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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users『正訳源氏物語 本文対照 第1冊』訳者・中野幸一氏インタビュー│図書新聞│オンライン書店e-hon
今後50年出てこない仕事 国民文学である『源氏物語』を広く、正しく知ってほしい 中野幸一氏インタビュー ■勉誠出版から刊行されていた『正訳 源氏物語 本文対照』が、このたび全10冊で完結した。本書並びに『源氏物語』をめぐって、訳者の中野幸一氏に話をうかがった。(7月7日、東京・神田神保町にて。聞き手・村田優〔本紙編集〕) ■語りの姿勢を重視 ――2012年からおよそ3年をかけて『源氏物語』の現代語... 続きを読む
断片的なものの社会学 | 岸政彦 | 評者◆大矢靖之(紀伊國屋書店新宿本店)|図書新聞
■『断片的なものの社会学』(以後、『断片』と略す)は、分析も解釈もできない、ありきたりな、たわいもないような事柄について語られ続ける本だ。全裸のおじさんとの出会い、女性の背後をつける若者など、人々の小さなエピソードが魅惑的に語られていく(街を生きる「普通の人々」へのインタビュー集となる前著『街の人生』と相補的な著作といえる)。『断片』を読む人は、エッセイとも、ノンフィクションともいえないような独特... 続きを読む
京都の有名書店はなぜ閉店に追い込まれたのか──書店の永遠のテーマ「棚と経営」を考える② 評者◆パルナ書房・久野敦史|図書新聞
▼京都のJR丹波口駅前の書店・パルナ書房が4月25日に閉店した。出版業界では「時代小説のパルナ書房」として名が通った同店がなぜ閉店することになったのか。代表取締役の久野敦史氏は、日本のマクロ的な社会状況の変化やインターネットの普及、近代家族という問題が相まって閉店という「決断」を余儀なくされたと言う。その話を聞く一方で、書店が抱える永遠のテーマ「棚と経営」という問題も改めて浮き彫りになった。ここで... 続きを読む
小島慶子の戦略的「ますらおぶり」について - 評者◆トミヤマユキコ|図書新聞
▲【こじま・けいこ】1972年生まれ。元TBSアナウンサー。オーストラリア生まれで、シンガポールや香港に住んでいたこともある。2010年6月末にTBSを退社してからは「ラジオパーソナリティ」を名乗る。「小島慶子キラ☆キラ」(TBSラジオ)は、ビビる大木、神足裕司、宇多丸(RHYMESTER)、ピエール瀧(電気グルーヴ)、水道橋博士(浅草キッド)が日替わりで登場する「サブカル男子まつり」状態が好評を... 続きを読む