タグ やねうらお−俺
人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 usersNHKはもっとヤラせをすべきではないか - やねうらお−俺のボカロがこんなに音痴なわけがない。
いまどきは世間でもコンプライアンスに五月蝿くて、テレビ放送でヤラせなんかしようものなら強い批判を浴びる。しかし、許される範囲のヤラせというのも現実的には存在する。 例えば、ある会社に訪問するとき、「ここが、XXXを作っているYYY会社ですねー。お邪魔しまーす」みたいな会社の玄関から入ってくるシーンがよくテレビで流れるわけであるが、あれもヤラせと言えばヤラせである。実際は、いったんその会社の担当者と... 続きを読む
ボカロ(作るところから)はじめました - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
今日からボカロを始めることにした。もちろん、ボカロを作るところからだ。ボカロを含めて音源も自作する。楽器(ハード)も自作する。音楽理論も自分で構築しなおす。自動作曲のためのプログラムも作る。そうして、やっと自分だけの音楽が完成する。とりあえず、目標はそこだ。 ■ ボカロを作るとは? 初音ミクに代表されるようなボーカロイドは、「あ」「い」「う」など、人間がそれぞれの文字を発声したものを録音しておき再... 続きを読む
将棋における適切なハンディのつけかた - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
※ 今日は、前回記事で書ききれなかった残り半分について書きます。 【前回記事】将棋における駒落ちのルールとその考察http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20140414#p1 「コンピューター将棋 vs 人間」という対局において、どんな手合いが適切なのか。コンピューター将棋の近年の進歩はめざましく、10万円未満で買えるような家庭用PCであっても、互角以上に戦える人間というの... 続きを読む
電王戦 第五局 Ponanzaの意外な弱点 - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
※ この記事は電王戦 第五局が始まる3日前に書いている。 Ponanzaが他のどのソフトより一回り強いソフトであることには誰も異存はないだろう。ノーパソで人間の強豪相手に166連勝とか凄すぎて言葉も出ない。 そんなPonanzaだが、開発者の山本君自身が「銀ばさみ」を弱点として挙げている。 https://twitter.com/kagami_tomo/status/452827971808534... 続きを読む
電王戦第三局について思うこと - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
※ いま14時。電王戦第三局の決着がついていない段階でこの記事を書いている。 YSSは序盤に時間を使わなさ過ぎる。これは電王トーナメントのときにも思っていた。開発者が自己対戦での勝率を上げるようにチューンしていくと、序盤で時間を使っても勝率は下がるのだ。この理由はいろいろあるのだが、主な要因としてソフト同士だと序盤は定跡の進行になりやすいというのがある。自己対戦だと特に、定跡を抜けたあたり(30手... 続きを読む
棋力と指し手の性質とは何か? - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
今回の電王戦第二局、いろいろお騒がせして申し訳ない。明日は、私はこのブログを通じて実況をするつもりだが、将棋ファンの方々には、やはり将棋の内容そのものに目を向けていただきたい。 今回の騒動で、差し替えによって「棋力があがること」「指し手の性質が変わること」を私が事前に知っていたかどうか(私が悪意を持って強いソフトに差し替えようとしたのか)というのを議論の争点としている人が多い。私には自分に悪意がな... 続きを読む
やねうら王のPVの件 - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
電王戦第2局「やねうら王」の修正対応についてhttp://blog.nicovideo.jp/niconews/ni045018.html // かきかけ コメントは今日のコメント欄にどうぞ。ツイートする 続きを読む
「捨て駒」がなんだかわかってない奴、多杉 - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
今日は『将棋世界』の取材があるのだが、将棋のこと考えていたら寝れないので将棋について日頃思っていることをぶちまけてみる。 もう何度目にしたかわからないのだが、小説やドラマでよく「捨て駒のように俺を粗末に扱いやがって」みたいな表現が出てくるのだが、これが将棋指しから見ると極めておかしい、誤った表現である。将棋について理解のない人にとって「捨て駒」とはそういう認識なのだろうが…。今回はこのことについて... 続きを読む
「捨て駒」がなんだかわかってない奴、多杉 - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
今日は『将棋世界』の取材があるのだが、将棋のこと考えていたら寝れないので将棋について日頃思っていることをぶちまけてみる。 もう何度目にしたかわからないのだが、小説やドラマでよく「捨て駒のように俺を粗末に扱いやがって」みたいな表現が出てくるのだが、これが将棋指しから見ると極めておかしい、誤った表現である。将棋について理解のない人にとって「捨て駒」とはそういう認識なのだろうが…。今回はこのことについて... 続きを読む
天才になるために気をつけるべき3つのこと - やねうらお−俺のやねうら王がこんなに弱いわけがない。 (第2期)
お正月からいきなり何を言いだすのかという感じですが、ちょっと天才になるためのアドバイス的なものを機械学習の観点から書いてみたいと思ったんですよ。 そもそも天才とは何なのか。人間の脳って生物学的には同じ仕組みで学習しているわけですから、学習アルゴリズムに個体差はないと思うんです。しかし学習の早いとか遅いとかはあるわけです。 これは脳のなかでシナプスが形成される速度に個体差があるからだと思うのですが、... 続きを読む
ドワンゴの川上会長との対談その後 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
ドワンゴの川上会長と私との対談記事が公開された。当日、緊張のあまり、うまくしゃべれていなかった私であるが、4Gamerの神編集によって素晴らしい対談記事へと昇華しており、twitterでの言及数はこの対談シリーズのなかで現時点ですでに過去最多を記録している。是非、ご覧いただきたい。 電王戦,なんで勝てたんですか?――「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第15回は,「BM98」を開発した伝説的な... 続きを読む
ドワンゴの川上会長に聞くべきだった『経営はなぜクソゲーなのか?』 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
昨日、ドワンゴの川上会長と2時間ほど対談をさせていただく機会があった。4Gamer.netの『ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!』という企画である。 対談自体はいろいろ裏話が出て、のちにWikipediaにそのまま転記されると思われるような内容も多数あった。 例えば、初期のニコニコ動画においては運営はアニメなどの動画投稿(明らかな著作権違反)に対してもほとんど取り締まりをやっていなかったわけであ... 続きを読む
ソーシャルゲーム運営地獄 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
実際に関係者から聞いた話なのだが、いま、底辺のソーシャルゲーム会社は大変なことになっているらしい。底辺じゃない会社もそれなりに大変なものかも知れないが、底辺の会社はそれどころの騒ぎではないようだ。 まず、プログラマーの力量に合っていない。 「ソーシャルゲーム(の開発を)舐めんな」みたいな話は大手の開発会社のプログラマーからよく聞くが、人数がある日突然何万ユーザーも増える。このへんの流入する人数の調... 続きを読む
ソーシャルゲーム運営地獄 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
実際に関係者から聞いた話なのだが、いま、底辺のソーシャルゲーム会社は大変なことになっているらしい。底辺じゃない会社もそれなりに大変なものかも知れないが、底辺の会社はそれどころの騒ぎではないようだ。 まず、プログラマーの力量に合っていない。 「ソーシャルゲーム(の開発を)舐めんな」みたいな話は大手の開発会社のプログラマーからよく聞くが、人数がある日突然何万ユーザーも増える。このへんの流入する人数の調... 続きを読む
CodeIQで結城先生が出題されたCrossingが神がかっていた件 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
CodeIQで挑戦者数が400人超えという異例の事態になったCrossingとはどんな問題だったのか。twitterでも恐ろしい勢いで拡散され、最終日に100人を超えるチャレンジがあった、この問題。一体どこにそんな魅力があったのかについて考えてみる。 まず、このように注目されるためには満たすべき条件が二つある。 繁盛する飲食店を考えてもわかるように、まず美味しくなければならない。CodeIQで言う... 続きを読む
世間ではプログラマが足りていないらしい - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
最近、私のまわりの会社は求人難だと言う。まともなスキルをもっている人は給料の高い会社(いまならソーシャルゲーム系か)に転職してしまうので、もはや求人市場にはカスしか残っていないとその経営者たちは言う。 毎日、毎日、何十人も面接するが、とんでもないレベルの奴らが大挙して押し寄せてくる。プログラミング歴2年とか3年ぐらいの奴ら。純粋にプログラミングの勉強に費やした時間数で言うと500時間とか1000時... 続きを読む
はてブは糞実装すぎて害悪でしかない件 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
私の一つ前に書いた記事(→ http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20130702 )なのだが、はてブがカテゴリー自動判別で「テクノロジー」に分類しやがったせいで、はてブのブックマーク数が全く伸びない。 これだけ本文中に音楽用語を散りばめてあるのになんで「テクノロジー」なんだよ…。ホント、はてブは糞実装だな!はてブなんか、とっとと無くなればいいのに! おまけにはてブのコメン... 続きを読む
はてブは糞実装すぎて害悪でしかない件 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
私の一つ前に書いた記事(→ http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20130702 )なのだが、はてブがカテゴリー自動判別で「テクノロジー」に分類しやがったせいで、はてブのブックマーク数が全く伸びない。 これだけ本文中に音楽用語を散りばめてあるのになんで「テクノロジー」なんだよ…。ホント、はてブは糞実装だな!はてブなんか、とっとと無くなればいいのに! おまけにはてブのコメン... 続きを読む
テキストファイルの標準エンコーディングは? - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
テキストファイルのエンコーディングとして何を基本とすべきかというのは悩ましい。 日本語のみならutf-16で幸せになれるのかと思ったら、JIS2004で追加された907字のうち304文字がサロゲートペアであって、2バイトで表現できない。 どうせ16bitで表現しきれないのなら、utf-32は保存領域がもったいない感があるので仕方ないのでutf-8を選択する。 utf-8だと相手に解釈してもらうため... 続きを読む
ミクさんは本当にエコシステムを形成するのか? - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
初音ミクほど、世間の関心が強ければ、そこに関わる人の数も膨大だ。 例えば、YouTubeで人気のボカロ曲を再生したとしよう。「いい曲だ」と思ったので、そのピアノ譜を入手しようと考えた。これは、比較的たやすい。ボカロ楽譜のみを整理して紹介しているサイトは多数あるし、その曲をピアノ用にアレンジしている人も何人かいるのが普通であるから、(誰が採譜したものでも良ければ)楽譜を入手したり、他の人のアレンジを... 続きを読む
子供チャレンジのDVDがチャレンジングすぎる件 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
息子が四歳になり、子供チャレンジの教材でひらがなを覚えた。子供チャレンジの教材にはDVDがついてきており、これが秀逸で、DVDメニューで正しい選択肢を選んでいくと物語が進んでいくようになっている。もちろんその選択肢はひらがなで書いてある その今月のDVDなのだが、「どうぶつえんにいこう!」というのがあって動物園に遊びにいくストーリーになっている。コメディアンらしき二人が家を出かけるところからなのだ... 続きを読む
古くて新しい自動迷路生成アルゴリズム - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
最近、ゲーム界隈ではプロシージャルテクスチャー生成だとか、プロシージャルマップ生成だとか、手続き的にゲーム上で必要なデータを生成してしまおうというのが流行りであるが、その起源はどこにあるのだろうか。 メガデモでは初期のころから少ないデータでなるべくど派手な演出をするためにプロシージャルな生成は活用されてきたが、ゲームの世界でプロシージャル生成が初めて導入されたのは、もしかするとドルアーガの塔(19... 続きを読む
ゲームの世界の経済学が現実世界に通用するという話 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
最近、私の会社では年商1,000億円ぐらいの規模の会社の販売管理系のシステムを開発しているのだが、どうもこのシステムの設計意図が私にとってはまさにデジャヴというか、「もうかれこれ10年ぐらい前にこれと同じこと考えてたよなー」と思ったので、そのあたりのことをだらだらと書いてみる。 いま、話を単純化するために店頭販売価格をいくらにすればいいかを決定するシステムを作りたいとしよう。 まず、経済学の教科書... 続きを読む
ゲームの世界の経済学が現実世界に通用するという話 - やねうらお−俺のブログがこんなによっちゃんイカなわけがない
最近、私の会社では年商1,000億円ぐらいの規模の会社の販売管理系のシステムを開発しているのだが、どうもこのシステムの設計意図が私にとってはまさにデジャヴというか、「もうかれこれ10年ぐらい前にこれと同じこと考えてたよなー」と思ったので、そのあたりのことをだらだらと書いてみる。 いま、話を単純化するために店頭販売価格をいくらにすればいいかを決定するシステムを作りたいとしよう。 まず、経済学の教科書... 続きを読む