偽装離婚した私から次世代のあなたへ　社会変えるバトンを渡していく：朝日新聞デジタル

2023/04/01 9 users 偽装 旧姓併記 朝日新聞デジタル 特派員 次世代

記者コラム　「多事奏論」　編集委員・吉岡桂子　私は「偽装離婚」している。 ちょうど20年前。上海へ特派員として赴任する直前のことだ。旧姓併記が難しかった当時のパスポートでは、私は夫の姓だった。海外で重要な身分証であるパスポートと名刺などで使う「通称」の不一致は、中国では特に面倒が予想された。 取材活... 続きを読む

（記者解説）中国とデジタル協定　国際ルール化、主導権を狙う　編集委員・吉岡桂子：朝日新聞デジタル

2022/01/18 7 users 朝日新聞デジタル 主導権 ＴＰＰ 記者解説 ニュージーランド

中国は２０２１年１１月、デジタル経済連携協定（ＤＥＰＡ）への加盟を申請した。環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）に加盟を申請した直後だった。矢継ぎ早の動きには、中国が技術に強みを持つデジタル分野でルール作りに影響力を与える狙いがある。 ＤＥＰＡは、シンガポール、ニュージーランド、チリで作る協定である… 続きを読む

優れた日本人研究者、なぜ中国へ　皮肉にも待遇ではない：朝日新聞デジタル

2020/11/03 15 users 待遇 朝日新聞デジタル 中国 山中伸弥氏 人口

コラム「多事奏論」 吉岡桂子（編集委員） 遠い昔のことのようだ。 「経済規模は人口が多い国に抜かれてもいい。科学技術力は、アジアで圧倒的な1番を続け、中国やインドなどアジアの本当に優秀な研究者が、日本に学びに来るような状況になるのが望ましい」 京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥氏の発言である。中国が経... 続きを読む

医師が死んで記者が消えた　ウソ続けるのは中国だけか [新型肺炎・コロナウイルス]：朝日新聞デジタル

2020/02/22 8 users コロナウイルス 湖北省武漢市 新型肺炎 デマ 当局

多事奏論・吉岡桂子 ひとりの医師が死んだ。 湖北省武漢市の病院で働く李文亮さん（33）は、隔離された患者の存在を昨年末にSNSで伝えた。「デマ」と当局から批判されたまま、コロナウイルスに感染して亡くなった。「健全な社会の声は一つであるべきではない」という言葉を残して。 ひとりの記者が消えた。 武漢市に高速... 続きを読む

未来をかけた“戦場”と化した香港で起きている事 - 吉岡桂子｜論座 - 朝日新聞社の言論サイト

2019/11/23 5 users 催涙弾 火炎瓶 朝日新聞社 オムニバス映画 区議会議員

国際金融都市の香港が、自らの未来をかけた“戦場”と化している。街中を催涙弾と火炎瓶が飛び交い、24日に予定される区議会議員の選挙が、かつてない注目を集める。中国の影響力が強まっていく香港の将来像を描いたオムニバス映画『十年』の“世界”を、現実が早送りで追い越していくようだ。4年前に上映され、話題を呼んだ... 続きを読む

「眠れる通貨」じわり国際化　人民元の貿易決済、急増 （朝日新聞デジタル） - Yahoo!ニュース

2013/09/03 14 users 急増 通貨 人民元 朝日新聞デジタル 貿易決済

【編集委員・吉岡桂子】中国の通貨、人民元を貿易の支払いに使う動きが急増している。中国人民銀行によると、２０１３年１〜６月で前年同時期より６４％増の２兆５００億元（約３３兆円）と半年ベースで過去最高に達した。米ドルへの依存度を減らそうと、中国政府が２０カ国・地域と通貨スワップ（交換）協定を結ぶなど、人民元を流通しやすくしているためだ。 中国の貿易総額に占める人民元を使った貿易決済の割合も、１〜６月は... 続きを読む

朝日新聞デジタル：中国、鉄道省を解体へ　巨大な利権持つ「独立王国」 - 国際

2013/03/12 12 users 利権 解体 朝日新聞デジタル 全人代 鉄道省

全人代で示された機構改革案で解体が決まった鉄道省前には、記念撮影する人たちが集まった＝１０日、北京、山本壮一郎撮影 　【北京＝吉岡桂子】６４年の歴史を持つ中国の鉄道省が廃止される。整備計画から建設、運行、安全管理まで担い、２００万人を擁する巨大組織の解体は、習近平（シーチンピン）・新体制の改革路線を象徴する。ただ、約４０兆円規模の負債など、その行く手には難題が山積している。 　「『鉄老大』を市場の... 続きを読む

朝日新聞デジタル：一人っ子政策もう限界　若者減の中国、緩和を検討 - 国際

2013/02/24 55 users 一人っ子政策 緩和 一人っ子 香取啓介 朝日新聞デジタル

【北京＝吉岡桂子、香取啓介】中国共産党・政府は、３０年あまり続けてきた人口抑制の「一人っ子」政策を緩和するよう検討している。中国では、急速に増える高齢者の社会保障が整わないまま、若い働き手が減り始め、体制を支える経済成長や社会の安定を揺るがしかねないと判断したためだ。第２子の出産まで認める「二人っ子」政策へ、２０１５年前後までに転換する案が有力視されている。 　豊かになる前に老いてしまう「未富先老... 続きを読む

朝日新聞デジタル：世界の中国投資、３年ぶりの前年割れ　３．７％減 - 経済・マネー

2013/01/16 9 users マネー 朝日新聞デジタル 経済 中国投資 余力

【北京＝吉岡桂子】中国が２０１２年に世界から受け入れた直接投資は前年より３・７％少ない１１１７億２千万ドル（約９兆８千億円）で、金融危機直後の０９年以来、３年ぶりに前年を下回った。中国商務省が１６日、発表した。 　世界的な景気減速で投資の余力が落ちた外資系企業が、中国の賃金などコストの上昇や成長鈍化を受けて、対中投資に慎重になっている。 　日本から中国への投資は１６・３％増えて７３億８千万ドルだっ... 続きを読む

朝日新聞デジタル：中国都市部、濃霧で有害物質こもる　北京は「危険」水準 - 国際

2013/01/13 24 users 濃霧 北京 有害物質 水準 朝日新聞デジタル

深刻な大気汚染のなか、人民大会堂の上におぼろ月夜のように浮かぶ太陽＝１３日、北京市天安門広場、吉岡桂子撮影 　【北京＝吉岡桂子】中国の各都市で、深刻な大気汚染が続いている。車の排ガスや建設現場などから出る有害物質を含んだ濃霧がたちこめ、北京市当局は住民に外出を控えるよう呼びかけた。中国紙によると、呼吸器を痛めて病院を訪れる人が増えているという。 　北京では１２日以来、濃霧の影響で見通しが悪く、航空... 続きを読む