タグ 松岡正剛
人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「松岡正剛は何をした人なの」と聞かれたらなんと答えればいいのか|bxjp
松岡正剛が8月12日に肺炎で亡くなりました。80歳。悲しい。100歳まで生きるんじゃないかと思っていました。 「著述家」などと書いてありますが、なんですかね、著述家って。文章を書くことが松岡正剛の仕事の中心だとでも言うのでしょうか。もし知っている人が肩書をつけるならば「編集者」だと思います。 松岡正剛は間... 続きを読む
地上的絶望ではなく遊星的失望に向けて——追悼・松岡正剛|後藤護
『中央公論』2022年10月号掲載の松岡正剛×高山宏対談の収録風景。高山先生が猫柄シャツを着ていて、自分は虎柄シャツを着ていたのもあり、帰り際に「師弟でシャツのセンスが似てるな(笑)」と松岡さんに言われたのを、とてもよく覚えている。またお会いできると思っていた。 画像出典:『セイゴオちゃんねる』【PUBLIS... 続きを読む
(訃報)松岡正剛 逝去のお知らせ | セイゴオちゃんねる
松岡正剛が、2024年8月12日(月)午後1時53分、東京都内の病院で肺炎のため逝去しました。 すでに松岡自身が「千夜千冊」で明らかにしてきましたように、松岡は2017年に肺癌の手術を受けて以来、幾度かの癌再発に見舞われてきました。そのたびに治療のため一時的に仕事を中断したものの、退院後はただちに仕事の前線に戻... 続きを読む
(訃報)松岡正剛 逝去のお知らせ | 編集工学研究所
松岡正剛は、2024年8⽉12⽇(⽉)、東京都内病院にて肺炎のため逝去いたしました。⽣前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。 通夜および葬儀は近親者のみにて執り⾏われましたので、訃報のご連絡も法要後とさせていただきました。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 また、誠に勝⼿ながら、ご遺... 続きを読む
まつもとあつしの電子書籍セカンドインパクト:電子書籍とゲームの結節点――松岡正剛が「NAZO」に見出した可能性 - ITmedia eBook USER
変化の最前線を行く人々にその知恵と情熱を聞くこの連載。今回は、編集者の松岡正剛氏と、ゲームクリエイターのイシイジロウ氏の対談から電子書籍の課題と可能性を考えてみたい。 11月26日、編集工学研究所で異色の対談が行われた。編集者の松岡正剛氏と、ゲームクリエイターのイシイジロウ氏が、スマホ向けゲームアプリ「NAZO」(提供:サイバード)を題材に意見を交したのだ。 長く紙の雑誌、書籍の編集に携わり、「編... 続きを読む
1534夜『ハッカーと画家』ポール・グレアム|松岡正剛の千夜千冊
ヘンリー・ウォーレン・ジュニアの 曰く付きの『ハッカーのたのしみ』も ジュリアン・アサンジの自伝も、 たいそう刺激的、また挑発的でおもしろかった。 でも、ぼくはプログラマーでもSEでもないので、 本書『ハッカーと画家』のほうが ちょっと古典の風格があって、紹介したくなった。 しかも、本書が強調しているのは、 「共感力」によるプログラミングなのだ。 一方、白夜書房の「ハッカー・ジャパン」は 先月休刊... 続きを読む
1511夜『百年の誤読』岡野宏文・豊崎由美|松岡正剛の千夜千冊
読書にはリーダビリティが起伏する。 読み手の都合を持ち出すのも、読書なのである。 とするのなら、小杉天外は氷室冴子のマンガで、 花袋の『蒲団』は知り合いになりたくない男の話。 『城の崎にて』は名文なんかじゃなく、 実篤の『友情』はただの妄想の産物で、 『智恵子抄』は傲慢の成果にすぎなくなる。 本書は名うてのプロの本読みが、明治以来の ベストセラーを片っ端から俎上に上げた辛口談義。 こういう読み方が... 続きを読む
『立花隆の書棚』 vs 『松岡正剛の書棚』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
最初に結論、セイゴオ師の勝ち。 物量は立花隆が圧倒的だが、質量は松岡正剛に軍配が上がる。書棚の写真を並べると、本に対する扱いが如実に現れており、とても興味深い。 『立花隆の書棚』にある本は、「資料」だ。ビルを丸ごと書庫にした通称ネコビルは有名だが、百聞一見、噂に聞くのと写真を見るのとまるで違う。地下二階から地上三階までビッシリと占める本棚の光景は圧巻なり。さらに、屋上、階段、床上、三丁目書庫、立教... 続きを読む
読書から影響を受け、そして創作へ | ブクペ
「棚から選書する方法」「読書する場所」「最初に読むべき頁」等々、松岡正剛の読書のコツを多岐に渡って紹介する本ですが、そこから読書の影響と創作についてまとめました。 読書から影響を受ける 読書は良し悪し別に、様々な影響を与える 読書を神聖なものだとか、有意義なものだとか、特別なものだと思わないほうがいい。読書はもともと多様なものだ。だから、本は「薬」にもなるが「毒」にもなるし、毒にも薬にもならないこ... 続きを読む
本と人をつなげる『松丸本舗主義』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
本と人をつなげる仕組み―――松丸本舗主義を一言で述べるなら、これだ。 松岡正剛(セイゴォ)氏は、本を絡う「ブックウェア」とか、「棚読」「共読」といった造語を用いて衒学してくるが、これは師一流のコピーだ。本質は「本と人とを近づける」であり、その仕掛けは本書にて惜しみなく開陳されている。 セイゴォとスタッフの、知と汗を注ぎ込んで作られた、奇蹟の実験空間「松丸本舗」。残念ながら本年9月に閉店となったが、... 続きを読む
ISIS本座 - 『蝦夷』高橋崇 松岡正剛の千夜千冊
オサマ・ビンラディンがアメリカ軍によって爆殺された。イスラマバード郊外の隠れ家が襲われたという。まだ何も詳細が伝わっていないけれど、これでアルカイダが壊滅するとは思えない。何人・何百人・何千人のビンラディンが密かに継承されていくだろう。 それはそれ、このところのぼくは頻りに東北を思っている。陸奥を想い、日本を惟(おも)い、母国を念(おも)う。その歴史と現在をあれこれ胸中に感じている日々が続いている... 続きを読む
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 松岡正剛の読書術
をッ!という本を検索すると、たいてい千夜千冊に突き当たる。セイゴォ式ウンチクに耳をかたむけつつ、類書を漁る。いわゆる「ソレ読んだら、コレなんて、どう?」的なオススメ。しかも肝をつかみとって教えてくれるので、これだけで読んだ気になれる。 「読書とは編集だ」と言い切るセイゴオ読書術は、なかなか面白い。読書術や読書論は、千夜千冊(全8巻)のあちこちに散らばっているが、特別巻「書物たちの記譜」にまとめられ... 続きを読む