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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersウォールストリート日記の8年間 : ウォールストリート日記
2005年9月に投稿を開始して以来、8年が経過しました。このたび、諸事情により、一度筆を置くことにしました。開設当初より、多くの方から沢山のコメントや叱咤...2005年9月に投稿を開始して以来、8年が経過しました。このたび、諸事情により、一度筆を置くことにしました。開設当初より、多くの方から沢山のコメントや叱咤激励を頂き、それがブログを継続する原動力となって来ました。ここに、厚く御礼申し上げます... 続きを読む
「流動性逆流」実現の恐怖? : ウォールストリート日記
2013年6月の世界の金融市場は、アメリカの無期限の量的金融緩和政策「QEインフィニティ」が、2014年の中ごろにも早くも終わるかもしれない、というBer...2013年6月の世界の金融市場は、アメリカの無期限の量的金融緩和政策「QEインフィニティ」が、2014年の中ごろにも早くも終わるかもしれない、というBernanke米連邦準備理事会(FRB)議長の言葉を受けて、大きく揺れ動きました。 アメリ... 続きを読む
中国の夢、日本の希望 : ウォールストリート日記
リーマン危機の発生した2008年から、その余波に世界経済が苦しんでいた2011年頃にかけて、世界は高成長を続ける中国経済に、熱い視線を注いでいました。その...リーマン危機の発生した2008年から、その余波に世界経済が苦しんでいた2011年頃にかけて、世界は高成長を続ける中国経済に、熱い視線を注いでいました。その頃には当ブログでも、ニューヨークの金融街において、日本への関心がいかに低下しているかと... 続きを読む
日本人はウォールストリートで活躍できない? : ウォールストリート日記
しばらく時間が開いてしまいましたが、久しぶりにキャリアネタを一つ書いてみたいと思います。現在ニューヨークをベースに活躍している日本人の元同僚・先輩が、先日...しばらく時間が開いてしまいましたが、久しぶりにキャリアネタを一つ書いてみたいと思います。 現在ニューヨークをベースに活躍している日本人の元同僚・先輩が、先日、興味深い指摘をしていました。それは、「日本人が経営している在米のスタートアップで、... 続きを読む
日本は本当に変わるのか? : ウォールストリート日記
2013年に入り、アベノミクス効果によって一層の円安が進行し、株式市場は好調を呈しています。市場全体では、日経平均株価(Nikkei225)は年初来+8%...2013年に入り、アベノミクス効果によって一層の円安が進行し、株式市場は好調を呈しています。市場全体では、日経平均株価(Nikkei 225)は年初来+8%程度で、アメリカやイギリスの主要指標とあまり変わりません。しかし、例えばトヨタが2割... 続きを読む
アベノミクスは日本を救う? : ウォールストリート日記
2012年は年末にかけて、世界の三大経済大国で、事実上の政権移譲が行われました。アメリカではオバマ大統領が無難に再選を果たし、中国では習近平(XiJinp...2012年は年末にかけて、世界の三大経済大国で、事実上の政権移譲が行われました。アメリカではオバマ大統領が無難に再選を果たし、中国では習近平(Xi Jinping、习近平)氏が予想通り共産党総書記に選ばれ、そして日本では、自民党が総選挙で大... 続きを読む
Who Is Xi(シー)? : ウォールストリート日記
ウォールストリートがアメリカ大統領選挙の結果を徐々に消化しつつある中、世界第二位の経済大国である中国でも、10年に一度の権力移譲が行われようとしています。...ウォールストリートがアメリカ大統領選挙の結果を徐々に消化しつつある中、世界第二位の経済大国である中国でも、10年に一度の権力移譲が行われようとしています。 現在、厳戒態勢下の北京において、中国共産党の最高意思決定機関である「全国代表大会(党... 続きを読む
中国バブル崩壊のトリガー : ウォールストリート日記
最近何日間かNYに帰り、かつて勤めた投資銀行やヘッジファンドの同僚たちと、旧交を温める機会がありました。ダウンタウンのTribecaのレストランや、郊外行...最近何日間かNYに帰り、かつて勤めた投資銀行やヘッジファンドの同僚たちと、旧交を温める機会がありました。ダウンタウンのTribecaのレストランや、郊外行き電車が発着するGrand Centralのバーなどで色々語り合っていると、やはりNY... 続きを読む
ウォールストリート日記 : 終わり無き欧州舞踏会の愚
ウォールストリートの主だった話題や関心事、業界の内情や仕事内容、日本・アジアに対する見方等についての、報道と経験に基づく所感。最近の各金融メディアの報道で明らかな通り、今週末にギリシャで開催される議会の再選挙の様子を、ウォールストリート関係者はいつになく高い関心を持って見つめています。と言うのは、その結果次第では、ユーロ通貨圏の崩壊と世界経済の心停止という、最悪の事態に陥ってしまうリスクがあるため... 続きを読む
ウォールストリート日記 : 非金融業界からバイサイド(運用会社)への転職
ウォールストリートの主だった話題や関心事、業界の内情や仕事内容、日本・アジアに対する見方等についての、報道と経験に基づく所感。当ブログを開始して比較的間もない2006年に、「キャリアの選択」というエントリーを書いたことがあります。内容は、投資銀行からヘッジファンドへの転職についてのものですが、合わせてヘッジファンド業界の説明や、投資銀行でのキャリアとどう関係しているか、という話を簡単に書きました。... 続きを読む
ウォールストリート日記 : “Wir sind die 99%!”
ウォールストリートの主だった話題や関心事、業界の内情や仕事内容、日本・アジアに対する見方等についての、報道と経験に基づく所感。中国で人々が春節を祝っている頃、スイスアルプス山中の街Davosでは、今年もWorld Economic Forum(WEF、ダボス会議)が開催されました。ここ数年WEFの話題をブログで取り上げて来ましたが、世界の関心がどこにあるのかを見極める為には、とてもよい情報源である... 続きを読む
ウォールストリート日記 : 米国債の格下げと欧米の「日本化」リスク
ウォールストリートの主だった話題や関心事、業界の内情や仕事内容、日本・アジアに対する見方等についての、一般報道と経験に基づく所感。8月に入って世界中の市場が乱高下していますが、欧米で昨今一番恐れられていることは、7月30日のEconomist誌の巻頭にあった「Turning Japanese(欧米の日本化)」であると言える気がします。今回はその話を手短に書いてみます。 今月は、現代金融史に記憶され... 続きを読む
ウォールストリート日記 : グローバル比較投資時代の日本株
ウォールストリートの主だった話題や関心事、業界の内情や仕事内容、日本・アジアに対する見方等についての、一般報道と経験に基づく所感。先日、某大手の米系資産運用会社の日本支社でセールス職をしている友人から、「今更ながら問いたいのだが、日本株が外国人投資家に評価されない理由は何か」という質問を受けました。 確かに日本株は、世界の株式市場の中でアンダーウェイト(株式市場の時価総額の割合に見合っただけの投資... 続きを読む
ウォールストリート日記 : チャイナ・リスク?
世界の金融業界の主だった動向や関心事、ウォールストリートのキャリア等に関する、報道と経験に基づく所感。コメントは批評も含めて歓迎します。ウォールストリートにとって、今までアジアのビジネス区分は、「Japan(日本)」と「Asia Ex-Japan(日本以外のアジア)」となっているのが通常でした。世界第二位の経済大国で、独特の文化に加えて言語の壁もある日本は、その他のアジアと区別されて当然、という雰... 続きを読む
ウォールストリート日記 : インターネットの「春」再来?
米国の金融業界の動向、欧米金融界の主だった関心事、ウォールストリートでのキャリア等に関する、報道と経験に基づく所感。コメントは批判的なものを含めて歓迎します。最近のインターネットIPOブームには、目を見張るものがあります。 5月19日にNYSEに上場した、プロフェッショナル・ネットワーキング・サイトのLinkedInの株価は、初値でIPO価格の$45を84%も上回る$83を付け、市場が閉まる4時ま... 続きを読む
ウォールストリート日記 : 世界的「見えざる手」は規制不能?
米国の金融業界の動向、欧米金融界の主だった関心事、ウォールストリートでのキャリア等に関する、報道と経験に基づく所感。コメントは批判的なものを含めて歓迎します。2000年代前半に「インフレ無き高成長」を実現させたと仰ぎ奉られた、元FRB議長のAlan Greenspan氏が、3月29日に英FTに対して、「Dodd-Frank fails to meet test of our times(米金融規制... 続きを読む
ウォールストリート日記 : 東日本大震災のインパクト
米国の金融業界の動向、欧米金融界の主だった関心事、ウォールストリートでのキャリア等に関する、報道と経験に基づく所感。コメントは批判的なものを含めて歓迎します。3月11日(金)に発生した東日本大震災は、津波被害の広がりや福島の原子力発電所事故の首都圏への影響拡大など、未曾有の危機に発展しています。被災者や関係者の皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。 ニューヨークでも、在米邦人や著名人がリーダーシ... 続きを読む
ウォールストリート日記 : オマハの賢人の楽観論
米国の金融業界の動向、欧米金融界の主だった関心事、ウォールストリートでのキャリア等に関する、報道と経験に基づく所感。コメントは批判的なものを含めて歓迎します。最近アメリカの機関投資家の間では、米国景気見通しの楽観論が、大いな広がりをみせているように感じます。ここ数年世界経済を牽引して来た途上国が、食料インフレで苦しむ中、着実に利益成長を遂げるアメリカ企業を目の当たりにし、「足元に魅力的な投資機会が... 続きを読む
ウォールストリート日記 : 日本の敵は「日本」?
アメリカの金融業界の動向や、キャリアに関する、報道と経験に基づく所感前回、WSJ、FT、日経新聞の記事をベースに、日本と中国のGDPが逆転し、日本経済は世界第三位に順位を下げることが確実となった、というエントリーを書きましたが、同じ週の金曜日に出たThe Economist誌の8月21日号にも、「Japan as Number Three – Watching China Whizz By (三位... 続きを読む
ウォールストリート日記 : 「Japan as No.3」
アメリカの金融業界の動向や、キャリアに関する、報道と経験に基づく所感8月に入って世界中のメディアが、中国のGDPが四半期ベースでとうとう日本を追い越した、このまま行くと、通年でも中国は世界第二位の経済大国となり、日本は60年代以来始めて、世界第三位に転落する見込みである、という記事を載せていました。 8月17日のWSJは、「Japan as Number Three」という記事を、80年代に注目を... 続きを読む
ウォールストリート日記 : ヘッジファンドと金融危機(議会証言より)
アメリカの金融業界の動向や、キャリアに関する、報道と経験に基づく所感金融危機と市場の混乱が続く11月13日、アメリカ議会が、大手ヘッジファンドのマネージャーをワシントンに召喚し、ヘッジファンドが金融市場で果たす役割についての公聴会を開催しました。 アメリカでは、議会の委員会による公聴会は頻繁に開かれ、様々な利益団体の代表者などが証言をします。しかしヘッジファンド業界の主要なプレーヤーが呼ばれること... 続きを読む
ウォールストリート日記 : ウォールストリートの歴史的1ヶ月
アメリカの金融業界の動向や、キャリアに関する、報道と経験に基づく所感2008年9月は、ウォールストリートの歴史に長く記憶される月になりました。問題が現在進行形であり、一つのエントリーにまとめるにはあまりに大きく深い内容ですが、足元の流れ、問題の根源、投資銀行の将来などについて、可能な限り簡潔に、書いてみたいと思います。 まず月初に、アメリカの住宅金融最大手、Fannie MaeとFreddie M... 続きを読む