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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users3月11日以降の世界: カトラー:katolerのマーケティング言論
本コンテンツをご覧になるには、Flash Playerプラグインが必要です。FlashのWebサイトよりインストールしてください。3月11日、午後2時46分。10日前のこの時点を境に日本は大きく姿を変えてしまった。大地震と巨大津波が東北の人々を襲い未曾有の人命が失われ、同時に発生した福島第一原子力発電所における大事故は、現在も進行中であり、日本ばかりか世界中の人々をも震撼させている。この国が天災に... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論: フリーペーパー・バブルの行く末
街中を歩いていると、フリーペーパーがやたらと目につくようになった。 地下鉄の駅構内には、フリーペーパー・マガジンの専用ラックが設置され、毎週、大量のフリーペーパーが、うず高く積まれている光景を目にする。2年前にリクルートが始めた「R25」は一定のマーケットを掴んだようで、今度は女性(OL)マーケットを狙って「L25」が発刊された。 2億9357万部にのぼる紙爆弾 フリーペーパーの発行社で構成してい... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論 マス・マーケティング崩壊の足音が聞こえる
このごろメディア関係者と顔をあわせると、必ず「景気が悪い」という愚痴り大会がはじまる。 紙メディアの凋落現象については、今に始まったことではないが、現在、進行している状況がこれまで経験したことのない事態であるということが徐々にわかりはじめている。 過去にも厳しい時代はあったが、その厳しさは、バブル経済崩壊後に続いた日本経済の長い停滞など、言い訳になる比較的明確な理由があった。実際、これまでの経験則... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論: Switch off the TV! 退屈なTVなんて消しちまえ!
最近、テレビを見なくなった。 とにかく、テレビ番組自体が面白くなくなった。ドラマはいうに及ばず、視聴率がある程度読めるという理由からなのか、どこのチャンネルを回しても「情報バラエティ」というジャンルの番組がやたら多くなり、食傷気味である。以前は帰宅すると報道ステーション(古舘一郎)やニュース23(筑紫哲也)などニュース番組をリレーしながら見ていたのだが、ホリエモンのニッポン放送買収劇が世間を騒がし... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論: 細木数子のマーケティング戦略
細木数子の六星占術というものがあることは知っていたが、全く興味を持ったことはなかった。ところが、新年のあるランチミーティングで「大殺界」の話題になり、この件に詳しいWさんという妙齢の美女がいたこともあって、話が大いに盛り上がった。 六星占術でいうところの「大殺界」とは、人間の運気に12年に1度、現れる最低の時期をさす。この間は、何をやっても歯車が合わず、うまくいかないので、起業・転職や結婚、引っ越... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論: 頭の良くなる家 〜子供を勉強部屋から解放せよ〜
「頭の良くなる家」というものがあると知ったのは、このブログに何回か登場してくれている慶応大学SFCの渡邊朗子助教授の話からだった。渡邊先生は、建築とITの融合領域でユニークな研究活動を展開されている気鋭の学者であり建築家だが、その研究テーマにITによって空間を知能化する「スマートスペース(知能化された建築空間)」という考え方がある。「頭の良くなる家」というコンセプトは、それと似かよっているようにも... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論: 万国のニート、フリーターたちよ、団結せよ!
前回のエントリー記事「パリが燃えている」の中で、日本のニートやフリーターが、今回のフランスの暴動のような集団行動を引き起こす可能性について言及したところ、ひろさんからは、「阪神淡路大震災の時には、比較的平穏だった」ことから「(日本の状況について)もっと、自信を持ったほうがよいのでは?」という意見や、武井さんからも「ニートやフリーターは山谷や愛麟地区の予備軍としての存在ではない」という指摘をいただい... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論: iPod nano の登場とスマイル・カーブが意味する日本産業の未来
先週、銀座のアップルストアでi Pod nano4ギガ(27,800円)を買い求めた。 その軽さ(42g)と薄さ(6.9mm)、高性能に驚かされた。フラッシュメモリーを採用し、私が購入した4ギガタイプでは、1000曲が収まってしまう。音楽のヘビーリスナーでもない私の場合、家にある100枚程度のCDなら、この42グラムの中に全て収まってしまうことだろう。 ネット上やデジタルグッズの情報誌などにもna... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論: 女王の教室と郵政民営化の隠された関係
日テレ系のドラマで天海祐希が女性教師役で主演する「女王の教室」の最終回が先週末放映された。帰宅が不規則なので、ドラマを見ることはほとんどないのだが、これだけは毎週欠かさず見ていた。視聴率も好調だったようで、平均で15%を超えていたという。 だが、番組放映当初から、天海祐希が扮する「阿久津真矢」という女性教師のキャラクター設定に対して視聴者から苦情が寄せられ、番組スポンサーが提供名の表示を一時とりや... 続きを読む
カトラー:katolerのマーケティング言論: ライブドアvsフジテレビに見るフジサンケイグループの蹉跌
ライブドアvsフジテレビの抗争劇で、フジサンケイグループ側はTOBを仕掛けられている立場として報道されるばかりで、大マスコミグループとして抱えているメディア事業者としての問題点についてほとんど言及されていない。先のエントリー記事においても述べたように、今回の騒動を通じて問われているのは、むしろフジサンケイグループ側の成長戦略である。 フジサンケイグループが、フジテレビ、産経新聞を中核にニッポン放送... 続きを読む