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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users株式会社令和トラベルで働きます: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
一か月前に「株式会社カウシェを退職します」を書きました。その時点で12月からの勤務先は決まっていませんでしたが、12月1日より株式会社令和トラベルで、嘱託社員契約でバックエンドエンジニアとして働きます。 勤務形態週4日(月曜日〜木曜日)勤務です。週4日勤務は、2017年9月から続けている勤務形態です。 オフィ... 続きを読む
株式会社カウシェを退職します: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
2022年10月1日から働き始めた株式会社カウシェを11月30日付けで退職します。1984年4月1日に社会人として富士ゼロックス(現在は、富士フイルムビジネスイノベーション)で働き始めてから8社目の会社でした。12月からの予定は、未定です。 雑誌記事・翻訳・講演・技術教育この一年間の成果は次の通りです。 WEB+DB PRESS ... 続きを読む
実践API設計: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
WEB+DB PRESS Vol.134 出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2023/04/22メディア: Kindle版 4月に発売された「WEB+DB PRESS Vol.134」で特集1「実践API設計」を執筆していますが、そこから部分的に紹介します。 第1章「優れたAPI仕様とは何か --- よくある問題と記述すべてき事柄」の冒頭で次のように述べています。 今日... 続きを読む
株式会社メルペイを退職します: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
2018年6月1日から働き始めた株式会社メルペイを9月30日付けで退職します。4年4か月勤務したことになります。1984年4月1日に社会人として富士ゼロックスで働き始めてから、7社目の会社でした。10月1日からは、新たな会社でソフトウェアエンジニアとして働き始めます。 週4日勤務「ソラミツ株式会社を退職します」でも書き... 続きを読む
手動テストだけのソフトウェアは腐っていく: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
1990年代までのソフトウェアテスト1990年代までのソフトウェア開発におけるテストは、手作業で目視確認が主流でした。今日のようにテスト駆動開発で、自動テストを書くという習慣はありませんでした。いくつかの書籍から、本当でそうであったかを引用すると次の通りです。 新装版 リファクタリング―既存のコードを安全に... 続きを読む
伸ばすのが難しい能力: 柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata)
2018年6月1日に株式会社メルペイに入社して、4年が過ぎました。入社当時は、定年が60歳と聞いていたので、1年半の勤務だと思っていましたが、実際の定年は65歳であり定年まであと2年半です。 ソフトウェアエンジニアにとって重要な能力と(私は考えるが)、身に付けるのが難しいのが現実だと、この4年間で再認識したのは... 続きを読む
ロック(ミューテックス)の再入可能性:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
Go言語で提供されているsync.Mutexは、再入可能(re-entrant)ではありません。それについては、『プログラミング言語Go』(p,306)には次のように書かれています。 Go のミューテックスが再入可能ではないことには正当な理由があります。ミューテックスの目的は、共有された変数のある種の不変式がプログラム実行中の重... 続きを読む
『Effective Java 第3版』の翻訳作業が終わりました:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
昨年の2月から原著『Effective Java Third Edition』の草稿のレビューが始まり、レビューが終わったのが11月で、昨年末には原著が発売されています。翻訳作業は、昨年の12月から始めて、すべての作業が今月初めに終了しました。今回も、翻訳および(索引作りも含めた)組版までLaTeXで行いました。 原著のレビューのとき... 続きを読む
言語仕様とメモリモデル:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
『Effective Java 第3版』の第11章「並行性」(あるいは、第2版の第10章「並行性」)を内容を理解するためには、Javaのメモリモデル(memory model)を理解する必要があります。『Effective Java 第3版』の翻訳原稿による補講でも「メモリモデルとは何か」という質問がありました。 マルチコアやマルチプロセッサを前提... 続きを読む
マルチスレッドプログラミングにおける重要な4要件:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
JaSST Tokyo 2018 の招待講演で話した資料( こちら )に書いてあることですが、今までの人生で私自身は、デジタル複合機コントローラソフトウェア開発を4回もアーキテクチャを変えて行いました。デジタル複合機の難しさは、ハードウェアからの非同期なさまざまなイベントとユーザからの様々なイベントを両方を上手く処理しなければならず、かなり複雑なソフトウェアとなります。 ソフトウェアエンジニアとし... 続きを読む
株式会社リコーを退職します:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
2009年9月から働き始めた 株式会社 リコー を8月31日付けで退職します。丸8年働いたことになります。現在57歳であり、定年退職までにはまだ2年と少しありますが、「セカンドキャリア制度」(一種の早期退職制度)の適用を受けて退職します。 8年間の会社での業務や退職理由については述べませんが、業務以外の私的活動の成果をまとめてみると次のようになります。 翻訳本(8冊): 『アプレンティスシップ・パ... 続きを読む
書籍『Effective Java, 3rd Edition』が予約注文可能:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
発売日が2017年 10月 29日の予定になっていますが、 英語 版の『Effective Java , 3rd Edition 』が予約 注文 可能になっています。 Effective Java (3rd Edition) 作者: Joshua Bloch 出版 社/ メーカー : Addison-Wesley Professional 発売日: 2017/10/29 メディア : ペーパーバッ... 続きを読む
ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー(まとめ):柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
2011年に主に書いた「ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー」を表にしてみました。評価列は、みなさんの組織ではどうかを振り返って記入してみてください。 項目 タイトル 評価 1 継続した学習習慣 2 コンピュータの基礎を教える 3 共に学ぶ 4 マネージャが勉強会を主催する 5 プロセス中心ではなく、スキル中心 6 スキル向上に真剣に長期的に取り組む 7 カンファレンスへ積極的に参加させる 8... 続きを読む
技術者に高いスキルを求めてはいけないのか?:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
「ソフトウェア開発組織が持つべきカルチャー」と題して、過去に以下の記事を書いています。 継続した学習習慣 コンピュータの基礎を教える 共に学ぶ マネージャが勉強会を主催する プロセス中心ではなく、スキル中心 スキル向上に真剣に長期的に取り組む カンファレンスへ積極的に参加させる コードをレビューする Source Code Controlへ最低でも毎日コミットする ビッグバン・インテグレーションを... 続きを読む
ソフトウェア開発と人事戦略(2):柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
Java研修を長年続けてきて、近年、非常に進捗が悪くなっています。その理由を考えてみると、基礎的な事柄を知らないままソフトウェア開発に従事している人が増えているためだと思うようになってきました。 ここでの基礎的なこととは、一般的な「データ構造とアルゴリズム」、オペレーティングシステムに関する基礎知識、ハードウェアに関する知識です。それに加えて、デザインパターンに関する知識も欠如しているため、その都... 続きを読む
継続的な学習という技芸の伝統:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
ソフトウェア職人気質―人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード (Professional Computing Series)作者: ピート マクブリーン出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション発売日: 2002/03メディア: 単行本 拙著『ソフトウェア開発の名著を読む【第2版】』を読み返して、次の部分が目に入りました。 経験豊富な優れた開発者を探し出す上での難点は、継続的... 続きを読む
ソフトウェアエンジニアの成長カーブ(再掲載):柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
「ソフトウェアエンジニアの成長カーブ」 最近良く話していることなのですが、社会人として働き始めた新卒の技術者は、最初の数年は成長していきます。与えられた業務を遂行しながら、そのための学習もしていくからです。しかし、2、3年すると開発業務をこなせるようになり、特に新たな勉強をしなくても、日々、会社に行って開発業務が遂行できるようになります。 この状態、つまり、継続した学習をしなくなった状態で、10年... 続きを読む
初心者レベルの言い訳をしない:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
出来上がったコードの可読性も含めた品質の悪さを、短納期だったとかプロトタイプだから言い訳する人がいます。スキルが高い人の場合は、同じ時間制約でも高い品質のコードを書きます。それは、ある程度無意識になるまで、訓練を重ねているからです。無意識になるまで意識して普段から活動するのです。 ソフトウェア開発ではないですが、熟練者と初心者の差を比較するために短時間でどれだけ成果が上がるかを競うテビ番組を時々見... 続きを読む
ピアソンとの13年間:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
2000年から技術書の翻訳を行うようになって、当初はピアソン・エデュケーション、そして、ピアソン桐原となりましたが、ピアソンからは13年半で11冊を翻訳させてもらいました。また、1冊ですが、自著も出版させてもらいました。 11冊の中で増刷を繰り返した書籍は残念ながら少なく、以下の4冊だけでした。 プログラミング言語Java第3版 プログラミング言語Java第4版 Effective Javaプログ... 続きを読む
組織や管理職が技術革新のボトルネック: プログラマの思索
とあるBlogを読んでみて、組織や管理職が技術革新のボトルネックではないか、と思った。 ラフな感想。 【元ネタ】 継続インテグレーションは強みではなくなった:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ 継続インテグレーションは強みではなくなった(2):柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ カンファレンスは、若い人ばかり?(2):柴田 芳樹 (Y... 続きを読む
継続インテグレーションは強みではなくなった:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
Subversion/Gitなどを使用したソースコード管理、Jenkinsを使用した継続的インテグレーション、様々なxUnitフレームワークを使用した自動テストなどをソフトウェア開発組織として実践することは、今日では、その開発組織の技術的な強みではありません。 それらを実践しないことが、ソフトウェア開発組織の「弱み」なのです。また、組織としてそれらの実践を推進しない、あるいはサポートできないマネー... 続きを読む
レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えない(まとめ):柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
コードレビューに関する記事「レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えない」をまとめてみました。 レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えない レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えない(2) レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えない(3) レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えない(4) レビューのアウトプットは、レビューアのレベルを超えな... 続きを読む
書籍『iOSプログラミング 第2版』:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
iOSプログラミング 第2版作者: アーロン・ヒレガス出版社/メーカー: ピアソン桐原発売日: 2011/12/21メディア: 単行本(ソフトカバー) 初版は翻訳されていませんが、第2版が翻訳されて出版されます。初版は、『iPhone Programming: The Big Nerd Ranch Guide (Big Nerd Ranch Guides)』ですが、第2版ではタイトルを変更して『i... 続きを読む
ソフトウェア開発が好きでないサラリーマンエンジニア:柴田 芳樹 (Yoshiki Shibata):So-netブログ
ソフトウェア開発は、自分で考えて手を動かしてプログラミングして動くものを作ることを繰り返す訳ですが、そもそもソフトウェア開発という「物作り」を好きではないサラリーマンエンジニアが日本には多いのではないかと思います。 その理由は単純で、新卒新人でも中途入社であっても、自分で分析・設計から実装・デバッグまでするのが好きな人を採用していないからだと思います。たとえば、メーカーでソフトウェア開発部門に配属... 続きを読む