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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersレトロゲーム万里を往く その138 キングオブキングス: 不倒城
めっっっちゃ面白かったんです。 「家庭用ゲームにおける戦術級ウォーシミュレーションの系譜」というのは、追っかけてみると割と面白いテーマです。ネクタリスとか戦闘国家とかアースライトとかファミコンウォーズとか、ああいうのですよね。 話をファミコンに限定すると、おそらく「ボコスカウォーズ(1985 アスキー)」が戦術ウォーシミュレーションの草分けに近いと思うんですが、勿論1987年11月には「ガチャポン... 続きを読む
レトロゲーム万里を行く その129 ティンクルスタースプライツ: 不倒城
「シュミット使いです」って言うと大体「なんで?」と聞かれます(人気投票で ぶっちぎり最下位 だったらしい)。俺は単に高速機が好きなだけなんだ…! 歴史の話から始めさせてください。 かつて、ADKというゲームメーカーがありました。旧称はアルファ電子工業。1980年設立のアーケードゲームメーカーです。 他の多くのゲームメーカーと同じく、ADKもまた、ユーザーに対して様々な「顔」を見せたメーカーでした。... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その127 聖剣伝説 LEGEND OF MANA: 不倒城
さあ、歌おう。声の限りに、Song of manaを。 以下、かなりの長文ですので、忙しい人は画面をスクロールして最後の3行だけ読んでください。デカい字で書いてあるので目立つ筈です。 プレイステーションというハードが1994年に世に出てから、もう21年が過ぎました。ファミコンが出たのが83年ですので、実は「ファミコン→プレイステーション」の時間的距離よりも、「プレイステーション→現在」の時間的距離... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その126 ミネルバトンサーガ: 不倒城
ファミコンにおける「RPG」って何だったんでしょう、という、結構大きな話から始まるわけです。 もちろん、コンピューターゲームにおける「RPG」とは、当初は「D&Dをコンピューターの世界に持ち込んだもの」でした。最初、メインフレームで動いていた幾つかのダンジョン型ゲームは、やがて「Ultima」や「Wizardry」「Rogue」になって世界中のパソコンユーザーたちに知れ渡るようになりました。 そし... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その125 バルーンファイト: 不倒城
ファミコンで「ドッグファイト」を表現した、最初のゲームなんじゃないか、と私は思うのです。 1983年~1985年あたりのファミコン市場は、一言で言ってしまうと「任天堂と愉快な仲間たち」が形成していました。ファミコン最初期の任天堂タイトルが、一から十まで一作も漏らさず佳作・名作揃いだったこと。それ抜きで、後のファミコンの隆盛はありませんでした。 前にも書いたことがありますが、1984年後期から198... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その123 ロマンシング・サ・ガ: 不倒城
ミンサガのアイシャの恰好は、あれはなんなの?裸エプロンなの? ゲームについて語る上で役目を終えた言葉、というものが幾つかある。 私が考える、「ゲーム関連死語」の最右翼は「移植度」という言葉だ。かつて、パソコンやアーケードゲームと家庭用ゲーム機の間に、圧倒的な性能差があった頃の花形だった言葉。ファンタジーゾーンの、グラディウスIIの、アフターバーナーIIの、ストリートファイターIIの話をする時に欠か... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その118 我々はバレンヌ帝国の国家戦略に何を学ぶべきか: 不倒城
ロマサガ2の話だが、先に断っておくとヨタ話である。 今更いちいち言うまでもなく、ロマサガ2はスクエニの代表的RPGシリーズの一角であり、帝国の歴史をなぞるという広大なスケールの世界設定を背景に、高い完成度を誇った名作である。 このゲームにおいて、プレイヤーはバレンヌ帝国の「皇帝」を操り、自ら各地を巡って、帝国の敵を打ち倒したり、よそ様の内政問題に首を突っ込んで半強制的に問題を解決したり、ルドン高原... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その116 「隠れキャラ」にまつわるエトセトラ: 不倒城
「隠れキャラの歴史」みたいなものがあるような気がする。 かつて、ファミコン時代のほんの一時期。「隠れキャラ」というものがゲームのメインステージの一角を飾っていた時代があった。 通常のゲームの流れからは浮いた、おまけ要素。お話的には何の必然性もない、ボーナス要素。何の気もなくキャラクターを操作していたら、突如画面に浮かびあがる意外性。 恐らく、淵源は「ゼビウス」におけるソルやスペシャルフラッグである... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その115 「ゲーメスト」が俺に教えてくれたこと: 不倒城
・「ゲームを攻略する」「ゲームが上手くなる」というのはどういうことなのか、ということ ・ゲームには、ただ遊んで、クリアする以外にも色んな楽しみ方があるんだ、ということ ・世の中にはスコアラーという連中がおり、そしてそこは決して別世界ではなく、頑張れば自分でも入っていける世界なんだ、ということ ・銀勲章の得点は非情にもランダムであるということ ・ガレッガの連射ボタンは致死性の罠以外の何物でもないとい... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その114 Dr.ワイリーとDr.ライトはどちらが有能なのか: 不倒城
ファミコン版ロックマンのお話。主に1及び2を元にした話であって、近年のロックマンは計算に入っていないのでご承知おき頂きたい。 まず考えなくてはいけないのは、「Dr.ライトの設計思想がよく分からない」という問題である。 ロックマン1において、中ボスになるのは「Dr.ライトが開発したが、Dr.ワイリーによって暴走してしまった工業用ロボット」である。そのストーリーや登場キャラクターについては、「げーむの... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その113 ストリートファイターII: 不倒城
最初はガードすらろくに出来なかった。それで十分、十分過ぎる程面白かった。 そのゲームは、ゲーセンの一角に唐突に出現し、出現するなりギャラリーを集めまくった。物凄くでかいキャラが、物凄く派手なアクションと共に殴り、蹴り、ジャンプする、そのビジュアルは確かにギャラリーを集めるに十分なインパクトを有していた。 そして、程なくそのゲームは、そのインパクトからすら想像出来ない「深さ」を備えたゲームだというこ... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その109 19XX -THE WAR AGAINST DESTINY-: 不倒城
俺、19XXが家庭用に移植されたら、地元に帰って小さなお店を開くんだ…(フラグ立て) ハード買い、という言葉がある。 家庭用ゲーム機を買う時、動機や順番は勿論人それぞれだろう。そのハードのメーカーが好きだから、スペックが凄そうだから、最新の機種だから。様々な理由が考えられるが、恐らく一番多いのは、「○○というゲームが発売予定で、そのゲームをやりたいから」という、ソフト重視の考え方だと思う。 これが... 続きを読む
レトロゲーム万里を往くその108 重装機兵ヴァルケン: 不倒城
問題 ちくしょうハーマンの検索結果:約 10,400 件 (0.32 秒) ジェイク=ブライン中尉の検索結果:約 1,360 件 (0.35 秒) 上記検索結果を見た時のジェイクの気持ちを答えよ。(配点5) 「その気になれる度」という尺度があると思う。 臨場感に近いが、もっと広いもの。なりきりやすさに近いが、もっと深いもの。ごっこ遊びで、どれだけその役に没入出来るか、という尺度。ぴったりした言葉が... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その106 「ゲームの面白さ」について考えてみる。: 不倒城
久々の万里な訳ですが、ちょっとタイトルものから離れて小ネタを書く。 「このゲームの面白いところはどこか」と言われた時、勿論それはゲームごとに千差万別、色々と違う訳なのではあるが。 突き詰めて考えると、代表的な「ゲームの面白さ」というものは、ざっくり4つくらいのグループに分類出来るのではないかなあ、という気がしている。既出かどうかは知らない。 一つは、「操作することによる楽しさ、気持ちよさ」。STG... 続きを読む
レトロゲーム万里を往く その99 ファミコン少年がゲームに夢見ていたこと: 不倒城
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