『仕事と家族：日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』 - leeswijzer: boeken annex van dagboek

2015/05/31 114 users boeken annex van dagboek 家族

筒井淳也 （2015年5月25日刊行，中央公論新社［中公新書・2322］，東京，x+209 pp., ISBN:9784121023223 → 目次｜版元ページ） 【書評】※Copyright 2015 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 本書は，現在みられるような「日本的な働き方」がどのようにして成立したのかを現代史的に振り返り，さまざまな国際比較デー... 続きを読む

「学者どもに翻訳をやらせるなっ」 - leeswijzer: boeken annex van dagboek

2014/07/31 15 users おわび 岩波文庫 中川 雄山 翻訳

The cape of an island の三連記事：「岩波あとがき引用」（2010年8月11日）※岩波文庫（白帯）から翻訳刊行遅延の「おわびの言葉」ピックアップ．10年，20年，30年と遅れまくるのか……（_φ(・・）．「翻訳者「25年前に頼まれた翻訳オワタ＼(^o^)／」出版社「え」」（2010年8月23日）※この記事は，以前読んだ．「雄山「学者どもに翻訳をやらせるなっ！！」中川「ははっ」」... 続きを読む

「雑誌が買えなくなりました（orz）― 後日譚」 - leeswijzer: boeken annex van dagboek

2013/10/07 22 users ジャーナル 予算枠 統計学 かなり多く 前記事

前記事「雑誌が買えなくなりました（orz）」（2013年7月29日）の続き —— 農環研次年度購入雑誌に関する二次調査アンケートを返信完了．Wiley の一括購読を中止することになった．残された予算枠での “復活折衝” がこれから始まるが，かなり多くの進化学・体系学・系統学・統計学・生物地理学関連のジャーナルにアクセスできなくなりそう．購入雑誌の所内選定基準が所内での利用実績（ダウンロード数）ある... 続きを読む

「研究者コミュニティの「限界集落」化について」 - leeswijzer: boeken annex van dagboek

2012/11/18 116 users boeken annex van dagboek

先日の所内領域会議でも話題に出たことだが，来たるべき（と思うけど）独法再編にともなって，農水省系の独法研究所がどういうふうになるのかの具体的なプランは「何もない」のが現状らしい．「上」の方でミーティングはやっているようだが．シミュレーションなしの夢物語だけ．過去に繰り返された組織改編でも似たような状況だったので，下々は誰もが「ああ，またか……」という諦観の空気がすでに流れている．下の方でいろいろ意... 続きを読む

『「知」の欺瞞：ポストモダン思想における科学の濫用』 - leeswijzer: boeken annex van dagboek

2012/01/02 38 users 濫用 欺瞞 科学

アラン・ソーカル，ジャン・ブリクモン［田崎晴明・大野克嗣・堀茂樹訳］ （2000年5月24日刊行，岩波書店，東京，xxviii+338+30 pp., ISBN:4000056786 → 書評・目次） 元のハードカバー版は今から十年以上前に出版されたが，今年2月に岩波現代文庫に入るとのこと．ひそかに拍手をしている．【書評】※Copyright 2000, 2012 by MINAKA Nobuhi... 続きを読む

〈統計学へのお誘い本リスト（6-September-2011版）〉 - leeswijzer: boeken annex van dagboek

2011/11/09 37 users 逡巡 門前 参道 講義 ＰＤＦ版

大学での講義や統計研修の受講生から，「統計学の参考図書を紹介してほしい」との依頼があったので，下記のような「お誘い本リスト」をつくってみた（→ pdf版：Version 6-September-2011）．ほぼすべて日本語の本のリストである．“門前”から“門”までの「参道」がやや長い気がするが，そこは気の迷いや逡巡が憑いてまわる相手のために，ということでご容赦いただきたい．また，いったん“入門”し... 続きを読む

統計学へのお誘い本リスト - leeswijzer: boeken annex van dagboek

2011/11/08 779 users 逡巡 門前 参道 入門 受講

数理統計研修の受講生から，「統計学の参考図書を紹介してほしい」との依頼があったので，下記のような「お誘い本リスト」をつくってみた．“門前”から“門”までの「参道」がやや長い気がするが，そこは気の迷いや逡巡が憑いてまわる相手のために，ということでご容赦を．また，いったん“入門”してしまった後は，手法ごとにそれぞれ適切な本（中級書）がきっとあると思うが，上のリストではそこまでは考えていない．ただし，ぼ... 続きを読む

[目]『人間の測りまちがい：差別の科学史』 - leeswijzer: boeken annex van dagboek

2011/10/07 25 users まちがい 差別 科学史 人間

スティーヴン・J・グールド［鈴木善次・森脇靖子訳］ （1989年7月20日刊行，河出書房新社，東京，444+xxii pp., 本体価格3,900円， ISBN:4309250483） 【書評】※Copyright 2002, 2011 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 2002年に逝去した著者の残した数多くの著作の中でも，本書はひときわ異彩を放ってい... 続きを読む