると主張している。歴史上、その民族が関心を持たなかったものは、どうにもこうにも分からないのである。 たとえば古代エジプト人の「歴史」、だから歴史書が一冊も残っていない。日本人の「奴隷制」、故にシベリア捕囚を抑留と勘違いして、奴隷労働をさせられてしまった。韓国人の「文化」、文化はシナ文化しかなく、自分の文化には関心がな... 続きを読む
【正論】韓国の歴史認識に潜む尚古主義 筑波大学大学院教授・古田博司 - 産経ニュース
≪過激化する「衛正斥邪」≫ 反日の国家的扇動により戦後最悪の日韓関係を醸成した朴槿恵政権は6月21日、尹炳世外相を日本に送り、日韓外相会談をもった。会談では「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録をめぐり、韓国の「百済の歴史地区」とともに登録されるよう、日韓両国が協力していくことで一致した。 「百済の歴史地区」とは5月4日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イ... 続きを読む
【正論】「理想」は未来の方向を誤らせる 筑波大学大学院教授・古田博司 - 産経ニュース
人は、歴史とは盤石な確固たるもので、未来はわからないが茫洋(ぼうよう)と広がっているものだと思うかもしれない。だが本当は逆である。歴史は瞬間、瞬間に滅びさる時間に乗ったものだから可滅的なものだ。史料や遺跡や絵画・映像に残るものから再構成するしかない。それはその当時のそれそのものではないから、あくまでもヒューリスティックな(近似値の)ものである。だから現代人の希望や理想が入りこみやすい。これが入りこ... 続きを読む
【正論】筑波大学大学院教授・古田博司 「棚ぼた式独立」の傷うずく韓国 - MSN産経ニュース
つい最近まで日本人の多くが、日本が植民地時代に悪いことをしたので韓国人が怒り続けるのも無理はないと思っていた。左派メディアもこの基本線で報道をしていた。どうも違うようだ、とようやく気づき始めたのが今である。 ≪「戦争勝利」抜きの劣等感≫ 韓国の反日は、日本が何をしようがしまいが激化していく。領土問題では奪われた方が騒ぐのが普通だが、奪った方が大騒ぎしている。李明博前大統領は「聖地」に降り立ち、日本... 続きを読む
【正論】筑波大学大学院教授・古田博司 「不都合な歴史」書き換える韓国 - MSN産経ニュース
言うまでもないことだが、歴史の中に未来はない。もしあれば、将来の得を取ろうとしてみなが歴史学者になってしまう。そんなことにはならないので、「歴史の中に未来はない」のである。 ≪歴史の中に未来ありと信じ…≫ そうではなく、「歴史は乗り越えるもの」としてある。歴史を研究するには史料を読む。すると出てくるのは、これまでの経緯説明と、民族の行動パターンだけである。この経緯を知り、パターンがまずければ変更し... 続きを読む
【正論】筑波大学大学院教授・古田博司 竹島を「聖地」にした韓国の甘え - MSN産経ニュース
冷戦期、朝鮮半島は共産主義勢力と自由主義勢力とが拮抗(きっこう)するバッファーゾーン(緩衝地帯)だった。大国が直接接触する危機を避け、北朝鮮と韓国という小国同士が代理で思想戦・心理戦を繰り返す。それでも小さな軍事衝突は避けられず、世界規模の冷戦が終わってもそれは続き、その度に両陣営の心胆を寒からしめてきた。 ≪北をいかに自死させるか?≫ 問題は、この小国たちが大国からの自立を試みたことにあった。北... 続きを読む