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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users2014年公開作品ベスト10&その他 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
1. 『刺さった男』 (感想)2. 『ニード・フォー・スピード』3. 『ショート・ターム』4. 『GODZILLA』(感想)5. 『あなたを抱きしめる日まで』(感想)6. 『大統領の執事の涙』7. 『ゴーン・ガール』(感想)8. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(感想)9. 『NO』10. 『ある優しき殺人者の記録』(感想を書けなかった作品の短評を以下に)2. 『ニード・フォー・スピード』 「... 続きを読む
廃モールと冷めゆく愛「ゴーン・ガール」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
※内容に触れています。 妻:エイミー(ロザムンド・パイク)が失踪するその日の朝、夫:ニック(ベン・アフレック)が、わが町セントルイス州カーセッジを見渡すカットがある。そこでニックは、横断歩道を渡ろうとするホームレスの集団に目をやる。 ニックは妹がきりもりするバーに寄り、それから自宅に帰ると、妻の姿がない。家には争った形跡が。警察に連絡し、取調べを受けるニックは「自分のことなんかより、うちの近所はホ... 続きを読む
堕ちるも沈まない女 『ニンフォマニアック Vol.1/Vol.2』 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
映画でも小説でも、「堕ちていく女」の話は、「堕ちていく男」の話のそれより多いような気がするのは気のせいだろうか? ラース・フォン・トリアーの新作「ニンフォマニアック」はvol.1とvol.2からなる、合わせて4時間の大作である。性に奔放な女性:ジョー(シャルロット・ゲンズブール)は、酷い怪我を負った状態で道端に倒れている所を、通りがかった男:セリグマン(ステラン・スカルスガルド)に救われる。男は女... 続きを読む
2013年公開作品ベスト10&その他 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
1. 『ジャンゴ 繋がれざる者』 (感想)2. 『アウトロー』 3. 『ザ・マスター』 (感想)4. 『ウィ・アンド・アイ』 (感想)5. 『エリジウム』 (感想)6. 『ハンナ・アーレント』 7. 『デッドマン・ダウン』 8. 『ルームメイト』 9. 『ザ・フューチャー』 (感想)10. 『わたしはロランス』 1. 『ジャンゴ 繋がれざる者』 観た直後に今年のベストになるであろうな、と予想して... 続きを読む
パーレイ・ウィズ・ユー「ジャンゴ 繋がれざる者」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
クエンティン・タランティーノの映画では、よく「演じる」ということが重要なテーマとなる。デビュー作「レザボア・ドッグス」の囮捜査官しかり、「パルプ・フィクション」のギャングに八百長試合を持ちかけられて裏切るボクサーしかり、「ジャッキー・ブラウン」の主要な登場人物間で展開されるコンゲームしかり、「イングロリアス・バスターズ」のナチの饗宴に潜入するためにドイツ人のふりをするユダヤ人しかり。それぞれのキャ... 続きを読む
2012年公開作品&その他 ベスト10 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
1. 『ル・アーヴルの靴みがき』 (twilog)2. 『ファミリー・ツリー』 (twilog)3. 『捜査官X』(twilog)4. 『預言者』 (感想)5. 『バーク アンド ヘア』(twilog)6. 『テイク・シェルター』(twilog)7. 『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』 (twilog)8. 『007 スカイフォール』9. 『声をかくす人』 (twilog)10. 『アベ... 続きを読む
郊外映画としての「ツリー・オブ・ライフ」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
テレンス・マリックという人は、その数少ないフィルモグラフィーの中で、決して単純な映画を撮る人ではないけど、未整理のプロダクツを観客に丸投げしてしまうような人でもない、と思っていた。「地獄の逃避行」も「天国の日々」も「シン・レッド・ライン」も「ニューワールド」も、どれも内省的な作品ではあるが、作家の独りよがりのようなものは感じたことはあまりなかった。しかし、マリックの最新作「ツリー・オブ・ライフ」は... 続きを読む
フロム・LA・トゥ・シブヤシモキタ「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
話題の人、バンクシーのドキュメンタリー映画。というよりは、彼の取り巻きで突如として名を知られるようになった「ミスター・ブレインウォッシュ(以下MBW)」についてのドキュメントといった方が正しい。映画が終わりに近づくに連れわかってくるのだが、この「イグジット〜」という作品は、MBWという人物にまつわる面白エピソード紹介しつつも「みんな思いっきり勘違いしてるみたいだからこの辺でちゃんと言っておかないと... 続きを読む
ハイパーメリトクラシー・バレエ「ブラック・スワン」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
「くだらん呟きばかりだとフォロワーさんに言われたばかりでなんだが。ちょっと暴言吐きます。ナタリー・ポートマンちゃんは早く彼氏を作るべき。エッチしなきゃミラ・クニスやクセニア・ソロには勝てないよ。棒っ切れが滑ってるみたい。女になって表現力を身に付けて欲しい。撮影前までにガッツリとことん!これは大事。」当のナタ子はエッチどころか、本作で知り合ったフランス人振り付け師と交際→婚約→妊娠→産休に突入する前... 続きを読む
キッズはオールライトじゃない「八日目の蟬」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
愛人の子供を誘拐し、逃亡を続けた末に捕まった女。その女のことを実の母親だと信じて着いてきた子供。実の父と母の前には、他人の元で育てられた四歳の女の子が返された。原作未読。「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした」など、これでもかとセンセーショナルな売り方をしていた予告編と、映画本編では印象がまるで違っていて驚いた。予告を観たときの「いくらなんでも愛人の子供なんて欲しいか?」という単純な問いを「... 続きを読む
小さな石鹸カタカタ鳴った。「ブルーバレンタイン」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
一組の夫婦の関係が崩壊するまで一日を描いた物語。終わりへと緩やかに進行する現行パートと、二人が交際を始めたばかりの幸せだった時期がフラッシュバックで交互に描かれる。男女の関係において、決別へと向かう何かのきっかけというのは、おそらくどんなカップルにでもある。そしてそれは、往々にして別れを切り出した方が強く認識したことで崩壊へと向かい、切り出された方は豆鉄砲でも喰らった鳩のような顔でキョトンとしたり... 続きを読む
呪いじゃなくて贈り物 「ヒア アフター」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
今回は「ヒア アフター」という映画が、いかに優れた脚本構造をしているかを少々(核心には触れないようにしますが、なるべく鑑賞後のご一読が望ましいかと)。■主な登場人物(以下、wikipediaあらすじより抜粋)フランスの女性ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)。彼女は、津波にのまれた時に臨死体験を経験。その時に見た不思議な光景を忘れることができない。イギリスの少年マーカスは愛する双子の兄... 続きを読む