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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users第2回 「あるはずないもの」がもたらした星形成での大きな発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
理化学研究所「坂井星・惑星形成研究室」の坂井南美主任研究員は、今、ぼくたちの周りにある様々な分子がどのように「進化」してきたのか、その起源を追いかける天文学者だ。この分野では、特に、生命につながる有機分子の起源はひとつの大きな関心事で、それらがどこから来たのか熱い議論が交わされてきた。 坂井さんは... 続きを読む
中心部ほど若い星々が存在する2つの星団
【2014年5月9日 NASA/X線天文衛星チャンドラ】 X線天文衛星「チャンドラ」などによる2つの星団の観測から、星団の中心部の星々が外縁部に比べてより若いことがわかった。星団の星形成はまず中心部から始まるという従来の理論に反する結果となっている。 オリオン座方向およそ1400光年彼方にある火炎星雲(NGC 2024)。中央に星々がひしめく星団が見える。クリックで拡大(提供:X-ray: NAS... 続きを読む
初期宇宙の超モンスター銀河「オロチ」、発見
【2011年11月1日 国立天文台】 初期宇宙に見られる星形成が非常に活発なモンスター銀河よりも、さらに10倍明るく見える「超モンスター銀河」が発見された。これは日本のサブミリ波望遠鏡ASTEを用いた観測による成果で、初期宇宙の星形成を研究する上で絶好の研究対象になると期待される。 アステ望遠鏡により得られたサブミリ波の画像(右)、その中でも「オロチ」周辺(右図の四角で囲まれた領域)の「すばる望遠... 続きを読む
銀河ごとの星形成の活発さは両極端
銀河ごとの星形成の活発さは両極端 【2011年6月30日 イェール大学】 近傍から遠方までさまざまな距離にある銀河の星形成の活発度を調べたところ、距離に関わらず、銀河は星形成を活発に行っているか、ほとんど全く行っていないかのどちらかであることがわかった。近傍の銀河で星形成の活発度が両極端であることは既にわかっていたが、遠方でも同様であることがわかったのは初めてだ。 青い銀河は星形成が活発で、赤い銀... 続きを読む
銀河の“黄金レシピ”、暗黒物質は太陽3000億個分
銀河の“黄金レシピ”、暗黒物質は太陽3000億個分【2011年2月17日 ESA】赤外線天文衛星「ハーシェル」の観測データの分析から、爆発的な星形成を起こす銀河を作るのにちょうどよい暗黒物質の量は太陽質量の3000億倍であることがわかった。この数値により、銀河形成の理論モデルの精度がさらに高まることが期待される。研究対象となったハーシェルの観測画像。「ロックマンホール」と呼ばれるおおぐま座の一角で... 続きを読む