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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersEBook2.0 Magazine – 栗田倒産が起動した「業界」解体のシナリオ
昨年2月に拙稿「日本的出版流通解体へのカウントダウン」を掲載し、「現在の出版業界は、5年以内、あるいは売上規模1兆2,000億円、アマゾン・シェア30%あまりの水準で独立性、一体性を失い、分解を始めるだろう。」と予想した。果たして「業界」の要と言える「取次」の一角が崩れたが、その処理過程はさらに次の段階の始まりを予告するものとなるだろう。 出版金融システムの破綻 取次準大手の栗田出版販売の倒産は、... 続きを読む
児童書の国土社が民事再生申し立て 負債3億円 - ITmedia ニュース
東京商工リサーチによると、児童書・教育書を出版する国土社が7月3日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約3億円。 児童書や教員向け雑誌「数学図書」「社会教育」などを発刊。ピークの1998年8月期には売上高約11億9000万円を計上していたが、近年は出版不況や少子化の影響を受け、14年12月期の売上高は約3億円に減少していた。 15年12月期も停滞が続き、6月26日に取次準大手の栗田出... 続きを読む
EBook2.0 Magazine – 日本的出版システムの命数(1):取次の空洞化
6月26日、取次準大手の栗田出版販売が倒産した(民事再生申請)。同じ日、アマゾンは「夏の読書推進お買い得キャンペーン」で、(かつての)ベストセラーを含む110タイトルの2割引販売を開始した。再版制の下で、出版社と書店の間のインタフェースとして機能してきた取次というビジネスに何が起こっているか。 「3位、4位」の不幸と再版制の空洞化 2つのイベントの間には、もちろん直接的関係はないが、日本の再販制度... 続きを読む
取次準大手・栗田出版販売が民事再生申し立て 負債135億円 - ITmedia ニュース
帝国データバンクによると、出版取次で準大手の栗田出版販売(東京・神保町)が6月26日、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。負債総額は昨年9月末時点で134億9600万円と、出版取次の倒産では過去最大という。 1918年(大正7年)創業の老舗。雑誌を主体に幅広いジャンルを全国の書店約1800店に販売し、大手と異なり中小・零細規模書店との関係構築を重視していた。 1991年10月期には701億790... 続きを読む