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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users20年で少女漫画はどう変化したのか? 『フルバ』『カレカノ』から令和の作品までひらりさが語る | CINRA
漫画評論家・米沢嘉博さんが「少女マンガは『愛』『自己と世界』を中心に展開してきたともいえる。それによって、少女マンガは独自のモチーフ、テーマを選びとり、スタイルを完成させていった」(『戦後少女マンガ史』 / ちくま文庫より)と言っているように、少女漫画は明治時代の少女雑誌の誕生以降、独自の発展を遂げ... 続きを読む
柴田道子[被差別部落の生活と伝承](ちくま文庫)を読んだ。
原著の刊行は71年、当時の部落解放同盟書記長の中山氏とともに長野県内の被差別部落の古老たちを訪れて聞きとり調査したもので、現代よりずっと差別が苛烈で激しかった時代や大正デモクラシーの波にのった解放運動の記憶もまだ生々しく覚えている人が多く、本当に大変貴重な証言ばかりだった。 (まず基礎知識ですけど、... 続きを読む
『R.O.D』の元ネタは山田風太郎の『魔界転生』。 このことは『R.O.D』の原作・..
『R.O.D』の元ネタは山田風太郎の『魔界転生』。 このことは『R.O.D』の原作・脚本の倉田英之が、『忍者六道銭』(ちくま文庫)の解説の中で述べている。 一方『Fate』の元ネタは『魔界転生』の石川賢による漫画版。 こちらは確か雑誌『ファウスト』に載った奈須きのこ、武内崇、笠井潔の対談(インタビュー?)で述べられていたはず。 つまり元をたどれば源流はどちらもいっしょ。 続きを読む
解けない問題を出された時の反応が、その人の能力のバロメーターとなる | 安達裕哉
「教室から、生徒が8人出て行きました。そのあと、12人の生徒が教室に入りました。教室には何人の生徒が残っているでしょう?」兵庫県の小学校で、上のような問題を生徒に出題し、どのような反応があるかを観察する試みがあった。 皆様は、表題の問題を解くことができるだろうか? (出典:独学のすすめ ちくま文庫)この問題を出された生徒、あるいはそれを見た父母は当惑し、学校へ「解けない問題を出して生徒を混乱させな... 続きを読む
死ぬのはなんでもない。恐ろしいのは、生きていないということだ『レ・ミゼラブル』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
世界で一番短い手紙は、作品の売れ行きを心配した作家が送った「?」と、出版社の返事「!」だという。その作品が『レ・ミゼラブル』なのは、エスプリが効いてる。膨大な紙数を費やした大長編の評判が、ただの一文字で伝わってくるから。 ちくま文庫で全5巻、確かに長い。長いだけでなく、スタイルも手を変え品を替えてくる。随筆や論説、脚本のような体裁や詩や歌にまで様々だ。淡々とした書き口だったのが、ときに抒情的に翻り... 続きを読む
筑摩書房からのお知らせ / INFORMATION&TOPICS
このたび、公式ツイッター(筑摩書房 @chikumashobo/ ちくま文庫 @chikumabunko1/ちくま新書 @ChikumaShinsho/ ちくまプリマー新書 @chikumaprimer)を閉鎖しました。 弊社および弊社出版物に関する情報については、 引き続きこちらの筑摩書房ホームページをご覧ください。 続きを読む
早乙女勝元『東京大空襲』(岩波新書)を読む - kojitakenの日記
読書, 戦争少し前に半藤一利の『隅田川の向う側 - 私の昭和史』(ちくま文庫)を読んで*1、隅田川東岸の「江東ゼロメートル地帯」における東京大空襲のすさまじさに絶句したが、この東京大空襲をタイトルにした下記1971年発行の岩波新書の記述は、半藤本どころの騒ぎではなかった。一気に読み上げたが、激しい衝撃を受けた。著者の早乙女勝元氏は半藤一利氏より2歳年下の1932年生まれで、半藤氏と同じく向島区(現... 続きを読む
書き手として、そして商売として有料メルマガってどうなの? | 枡野浩一 | ケイクスカルチャー | cakes(ケイクス)
枡野浩一(ますの・こういち) 歌人。『一人で始める短歌入門』(ちくま文庫)、『ドラえもん短歌』(小学館文庫)、『結婚失格』(講談社文庫)、『すれちがうとき聴いた歌』(リトルモア)、『歌』(雷鳥社)など著書多数。出演した映画『ひとつの歌』(杉田協士監督)が10月13日から渋谷ユーロ・スペースを皮切りに全国順次公開される。有料メルマガの名前の由来である代表作《毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人... 続きを読む
猪瀬直樹氏×田原総一郎 第1回 「徹底激論! なぜ日本は原発を制御できなかったのか」 | 田原総一朗のニッポン大改革 | 現代ビジネス [講談社]
猪瀬: こんど復刊した田原さんの『原子力戦争』(ちくま文庫)。これは1976年のものなんだけど、実は田原さんの本はいっぱい読んでるんだけど、これは読んでなかったのね。で、このあいだ読んで、「ああ田原さん、こんなことをやっていたんだ」と驚いた。 40歳くらいでしょ、当時。パワフルなんだよ、とにかく。だいたいいまの原発の賛成だとか反対だとか、単に賛成反対と言うよりももっといろいろなバックグランドを巡る... 続きを読む
梅田望夫 - Musings - ウェブブック『生きるための水が湧くような思考』(梅田望夫著)
(梅田望夫『シリコンバレー精神』ちくま文庫、2006年8月、文庫のための長いあとがき) 「シリコンバレー精神」とは/そのときグーグルは何をしていたのか/未来を創造する営みが水面下で続けられていた歴史/起業家主導型経済にバブルやモラルハザードの発生は必然/「シリコンバレー精神」だけがメカニズムを補強できる/活況を呈したシリコンバレーでまたバブルが起きるか/「シリコンバレー精神」でモノを書く/「二〇〇... 続きを読む
Copy & Copyright Diary - 坂口安吾の著作権保護期間満了
坂口安吾の著作権保護期間満了 著作権 1955年に亡くなった坂口安吾の著作権保護期間が満了し、本日からは誰の許諾を得ることなく自由に利用できるようになった。 早速、青空文庫には「風博士」が掲載され、さらに500近い作品が公開に向けて準備が進められている。 坂口安吾は、学生時代にちくま文庫で安吾全集が出版されたので、全冊購入して読んだことがあるので、感慨深い。青空文庫に収録されることによって、坂口安... 続きを読む