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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「徳川慶喜 (人物叢書)」家近 良樹 著 | Kousyoublog
江戸幕府最後の将軍、徳川慶喜の評伝である。近年の幕末史の様々な知見をふんだんに盛り込んで、複雑怪奇、敵味方がくるくると入れ替わる幕末諸勢力の情勢の中に一橋慶喜の行動を位置づけて、彼の事績を描いており、さすが家近氏といったところだ。それほど多くの評伝を読んだわけではないが、それでもこれまで読んだこのような人物伝の中でも屈指の面白さだった。2014年1月刊。 徳川慶喜 (人物叢書) posted wi... 続きを読む
「幕末の朝廷―若き孝明帝と鷹司関白」家近 良樹 著 | Kousyoublog
幕末の朝廷―若き孝明帝と鷹司関白 (中公叢書) posted with amazlet at 15.04.13 家近 良樹 中央公論新社 売り上げランキング: 401,429 Amazon.co.jpで詳細を見る 日本近世政治史上最大のテーマ、それは「天皇は何故これほど急激に地位を向上させたのか」ということだ。 豊臣氏を滅ぼした徳川幕府は元和元年(1615)、禁中並公家諸法度を制定して天皇と朝廷を... 続きを読む
『江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」』家近 良樹 著 | Kousyoublog
ペリー来航から大政奉還・王政復古・鳥羽伏見に至る江戸幕府解体の過程は長く西南雄藩を中心にしての見方が支配的だったが、1980~90年代以降、幕府朝廷・朝敵諸藩に関する研究が進み、勝者側である薩長中心の王政復古史観に批判が加えられ、より大局的に幕末を考える視点へと研究の主軸が移ってきた。 その中で非常に重視されるようになった幕末の勢力に一橋慶喜・会津松平容保・桑名松平定敬による「一会桑」がある。近年... 続きを読む