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人気順 5 users 10 users 50 users 500 users 1000 users科学はいまだに法律に導入されない 『人を動かすルールをつくる──行動法学の冒険』 - HONZ
人を動かすルールをつくる――行動法学の冒険 作者: ベンヤミン・ファン・ロイ,アダム・ファイン 出版社: みすず書房 発売日: 2023/5/18 わたしたちは法律や条例などのルールに囲まれて生きている。そして、それらの多くがわたしたちを深刻な危害から守ってくれていることは間違いない。だがその一方で、何らかの理由でル... 続きを読む
インセンティブから目を逸らして社会を語るな(読書メモ:『自己責任の時代:その先に構想する、支えあう福祉国家』) - 道徳的動物日記
自己責任の時代――その先に構想する、支えあう福祉国家 作者:ヤシャ・モンク みすず書房 Amazon タイトルが想像できるように、近年に蔓延している(とされる)、いわゆる「自己責任論」を批判する本。 また、著者のヤシャ・モンクの教師のひとりがマイケル・サンデルであるらしく、「謝辞」でも真っ先にサンデルの名前が... 続きを読む
市場原理ってなんですか?(ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか』読書メモ) - 清く正しく小賢しく
今回紹介するのはこちら。 ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか 新自由主義の見えざる攻撃』 いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃 作者:ウェンディ・ブラウン みすず書房 Amazon 本書の存在は前から知っていたが、前回紹介した論文でヒースが新自由主義批判本の例... 続きを読む
「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか?」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
「なぜ自殺をしてはならないのか」。この問いに導かれて、アメリカの歴史学者ジェニファー・マイケル・ヘクトが哲学の歴史の森に分け入り、思索し、著した『自殺の思想史――抗って生きるために』の邦訳が、このたび、みすず書房より刊行された。批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、同書の議論を紹介する。 「自殺」... 続きを読む
『むずかしい女性が変えてきた』の販売停止に賛同する人の、エリート意識がもたらす大きな反作用|田中ラッコ|note
はじめに 大阪のtoi booksという書店が、ヘレン・ルイス著、田中恵理香 訳『むずかしい女性が変えてきた あたらしいフェミニズム史』(みすず書房 2022年5月16日)を「いったん販売停止」にした事が、Twitterで話題になっている。販売停止の理由は、ヘレン・ルイスが「トランスフォーブ」「トランスフォビック」(トラン... 続きを読む
フェミニズムの「むずかしさ」に向き合う(読書メモ:『むずかしい女性が変えてきた:あたらしいフェミニズム史』) - 道徳的動物日記
むずかしい女性が変えてきた――あたらしいフェミニズム史 作者:ヘレン・ルイス みすず書房 Amazon 出版社による紹介は下記の通り。 女性が劣位に置かれている状況を変えてきた女性のなかには、品行方正ではない者がいた。危険な思想に傾く者も、暴力に訴える者さえもいた。 たとえばキャロライン・ノートン。19世紀に困難... 続きを読む
ニューヨークの有名クラブで日々繰り広げられているアメリカの富裕層とエロス資本との深淵な関係とは?【橘玲の日々刻々】
私はクラブカルチャーにはなんの知識もないが、そんな人間でもアシュリー・ミアーズの『VIP グローバル・パーティーサーキットの社会学』(みすず書房)はとても面白く読めた。ニューヨークの有名クラブや、映画に出てくるようなアメリカの富裕層のパーティで、いったい何が行なわれているのかようやくわかったからだ。... 続きを読む
『公共図書館の冒険』書評(書き出し) by 読書猿 - Togetter
『公共図書館の冒険』(みすず書房)です。ようやく登場した、カウンターの外にいる私達のための図書館史です。 書評を書きたいと思って書き出したのですが、収集がつかなくなってまだ途上のままです。 #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/kurubushi_rm?u… pic.twitter.com/fQEcBJ1YJZ 続きを読む
『サルは大西洋を渡った──奇跡的な航海が生んだ進化史』 大海原という障壁を越えて進出する生物たち - HONZ
サルは大西洋を渡った――奇跡的な航海が生んだ進化史 作者:アラン・デケイロス 翻訳:柴田 裕之 出版社:みすず書房 発売日:2017-11-11 「ありそうもないこと、稀有なこと、不可思議なこと、奇跡的なこと」。生物地理学者のギャレス・ネルソンはかつてそんな言葉でそれを嘲笑したという。だが実際には、どうやらそれは生物の歴史において何度も生じていたようだ。それというのは、生物たちによる長距離に及ぶ「... 続きを読む
『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』日常風景に投影された、世界の分断 - HONZ
先日、新潮ドキュメント賞が発表され、ブレイディみかこさんの『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)の受賞が決定した。この作品を高く評価するのが、文藝春秋で数々の名ノンフィクション作品を送りだしてきた下山 進さん。本作の魅力がどういうところにあるのか、特別に寄稿いただいた。(HONZ編集部) 新潮ドキュメント賞を受賞したブレイディみかこ 『子どもたちの階級闘争』を... 続きを読む
『動くものはすべて殺せ アメリカ兵はベトナムで何をしたか』 - HONZ
動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか 作者:ニック・タース 翻訳:布施由紀子 出版社:みすず書房 発売日:2015-10-02 ベトナム戦争終結から、今年でちょうど40年。その間、この戦争について多くの研究書や回顧録、ルポルタージュが刊行され、映画もたくさん制作されてきた。もちろん、これを主題とする小説も書かれた。わたし自身も何度かベトナム帰還兵の登場する作品を訳し、この戦争に... 続きを読む
「ピケティだけど、何か質問ある?」 「21世紀の資本」著者が来日、ニコ生で特別番組 - ITmedia ニュース
「21世紀の資本」の著者、トマ・ピケティ パリ経済学校教授が来日し、1月30日午後3時50分から「ピケティだけど、何か質問ある?」として、津田塾大学の萱野稔人教授によるインタビュー番組を「ニコニコ生放送」で放送する。ユーザーからの質問も募集し、番組内で直接ぶつけられるという。 「21世紀の資本」(邦訳はみすず書房)は、格差問題や所得の分配と経済成長の関係についてを各国の歴史的データを元に分析し、世... 続きを読む
全く退屈しないデータ満載の歴史書 ピケティの『21世紀の資本』を読む|高橋洋一の俗論を撃つ!|ダイヤモンド・オンライン
トマ・ピケティの『21世紀の資本』が好評である。分厚い学術書であるが、ものすごく売れている。kindleの英訳版を読んでいたところ、訳者山形浩生さんから、みすず書房が出版した日本語訳をいただいたので、それも読んでみた。 タイトルからマルクスの資本論の再来を彷彿させるが、ピケティ自身がいうとおり本書はマルクス経済学ではなく、標準的な成長理論を使った、ごくふつうの経済学である。 歴史書感覚で読める 7... 続きを読む
「人種主義の歴史」ジョージ・M・フレドリクソン 著 | Kousyoublog
「人種主義(Racism:レイシズム)」は歴史上どのような過程を経て登場してきたのか?西洋における人種主義の歴史と全体像を丁寧に描いた一冊。 人種主義の歴史 posted with amazlet at 14.03.19 ジョージ・M・フレドリクソン みすず書房 売り上げランキング: 292,572 Amazon.co.jpで詳細を見る 「人種主義」は現代においては「外国人嫌悪(Xenophobi... 続きを読む
「ヒトラーを支持したドイツ国民」ロバート・ジェラテリー 著 | Kousyoublog
ヒトラーを支持したドイツ国民posted with amazlet at 13.08.02ロバート・ジェラテリー みすず書房 売り上げランキング: 97,100 Amazon.co.jpで詳細を見る アドルフ・ヒトラー率いるナチス第三帝国はその十二年の統治の間、ドイツ国民の支持を広範囲に得て味方につけ、その維持に力を注いだ。ほとんどの場合、ドイツ国民は自らの意思で、積極的に、戦局が悪化して体制崩壊... 続きを読む
『エイズの起源』 注射・売春・ハイチ – HONZ
読了時間: 約 2分39秒 エイズの起源 posted with ヨメレバ 作者:ジャック・ペパン 出版社:みすず書房 発売日: 2013-07-06 Amazon 7net 「この程度の傷、たいしたことではない。」 男は、心の中でつぶやいた。チンパンジー狩りには困難がつきものだ。引っ掻かれ、噛みつかれるのには慣れている。今回の狩りがこれまでと違っていたのは、狩りの最中に負った傷にチンパンジーの返... 続きを読む