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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users【批評の座標 第10回】溶解意志と造形意志——種村季弘と「水で書かれた物語」(後藤護)|人文書院
『ゴシックカルチャー入門』『黒人音楽史――奇想の宇宙』を著し、「暗黒批評」を掲げる批評家・後藤護が取り上げるのは、ホッケ『迷宮としての世界』やマゾッホ『毛皮を着たヴィーナス』の邦訳で名高いドイツ文学者・評論家の種村季弘。ゴシック、バロック、マニエリスムをキーワードに黒人音楽からサブカルチャーまで縦... 続きを読む
日本ぢゅうがわたしのレベルに落ちたら…(『布団の中から蜂起せよ』読書メモ:追記) - 道徳的動物日記
布団の中から蜂起せよ: アナーカ・フェミニズムのための断章 作者:高島 鈴 人文書院 Amazon 表題にもなっている、第4章の「布団の中から蜂起せよーー新自由主義と通俗道徳」から引用。著者(高島)が博士後期課程に進学した直後に鬱病になった、というくだり。 本当に博士後期課程最初の一年間、私はほとんど何もしなか... 続きを読む
人文書じゃなくてファンブック(読書メモ:『布団の中から蜂起せよ:アナーカ・フェミニズムのための断章』) - 道徳的動物日記
布団の中から蜂起せよ: アナーカ・フェミニズムのための断章 作者:高島 鈴 人文書院 Amazon まず先に書いておくと、わたしは著者(高島)に対してよい印象を持っていない。というか、明確に嫌いである。 嫌いな理由のひとつは…なんか知らんうちにTwitterでブロックされていたのもきっかけではあるけれど…オンラインで読... 続きを読む
霊術からサルトルへ 京の土蔵に封印された老舗出版社の“裏歴史” | 毎日新聞
1966年、人文書院と慶応大の共同招へいで来日したサルトル(中央左)とボーボワール(中央右)。奈良の観光に、人文書院2代目社長、渡辺睦久(左端)と翻訳者の朝吹登水子(右端)が同行している=人文書院提供 戦後、日本に実存主義ブームを巻き起こした出版社の源流は霊術団体だった――。フランスの哲学者サルトルの全... 続きを読む
現代社会の最重要概念「インターセクショナリティ」をご存知ですか?(下地 ローレンス吉孝) @gendai_biz
近頃、耳にする機会が少しずつ増えてきた「インターセクショナリティ(Intersectionality)」という言葉(日本語では交差、交差性、交差点性などとも訳される)。 11月末にその言葉を冠する日本では初めての翻訳書『インターセクショナリティ』(パトリシア・ヒル・コリンズ、スルマ・ビルゲ、小原理乃訳、人文書院)が... 続きを読む
原武史 on Twitter: "またNHKが「独自」と称して宮内庁長官田島道治が昭和天皇の肉声をメモしていていた膨大なメモが見つかったとするニュースを長々と流していたが、今日のニュースを見る
またNHKが「独自」と称して宮内庁長官田島道治が昭和天皇の肉声をメモしていていた膨大なメモが見つかったとするニュースを長々と流していたが、今日のニュースを見る限り、加藤恭子『昭和天皇と田島道治と吉田茂』(人文書院、2006年)ですでに明かされたこと以上の発見はほとんどなかった。 続きを読む
[寄稿]『原発事故後の子ども保養支援』著者・疋田香澄氏 - 株式会社 人文書院
科学と人権に誠実であること この年末年始は、科学と人権、科学と政治の関係についてネット上で盛んな議論が行われた。きっかけは、福島県伊達市の住民個人被ばく線量(ガラスバッジによる測定)のデータをもとに書かれた論文で、本人の同意のないままデータが使われたという住民申し立てだった。それを受け、東京大学は... 続きを読む
[寄稿]『原発事故後の子ども保養支援』著者・疋田香澄氏 - 株式会社 人文書院
科学と人権に誠実であること この年末年始は、科学と人権、科学と政治の関係についてネット上で盛んな議論が行われた。きっかけは、福島県伊達市の住民個人被ばく線量(ガラスバッジによる測定)のデータをもとに書かれた論文で、本人の同意のないままデータが使われたという住民申し立てだった。それを受け、東京大学は... 続きを読む
プロトコル 脱中心化以後のコントロールはいかに作動するのか / アレクサンダー・R・ギャロウェイ(人文書院)現代社会の技術仕様書 いかに自由の新たな空間を創出できるか|書評
現代社会の技術仕様書というべき労作である。二〇世紀の終盤にミシェル・フーコーとジル・ドゥルーズが青写真を描き、今世紀初頭にアントニオ・ネグリとマイケル・ハートがグローバルに展開した現代社会論を、それを可能としているテクノロジーの側面から補完する。 フーコーとドゥルーズは近代社会を総体的に見通すための貴重な着想を残した。一八世紀以降のヨーロッパ社会は、そこで働く権力の作動形式という観点から、君主=主... 続きを読む
韓国で日本のテレビ番組はどう見られているのか - 株式会社 人文書院
まえがき 第一章 韓国のテレビ放送 地上波放送の誕生と停滞/ニューメディア、次々登場/ 今日の地上波放送/多チャンネルメディアの活性化/ テレビ放送市場の規模と特性/放送番組に対する独特な規制/ 一日のテレビ放送と人気番組 第二章 日本のテレビ番組に対する規制 反日感情と日本文化排除/日本大衆文化=低質文化/ 放送される番組と放送されない番組/NHK衛星放送の衝撃/ 原則規制と実質開放/開放をめぐ... 続きを読む
山田奨治『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』 - 社会時評/書評
最近著作権法と政治過程についてエントリを書くことが多かった。本書はまさにこのテーマについて書いている本であり、ぜひとも広く読まれるべき本だと思ったので、参考までに読書メモを載せておきたい。山田奨治『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』(2011)人文書院 ★★★★★著者の山田氏は総合研究大学院大学教授。専門は情報学とのこと。筑波大の医科学研究修了で京大の工学博士とのこと。よく分からないが法学者で... 続きを読む
「知財立国」よりソフトパワー - 『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』 : アゴラ - ライブドアブログ
「知財立国」よりソフトパワー - 『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』 / 記事一覧 日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか 著者:山田 奨治 販売元:人文書院 (2011-09-15) ★★★★☆ しかし日本の産業競争力が高まった形跡はなく、著作権侵害の件数も減っていない。もっとも顕著な効果は、法的な紛争の増加である。ダウンロードの違法化やB-CAS、まねきTVなどのクラウド型サービスの違法化... 続きを読む