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タグ バッタもん日記

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ドキッ! 死体だらけの平安京! ポロリもあるよ! ―命の重さの日本史― - バッタもん日記

2019/10/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 2751 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ポロリ 平安京 一進一退 日本史 人類

はじめに 私はノーテンキな進歩主義者です。人類は少しずつ、一進一退を繰り返しながらも精神面で進歩し続けていると固く信じています。その根拠の一つは、街中で歩きたばこや立小便や痰吐きなどの下品な行為を見かけることが減った、というような日常の些細な感覚です。そして最大の根拠は、「命が大事にされるようにな... 続きを読む

おじいさんは山へしばかりに −日本における森林の利用と破壊の歴史− その1 概略 - バッタもん日記

2015/09/04 このエントリーをはてなブックマークに追加 452 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 芝刈り 概略 昔話 森林 冒頭

おじいさんは山へしばかれに行きました。おじいさんはドMでした。 1.はじめに昔話の「桃太郎」の冒頭は、「おじいさんは山へしばかりに行きました」で始まることが一般的です。では、この「しばかり」とは何を意味するのか。このネタは森林学の書籍を読むと、高い確率で出てきます。 現代の日本に生きる我々の感覚としては、「芝刈り」が容易に想像できると思います。しかし、正解は「柴刈り」です。「芝」と「柴」はどう違う... 続きを読む

日本農薬学会大会特別講演「ネオニコチノイド系農薬の使用規制でミツバチを救えるか」レビュー - バッタもん日記

2015/03/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 119 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ミツバチ ネオニコチノイド系農薬 紛争 規制 帰属

昨日(3/20)、玉川大学にて開催された、日本農薬学会第40回大会に参加しました。目的は、同大学ミツバチ科学研究センター所属の中村純教授によるネオニコチノイド農薬の規制に関する講演です。非常に重要な内容だと思いますので、レビュー記事を書く次第です。 東京都と神奈川県の間で帰属を巡って紛争が絶えないとの噂がある地、町田市。 この大学はミツバチの研究に関して日本一です。今回の講演の会場としては最適でし... 続きを読む

STAP細胞騒動に関する愚見 - バッタもん日記

2014/11/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 180 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip STAP細胞騒動

1.はじめにSTAP細胞を巡る騒動は未だに続いています。今回は、この一連の騒動に関する私見を述べます。もっとも、私は分子生物学に関しては専門外ですので、あくまで科学の世界のルールという観点から考察します。博士課程ドロップアウト者で、論文を日本語・英語で計2報しか掲載できなかった私にその資格があるかどうかはわかりませんが。 ちなみに、論文のテーマはどちらも牛のうんこです(本当)。学会発表は口頭・ポス... 続きを読む

「かびんのつま」というダメな漫画 - バッタもん日記

2014/08/03 このエントリーをはてなブックマークに追加 108 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip カヒン スペリオール つま 単行本 化学物質過敏症

1.はじめに このブログでは、今年の1月に「かびんのつま」という化学物質過敏症を取り上げた漫画を批判しました。今回の記事はその拡大発展版です。単行本が4月末(1巻)と7月末(2巻)に刊行されましたので、まとめて読むことができました。 同作品は小学館の漫画雑誌、「ビッグコミック スペリオール」に連載されており、作者はあきやまひできという人物です。あきやま氏が化学物質過敏症の患者である妻を支える姿がノ... 続きを読む

ヒガンバナに見る「和食」の貧しさ−伝統の捏造− - バッタもん日記

2014/06/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 278 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ユネスコ ヒガンバナ 無形文化遺産 定義 捏造

1.はじめに 昨年12月に、「和食」がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されました。 私個人は、この件に関して複雑な印象を抱いております。日本の食文化が世界的に評価されたことは喜ぶべきだと思いますが、この件が一部の偏狭な「和食原理主義者」や「食の排外主義者」に利用される可能性があるからです。 「和食」は「伝統的な日本の食文化」であると定義されていますが、これは非常に曖昧な定義... 続きを読む

ちきりん氏のお粗末な科学教育論 続その1 華麗なる自爆 - バッタもん日記

2014/03/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 156 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 反響 自爆 批判 同氏 再度

1.はじめに 先日のちきりん氏に対する批判記事は大きな反響を得ました。嬉しい限りです。 同氏がまた何やらブログで珍妙なことを書いていたようなので、再度批判したいと思います。前回全く興味がないと書いておきながら、批判を続ける私はツンデレなのでしょうか。「か、勘違いしないでよね! 科学を愛する者として科学を冒涜する者を許せないだけなんだからね!」 2.気付いていないだけ 本日(3/2)にちきりん氏が更... 続きを読む

ちきりん氏のお粗末な科学教育論 - バッタもん日記

2014/02/25 このエントリーをはてなブックマークに追加 855 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ちきりん氏 科学教育論 Chikirin せいぜい きりん氏

1.はじめに 私はちきりん氏という人物に全く興味がありません。せいぜい、「安っぽい人生訓を勿体ぶって切り売りしているだけの自己啓発屋」という程度の理解しかしていません。 そのちきりん氏がブログで科学教育について何やら語っていました。 下から7割の人のための理科&算数教育(Chikirinの日記) これを呼んで大いに呆れたので、批判してみたいと思います。 2.子供の可能性を狭めるな ちきりん氏は自身... 続きを読む

実は環境にも人間にも優しかった現代文明 −物は言いよう− - バッタもん日記

2013/11/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 225 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 現代文明 一昨年 肥料 農薬 象徴

現代文明は人間にも環境にも優しくないと信じる人は多いようです。一昨年の原発事故を「人間にも環境にも優しくない現代文明の象徴」として捉え、現代文明を嫌う方がさらに増えたように感じます。今回は、現代文明は本当に環境及び人間に優しくないのかを考えてみたいと思います。 現代農業は環境に優しい現代農業はとにかく批判されます。生産量増加・経済効率の追求のために農薬や肥料を大量に投入し、環境を汚染していると。こ... 続きを読む

ガジェット通信からの寄稿依頼を拒絶します - バッタもん日記

2013/07/31 このエントリーをはてなブックマークに追加 157 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ガジェット通信 寄稿依頼 安物 リンゴ 無名ブロガー

先日のブログ記事『「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない−」』に対して、ガジェット通信編集部より寄稿依頼が来ました。 実は、当ブログへの同編集部からの依頼はこれで三回目です。一回目は「疑似科学が教育現場に入り込む理由」で、二回目は『「奇跡のリンゴ」という幻想 −安物の感動はいらない−』が対象でした。 無名ブロガーとしては、有名メディアから依頼を受けるのは光栄なことであり、知名度向上... 続きを読む

「奇跡のリンゴ」という幻想 −無肥料農法は長続きしない− - バッタもん日記

2013/07/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 376 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip リンゴ 幻想 奇跡 農学 窒素

引き続き、「奇跡のリンゴ」に対する批判を行います。我ながらよく飽きもせずに書き続けられるなぁ、と思いますが、一年以上温め続けたネタなので、いくらでも書けそうです。もう少し続けます。このシリーズの執筆は、私自身の農学のいい勉強になっております。 1.はじめに 「奇跡のリンゴ」は、農薬を使わないことに加えて、肥料を使わないことも売り文句となっております。厳密にはマメ科作物を植えて土壌に窒素を供給してい... 続きを読む

「奇跡のリンゴ」という幻想 −感動ではなく数字を− - バッタもん日記

2013/06/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 128 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip リンゴ 反響 幻想 農業 関心

1.はじめに 前回の記事は予想以上の反響を得ました。「奇跡のリンゴ」に対する関心の高さがうかがえます。今回も引き続き、「奇跡のリンゴ」の問題点を考えたいと思います。前回同様タイトルが全てですが。 なぜ私はこの物語が感動を強調していることを問題視するのか。 理由は簡単です。感動している人間は思考力が落ちて大事なことを色々と見落とし、判断を誤るからです。この物語に感動している方に、日本の農業の問題につ... 続きを読む

「奇跡のリンゴ」という幻想 −安物の感動はいらない− - バッタもん日記

2013/06/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 370 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 安物 木村秋則 リンゴ 幻想 リンゴ農家

1.はじめに 昨日、「奇跡のリンゴ」という映画が公開されました。「無農薬無肥料栽培でのリンゴの栽培に成功した」と自称している、木村秋則という青森県のリンゴ農家の物語です。 その影響か、私のブログ記事にコメントが集まっております。1年以上前の記事だというのに。 この作品に対して言いたいことは山のようにあります。私に限らず、既に様々な方が疑問を呈しています。詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。 無農薬... 続きを読む

疑似科学が教育現場に入り込む理由 - バッタもん日記

2012/09/25 このエントリーをはてなブックマークに追加 317 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 疑似科学 教育現場 権威 理由 学会

EMが全国各地で教育現場に導入され、定着していることが大いに懸念されています。これに関連して、タイトルに記した「疑似科学が教育現場に入り込む理由」について実感したことを述べます。 先日、とある学会の大会に参加しました。よくある名前ばかりのインチキ学会ではなく、日本学術会議に登録し、数千人の会員を有する歴史と権威を持つ学会です。英語と日本語2種類の学会誌を発行しており、英文学会誌はインパクトファクタ... 続きを読む

 
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