タグ 福耳コラム
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersやさぐれ学生の就職活動 - 福耳コラム
産業学正直、若い人のかなりの部分は面接で最初の三十秒の物腰でまず非常に不利なんじゃないかと思う。あまりにも、これまでに、「かったるそう」「めんどくさそう」「乗り気じゃなさそう」という雰囲気を出す癖がみなぎってしまっている。そりゃあもちろん、これからはそういうのを押さえようとするだろうけれど、そんなの、半年やそこらではなかなか変わらないやね。少なくとも最初の何ヶ月かはこれで非常に苦戦するだろうな。努... 続きを読む
岩手県立大学総合政策学部被災学生救済基金を支援したよ - 福耳コラム
身辺雑記, 東京論・地域論わたくし、こういうことを人前でぬけぬけとゆうほうなんでいいますが、同郷ではてなダイアラー若手研究者友の会国際部長*1の見市建さん(id:kenken31)の勤務先の岩手県立大学総合政策学部が開設した被災学生救済基金に些少ですが支援いたしまして、ついでに情報宣伝も手伝おうと思いました。というのはこのブログ、結構全国各地の大学関係者が読んでくださっているようなので。まあ多言は... 続きを読む
肉野菜魚が安い、いまがチャンス!! - 福耳コラム
東京論・地域論, 産業学拙宅はコップ一個とどんぶりひとつ割れただけの被害でした。さてさて、これも流通論の格好のケーススタディと思い、あちこちのスーパーデパートコンビニを見て回っておりますが(わたくし自身は神戸出身なので普段から非常食はいくらか備蓄してあったので、ある程度安心ができる状態です)、これはと思ったのは肉魚野菜の生鮮三品がかなり安めになっている。割引率が高いし、果物も安くなっている。背景を... 続きを読む
ケーキ - 福耳コラム
講義記録, 学び・教え今年度からのバイト先の社会学部の学生に経営学を教えていて、あまりにナイーヴすぎるんじゃないか、と思うことがありまして。 アパレルメーカーに行って活躍している後輩に、たまたま上京のタイミングがあったのでゲストスピーカーとして講義に参加してもらって、時代毎に移り変わる小売業態とブランドの関係性に応じて、新しい業態への対応が常に心がけられている、そのために将来の不確実性に備えてこう... 続きを読む
福耳コラム - 「女子大で講義する余談の多い経営学 番外編」ブックオフのケースを考えるの巻
講義記録企業インタビューは難しいどうもみなさん、ご無沙汰してました。(この講義は連休で前回から一週間あいだが空いた2007年5月11日に行われた。)最初に今日は配るものがあります。いま、皆さんにいきわたりつつあるのは、僕がこの講義にできたら一度ゲストスピーカーとして来ていただこうと思っている、ある女性企業家のインタビュー記事です。むかし僕がインタビューをさせていただいて以来、お付き合いのある方です... 続きを読む
福耳コラム - 「女子大で講義する余談の多い経営学 #3」大企業と中小企業ってどうちがうの?の巻
講義記録さっきキャンパスに入る時に、正門のところで犬を連れて散歩している人がいたんですね。そしたらあれはレトリバーかな、犬が興味を持って鼻をクンクンして門柱の根元を嗅ぎまわっていたら、飼い主が紐ひっぱって「駄目だよ、お前はオスだからここにははいれないんだよ。」そしたら守衛さんが一言、「いや、すみませんが仮にメスでもここは通せないですよ。」なんにせよガードが堅いというのはやはりいいことですな。近代工... 続きを読む
福耳コラム -付加価値を目方で測るの巻 「女子大で講義する余談の多い経営学 #2」
講義記録, 書籍どうやら「問題」に触れたかなやあどうも、第二回目ということになりますね。みなさんマジでこの講義をとるつもりになったのかね。僕が皆さんなら躊躇するけれどもねどうも。前回の講義で、無記名でアンケートをとりました。五十数枚のアンケートを読みましてね、みなさん偉い。最初に褒めておきます。どういうことかというと、無記名ということもあるかと思いますが、みなさん思い切って「普段ビジネスに関係する... 続きを読む
福耳コラム -経営学ってなんでしょうの巻 「女子大で講義する余談の多い経営学 #1」
講義記録マニアックな講義をはじめるよやあみなさんどうも、はじめまして。僕はこの学期、こちらの大学で中小企業論の講座を受け持たせて頂くことになりました三宅です。中小企業論は学問の範疇でいうと経営学になります。最初ですから、まずは経営学とはなんぞや? ということからはじめてみましょうか。経営学を学ぶってどういうこと?とかね。僕がいままでやってきた他の大学の講師業でですね、こういう経営系の科目をやると、... 続きを読む
福耳コラム - 「これさえ知ってりゃ」シンドローム
学び・教えこの一年近く大学教育のことを自分なりにかなり考えてきましたが、痛感しましたのはいまの学生も、教える側のたいていの教授も、そして親も社会も、僕が見聞きする範囲で教育にかかわるほとんどみんなが「これさえ知ってりゃ」シンドロームにかかっているということ。 なんか新しい家電製品を買ってきたときのように、うまくこれを使いこなすには「どのボタンを押せばうまく使えるのか」という風に社会を捉えている。頭... 続きを読む
福耳コラム - ものづくり利権
ものづくり利権 産業学 どうも最近気になるのが中小企業論という分野がどんどん歪んできているのではないかということです。簡単に言うと学問から政治に、しかもダーティな政治になりつつある。 建設業解への支援策と、地場産業・地域中小企業支援も同じ構造にはまりつつある。いや、必ずしもハコモノとは限りませんが、中小企業支援事業に群がって食べていく役人・コンサル・学者にどのくらい予算をばらまくかがまず決まって、... 続きを読む
福耳コラム - 適応できない日本人たち
適応できない日本人たち 産業学, 講義記録 愛読している人気ブログ「分裂勘違い君劇場」(id:fromdusktildawn:20060803:1154571054)で、僕のような「入学容易大学」で不熱心な大学生に経営学(の初歩の初歩)を教えている身としては耳が痛い一節がありました。 ビジネスの正否は、(1)人が欲しがるモノで、(2)しかもまだあまり供給されていないものを、(3)低コストで提供した... 続きを読む