日本史上唯一の革命家とは…　大澤真幸さんの論考に注目：朝日新聞デジタル

2016/11/22 90 users 論考 朝廷 大澤真幸さん 我が国固有 織田信長

日本には西洋のような「革命」はないとされてきた。しかし、織田信長でさえ正面から対決しなかった朝廷との戦争を制し、我が国固有の法を定めた男がいた。彼こそが「日本史上唯一、成功した革命家」とする論考が、注目を集めている。 発表したのは社会学者の大澤真幸（まさち）さん（５８）。 大澤さんは「革命」の定義を、「社会の根本的な変革が、当の社会のメンバーによって意図的に引き起こされること」と規定。大化改新や明... 続きを読む

〈総選挙 私はこう見る〉「オムレツができてから卵を割ろうとする者たち」 大澤真幸 | THE PAGE（ザ・ページ）

2014/12/08 219 users アフロ オムレツ 西洋 史上 手段

［イメージ］「政治家とは、必要なときに卵を割ることを引き受ける者のことである」大澤真幸（アフロ） 政治家とは、必要なときに卵を割ることを引き受ける者のことである。「オムレツを作るには、誰かが卵を割らなくてはならない」は、「大事」を為し遂げるには、不人気だが必要な手段をとる人がいなくてはならない、ということを意味する西洋の諺である。今回の総選挙は、間違いなく、史上最低の投票率になるだろう。その原因は... 続きを読む

桐島、部活やめるってよ　[著]朝井リョウ - 大澤真幸(社会学者) - 本の達人 | BOOK.asahi.com：朝日新聞社の書評サイト

2012/09/28 94 users 朝日新聞社 朝井リョウ 桐島 リベロ 部活

■「学校」に象徴される「閉塞世界」からの救済 　　 　田舎の高校のバレーボール部の優れたリベロで、キャプテンでもあった桐島が、突然、理由も告げず、部活をやめると言い出した。そのことが、桐島本人にではなく、他の生徒たちの心境や生活に、直接・間接の影響を与えていく。桐島が部活をやめたという事実に端を発する現実の変容を、６人の別々の生徒の視点から描いたのがこの小説である。 　桐島と深く直接の関係をもって... 続きを読む

希望難民ご一行様－ピースボートと「承認の共同体」幻想　[著]古市憲寿、本田由紀 - 大澤真幸(社会学者) - 本の達人 - 電子書籍 - BOOK asahi.com：朝日新聞社の書評サイト

2012/03/09 57 users 朝日新聞社 古市憲寿 本田由紀 達人 幻想

■「何を」あきらめればよいのか、を問う 　　 　現在、急激に注目を集めつつある若手社会学者・古市憲寿氏の最初の著作である。一言で特徴づければ、ピースボートへの参与観察をもとにした若者論ということになる。 　まず、単純に、ピースボートの実情を知るだけでも抜群におもしろい。たとえば私は、ピースボートというのは世界平和とか、差別とかといったことに熱い関心をもっている人が参加するのかと思っていたが、必ずし... 続きを読む