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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users新年に考える〜『21世紀の資本』を読んで « マガジン航[kɔː]
posted by 仲俣暁生(マガジン航) あけましておめでとうございます。今年も「マガジン航」をよろしくお願いいたします。さっそく新年最初のエディターズ・ノートをお送りします。 今年に入って私がはじめて買った本は、トマ・ピケティの『21世紀の資本』(みすず書房)でした。すでにアメリカではベストセラーになっており、昨年12月に日本版が刊行されると国内でも大きな話題となりました。定価が5940円(本... 続きを読む
さようなら、「電子書籍」 « WIRED.jp
2013.8.2 FRI さようなら、「電子書籍」 総額20億円に上る補助金事業「緊デジ」が今年3月末で終了した。その審査委員を務めた編集者・仲俣暁生は、なぜ日本の「電子書籍」の現状を憂えているのか。そして彼が構想している「電子の本」の未来像とは……。 “Kindleの持ち方” BY Tatsuo Yamashita (CC:BY) 「著者」も「出版社」も隠されたままの最終報告 電子書籍という話題... 続きを読む
楽天koboの奇妙な書棚 « マガジン航[kɔː]
posted by 仲俣暁生(マガジン航) 7月19日に電子書籍リーダー「コボタッチ」が発売されたのと同時に、楽天koboの電子書籍ストアがオープンしました。さっそく端末を手に入れ、何冊か本を買ってみようとしたのですが、読みたい本がなかなか見つかりません。サービス開始からちょうどひと月が経ちましたが、すでに報じられている品揃えの薄さだけでなく、「書棚」のジャンル分けにも大きな問題があるように感じま... 続きを読む
ブリュースター・ケール氏に聞く本の未来 « マガジン航[kɔː]
2011年9月12日 posted by 仲俣暁生(マガジン航) 「マガジン航」では、今年5月末に来日したインターネット・アーカイブのブリュースター・ケール氏に長いインタビューを行いました。これまでにもケール氏のインタビュー映像を記事で紹介したことがありますが、今回の取材ではこれまであまり知ることのできなかった、ケール氏の素顔の部分までを聞き出すことができました。 ハッカー精神をもったライブラリア... 続きを読む
本屋の未来と電子書籍の微妙な関係 « マガジン航[kɔː]
posted by 仲俣暁生(マガジン航) 先月の終わりに東京・新宿で行われた《ベテラン翻訳家が語る「電子出版への道はどちらか?」シンポジウム》を聞いてきました。このイベントの告知記事(翻訳家が電子出版について語るイベント)でも紹介されているとおり、ブルース・スターリングの翻訳などで知られる小川隆氏による、アメリカの電子出版事情の解説が中心的な話題でした。 左から小川隆氏、大森望氏、日暮雅通氏。 ... 続きを読む
新潮社の「電子書籍基本宣言」に思うこと « マガジン航[kɔː]
posted by 仲俣暁生(マガジン航) これから紙の本とデジタルの本とは、どういう関係になるのか。その問題を考えるにあたって格好のたたき台となりそうな「基本宣言」が、新潮社のウェブサイトに公開されています。4月28日にオープンした新潮社の電子書籍ポータルサイト「Shincho Live!」の「新潮社電子書籍基本宣言」がそれです。 まず、その全文を以下に引用します。 一、 電子書籍は、情報が氾濫... 続きを読む