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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersmachineryの日々 トッププライオリティの置き方
お盆の時期に終戦記念日があることもあって、メディアではやたらと第二次世界大戦関連の番組や記事が増える時期でもあるのですが、先の大戦については現在でも軍部の独走とかそれに対する国民の支持があったとかいろいろな論争が続いているようです。その中で経済政策については、昭和恐慌の際に高橋是清が中心となって進めた時局匡救事業(wiki:時局匡救事業)とそれを(結果的に)ファイナンスした金融緩和によって、事業終... 続きを読む
machineryの日々 日本化するアメリカとアメリカ化する日本
別エントリのコメントで先取りして書いておりましたが、hahnela03さんが取り上げていらっしゃった本を読んでみました。確かにAmazonの内容紹介で「枝廣淳子氏(環境ジャーナリスト、幸せ経済社会研究所所長)絶賛!」とか「平川克美氏(株式会社リナックスカフェ代表取締役)推奨! 」とか書かれてますし、著者の一人であるデイヴィッド・K・バトカーはあのグリーンピースのエコノミストでもあったそうですので、... 続きを読む
machineryの日々 「調整」の技術
拙ブログでは、公務員の仕事は利害調整であるとしているわけですが、その実態に迫った学術研究はこれまであまりありませんでした。ということで、発売直後に買っておきながら長らく積ん読になっていた牧原先生の『行政改革と調整のシステム』をやっと読了しました。牧原先生の著作は、サントリー学芸賞を受賞した『内閣政治と「大蔵省支配」』以来でしたが、相変わらず密度の濃い議論がびっしりと詰まっていて、読み進めるのに骨が... 続きを読む
machineryの日々 「絶対最強の公務員」なんているはずがない
前回エントリでも繰り返したことですが、拙ブログでは所属する組織や職業、さらに人格を標的とした批判は慎まなければならないと考えております。これは、ブログというネット空間だけのことではなく、現実の問題としても、そうした批判は「批判のための批判」にしかならず、ときには深刻な問題につながる可能性もある危険なものと考えるからです。 その一つの例として、すでにマンマークさんが取り上げられているとおり、被災地で... 続きを読む
machineryの日々 「絶対最強の公務員」なんているはずがない
前回エントリでも繰り返したことですが、拙ブログでは所属する組織や職業、さらに人格を標的とした批判は慎まなければならないと考えております。これは、ブログというネット空間だけのことではなく、現実の問題としても、そうした批判は「批判のための批判」にしかならず、ときには深刻な問題につながる可能性もある危険なものと考えるからです。 その一つの例として、すでにマンマークさんが取り上げられているとおり、被災地で... 続きを読む
machineryの日々 実務のない新世代
拙ブログを振り返ってみると、取り上げているテレビ番組がほとんどNHKとなっていて、おそらくは取り上げる内容が被災地の現状を伝えているものが多いので引用することが多くなっているのだろうと思います。まあ普段見るのはほとんど民放のバラエティ番組でして、しばらくこの年末年始に録りためていたNHKの番組をほったらかしにしておりましたが、ちまちまと流し見たところあまりにもあんまりでした。そりゃもちろんNHKだ... 続きを読む
machineryの日々 復旧・復興に向けてのくつかの論点
地震発生から2週間が経過し、生存者の捜索が打ち切られました。前回、前々回と被災地支援の現場で感じたことなどをメモしておりましたが、その後の支援活動の中でつくづく感じたのは、現在の我々の日常生活がいかに多くのモノやシステムの中で奇跡的に成り立っているのかという圧倒的な現実です。被災地の多くが漁業が主な産業である沿岸の過疎地域であるとしても、世界第3位のGDPを誇る日本という国の一部であることには変わ... 続きを読む