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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users僕が焼き鳥屋のオヤジさんと仲良くなったささやかな理由 - UEI/ARC shi3zの日記
なんかドワンゴの川上会長(スタジオジブリプロデューサー見習い)からニコ生やろうぜと言われて、まあ最近喧嘩してないしいいかと思って引き受けたのだが、直前になってドワンゴから送られて来たテーマが「一般意志2.0について」だったのでそんなのじっくり読んでないし会話できねえよ、と途方にくれてTwitterに「一般意志2.0とはなんなのか」と書いたら東浩紀さんが怒ってCPO辞める宣言。上場企業だったら即任命... 続きを読む
安請け合いしたら国家戦略を考える羽目になった話 - UEI/ARC shi3zの日記
「文部科学省が次世代の国家イノベーション戦略を考えるワークショップをやるから出てくれないか」と言われたのでいつものように安請け合いしてしまった。 まったくもって謎の会合で、チャタムハウスルールの適用が宣言されているので内容について言及するのは問題ないはずだ。 で、このワークショップの目的はCOI、センター・オブ・イノベーションという謎の事業に民主党が52億円もの予算をつけてしまったのだが、さあ、イ... 続きを読む
ミスディレクション マジシャンとプログラマ。またはiOSとAndroidの決定的な違い - UEI/ARC shi3zの日記
僕と親しい人は良く知っていることだが、僕はマジックを見るのが大好きだ。 僕の仕事とマジシャンの仕事にはいくつか類似点がある。 まず、人をビックリさせるということ、それからビックリを通して人を喜ばせるということ。 むかし、UEIは取引先から「ITのびっくり箱」と呼ばれていたことがある。確かに誰も知らない技術を誰にも解る形に翻訳してみせるのが僕たちの仕事だ。これはひとつの「びっくり箱」と言えるかもし... 続きを読む
イケてるしヤバい編集長チューヤンと銀座で飲む。そして仕事を育てるって話 - UEI/ARC shi3zの日記
こいつはチューヤン。徳間書店、月刊BestGearの編集長だ。ヒラの編集者の頃から良く知っていて、数年前編集長に出世した。 本当の名前は長谷部敦。だけど初めてあった時に日テレでやってた「電波少年」という番組の司会者、香港人俳優のチューヤンにそっくりだったのでそれ以来、チューヤンと呼んでいる。 実は緊急の仕事の打ち合わせをしなきゃなんなくてお互い空いてる日が連休の中日しかなかった。 じゃあ銀座で... 続きを読む
ああ、Evernoteがバージョンアップしてなにか違うものに - UEI/ARC shi3zの日記
Evernoteがバージョンアップしていたのでバージョンアップしたら、何か違うものになってしまった。なにかいろいろ機能が強化されたりいろいろ高速化したりしたらしいが、とにかく決定的にメモ欄が変わってしまった。ここだけは変えてほしくなかった。 前のEvernoteはもっとソリッドというか、単に白い枠だけがあって、僕のような人間は白い枠を見るとそこに無限の可能性を見いだしてガリガリ書いて行ける気がする... 続きを読む
ダメなおじさんと凄いおじさん - UEI/ARC shi3zの日記
http://d.hatena.ne.jp/Yashio/20121116/1353088610こんなエントリーがあって、思うところもあったのでちょっとだけ 僕はどちらかというともうおじさんになってしまった方なのでこの人から見たらダメなおじさんかすごいおじさんか、どっちかなあと思った。 僕は自分で言ったことを良く忘れる。 「これはどうしてこうなってるんだ?」 「○○だからですよ」 「そうか。... 続きを読む
三流ライターとしての僕とライター三人娘。そしてスランプとの戦い - UEI/ARC shi3zの日記
いつもダラダラ長いことで御馴染みのこのブログですが、今日はとびきりダラダラ長いので長い文章を読むと頭痛がする人は読まないことを強く推奨します。 あと、たまに僕のブログを見て「何が言いたいのか解らない」と言う人が居るので先に言っておきますが、特になにも伝えたいと思っていません。書きたいだけです。徒然草です。グルーヴ感です。オーケー? さて、今日の話題はスランプから。今育てている三人のシナリオライター... 続きを読む
最近の東京一人飯 - UEI/ARC shi3zの日記
一人で飯を喰う。それが凄く苦手だったはずなのに、いつのまにか一人で飯を喰うのが当たり前になってしまった。一人飯には一人飯なりの流儀がある。まず、会話のない店であること。 それから、一人で入っても違和感がないこと。家族連ればっかりのファミレスで一人飯はなかなかレベルが高い。吉野家やラーメン屋みたいに黙々と喰える場所がいい。 そういうときにピッタリなのが歌舞伎町の「つるかめ食堂」だ。歌舞伎町で知る人ぞ... 続きを読む
ワルのお作法 2012 - UEI/ARC shi3zの日記
僕の密かなバイブルとなっているのが中谷彰宏の「ワルの作法」だ。ワルの作法―うまく楽しく生きる52の極意作者: 中谷彰宏出版社/メーカー: ぜんにち出版発売日: 2005/11メディア: 単行本クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る本書では、「うまく楽しく生きる人生の達人」を「ワル」と呼んでいる。別に悪人のことではない。 LEONの「ちょいワル」とまあ似たようなものだろ。 僕も常々ワ... 続きを読む
「のぼうの城」 劇場版マクロス並の傑作。こんなに面白い邦画をおれは見たことがない - UEI/ARC shi3zの日記
しくじったなー、と思った。 なにをしくじったのかというと、樋口監督と身内になってしまったことだ。いや、別に結婚したとかじゃなくて、今年の夏にCVOとしてアドバイザー契約を結んでしまったこと。 それ自体はすごく助かっているんだけど、なにをしくじったのかというと、こんなに面白い映画を僕が冷静に人に伝えられないことだ。 もうこうなるとどうしたって「お前の身内だから褒めてるだけだろ」と言われてしまう。 「... 続きを読む
意識は脳が生み出した幻想であると言う仮説 - UEI/ARC shi3zの日記
最近の僕がもっぱら興味を持っているのは、「受動意識仮説」と呼ばれる仮説だ。脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説作者: 前野隆司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 51回この商品を含むブログ (43件) を見る慶應大学の前野教授が唱えている仮説で、「意志と心のコペルニクス的転回」となる仮説である。 これまで、意識というも... 続きを読む
Kindle Storeがやってきた! そして神すぎる - UEI/ARC shi3zの日記
いやー、Kindle、凄いなー。とりあえず凄い。この「とりあえず凄い」って感覚は本当に凄くて、本とかもまあ何冊あるとかそういうのはまあいいじゃないですか。水増しみたいなのはとりあえずしてなさそうだし。 それよりも、Kindleで本を買う「体験」これが凄い。 というかAmazonで電子書籍を買う体験そのもの。 「コレコレ。こういうのでいいんだよ。こういうので」 とかなんとかいいながら、「孤独のグルメ... 続きを読む
ダークツーリズム 今の20代は今の被災地を見ておくといいんじゃないか - UEI/ARC shi3zの日記
東浩紀さんの「福島第一原発観光地化計画」の取材合宿として、先週末の二日間、福島県南相馬市に行って来た。公式ニコニコチャンネルhttp://ch.nicovideo.jp/channel/fukuichikankoproject 一日目は現地の人たちとのディスカッション、二日目は実際に市役所の方の案内で警戒地域や被災地域の現状の視察、というスケジュールで、一日目のディスカッションでは様々な角度からか... 続きを読む
深夜の東京オヤジ飯 - UEI/ARC shi3zの日記
東京に戻って来たので、日本らしいものが食べたいと切に思うと、まあ選択肢もそれほどないわけで。今日は深夜の東京オヤジ飯の話。 やはりいい飯を食わなければいい仕事はできない。 昨夜はスーパープログラマー濱津さんを歓待するのを忘れていて、昨夜遅く、銀座のコリドー街近くまで出かけて行った。 とはいえ、我々ワーカホリック人類がようやく日々の仕事を終えていざ帰りに飯でも入れて行こうとするとたいていの店は閉まっ... 続きを読む
旅の終わり。カリフォルニア・ロール - UEI/ARC shi3zの日記
プロフェッサー・コスムッドの勧めで、僕はビーチに来ていた。あいにく空はまるで使い古しの布団みたいな色をしていて、名物の岩もみることができなかった。 ENDと書かれた標識が妙に心に刺さって、僕はボルボのコンバーチブルから降りてシャッターを切った。 Calpoly、カリフォルニア州立工科大学の先生方は非常に好意的に僕たちを歓迎してくれた。Calpolyは広大なキャンパスを持つ大学で、わざわざ先生がキャ... 続きを読む
ワシントンD.C.で見つけた子供の頃の夢 - UEI/ARC shi3zの日記
数日前、ワシントンD.C.に居たときの話を書こう。なにしろ僕は妙に忙しくて、本当はDCなんかで観光をしてる場合じゃない。 それでも持ち前の貧乏性から、せっかく東海岸に来ておいて、有名な観光地にワンルックも入れずに素通りするとは罪深いように思えた。 1に経験、2に経験だからだ。それでこのアホみたいなスケジュールの中に敢えてワシントンD.C.に行く予定を入れた。 ワシントンD.C.には何が有るか?もち... 続きを読む
バンガーの奇跡。またはアメリカの田舎町でプチ有名人になって思ったこと - UEI/ARC shi3zの日記
長年生きていて、驚くことはけっこうある。昨日がそうだった。 僕はメーン州の北部にある人口三万人の小さな田舎町、バンガーの大学に呼ばれて、そこで丸一日使って講義をしていた。 内容はenchant.jsと9leapについて。 もともと小さな街なので、講義を聞きに来てくれた学生は全学生の80%にも及んだ。Wow。といっても40人弱だけれども。 僕が前田ブロックで簡単なゲームを作ります、といってみんなにス... 続きを読む
ビジョンと哲学 僕らが哲学者と映画監督を欲した理由(後編) - UEI/ARC shi3zの日記
書いた後で「これはまだ書き足りてないな」と思って前々回のエントリーに「前編」とつけたはいいけれども、あまりにも忙しくて「後編」を書くのを後回しにしてしまった。ようやくほんの少し落ち着いたので続きを書くことにする。 コンピュータと哲学。この二つの関係性についてもう少し説明が必要かもしれない。 海外の優れた設計のソフトウェア、とりわけOSやコアフレームワークといった部分の設計、その根幹には哲学があるの... 続きを読む
ビジョンと哲学 僕らが哲学者と映画監督を欲した理由 - UEI/ARC shi3zの日記
哲学者で批評家の東浩紀さんがUEIのCPOに就任した。樋口真嗣さんのCVO、前田さんのCHOに続いて三人目の珍しいCxOの就任で、これがなかな物議を醸しそうなので、どうしてそんなことになったのか、まあ多少の説明はしておこうかな。 ことの発端は1年前。僕は佐藤辰男さんと夕飯を食べていた。 佐藤さんが角川ホールディングスの社長になってしばらく会えなかった。本当に久しぶりに会ったのだ。 佐藤辰男さんはメ... 続きを読む
人材と焼き肉 - UEI/ARC shi3zの日記
人間の成長というのは焼き肉に似てる。 ジッと待っていてもなかなか育たない。いいタイミングで肉をひっくり返さないといけない。片側ばかり焼いていると焦げちゃうからね。 ひっくり返した後、いいタイミングで食べないと焦げてしまう。 厚い肉ほど、きちんと火を通すのは難しい。じわっと焼けて行く というよりも、あるタイミングでストンと火が入る。 人間の成長も同じで、ある時期までぜんぜんダメでも、あるタイミングで... 続きを読む
プレッシャーと戦うたったひとつの冴えたやり方 - UEI/ARC shi3zの日記
常にプレッシャーと戦うのが経営者の仕事だとすれば、経営術において、いかに酒を飲まずにプレッシャーを回避するかも重要なポイントとなるかもしれない。心配症でなければ気を抜くとすぐに問題が発生する零細企業を経営できないし、かといって心配しすぎればストレスで正常な判断力を喪ってしまう。あんまりやる気ありすぎるのも困りもので、昔はよくそういう状態に陥ったことがある。つまり、目の前の仕事が楽し過ぎて集中しすぎ... 続きを読む
ラブストーリーのしくみ - UEI/ARC shi3zの日記
新人のシナリオライターの女性社員からこんなことを言われた。 「仕事に打ち込もうとおもって恋愛から離れる決意をしたのですが、恋愛のやり方を忘れてしまい、恋愛を描く方法がわかりません。どうすればいいのでしょうか」 何言ってんだ。というか、僕に聞いたからといってどうなるというのだ。それで僕も思わず 「恋ってのは落ちるものであって探しに行くものじゃないんだ」 とかわけのわからないことを言ってしまった。 あ... 続きを読む
アメリカン・スーパー・ヒーロー vs 青島俊作 vs 桂正和 - UEI/ARC shi3zの日記
評判のいい「アメイジング・スパイダーマン」をやっと見た。 アメリカのスーパーヒーローといえば、最近はマーベルのアベンジャーズが人気だ。スパイダーマンもマーベルのヒーローだが、アベンジャーズにはなぜか参加してない。 僕の身の回りでいえば、アベンジャーズの中で誰が好き?と聞くと、たいていはトニー・スタークことアイアンマンが一番人気だ。まあそれはそういう業界のせいもあるかもしれない。 アイアンマンとキャ... 続きを読む
ぼくの仕事風景@UEI - UEI/ARC shi3zの日記
おまえ酒とかカメラとかばっかりいじってて一体いつ仕事してんだよ、という心ない読者からの心の声が聞こえてきたので、まあ仕事の話もたまには書いておくか。昨日は朝からゲーム開発部門に行って、組織編成の見直しをして、新しいプロジェクトを二つスタートさせた。 enchant.jsの定例会議では、ミュンヘン工科大学から留学に来てるケビンがAdobe Edge Animateとenchant.jsを連携させると... 続きを読む
本当に美味いものを食おう シミシュラン2012 - UEI/ARC shi3zの日記
若い奴にビックリするほど美味いものを食わせると、みんな同じことを言う。 「ああ、お袋に食わせてやりてえ」 それでいつか自分も稼いでこういうところに両親や大切な人を連れてこよう。そう思えるのだ。こういう食への感動は、仕事への前向きな力として恐ろしく作用する。美味いものは、実はそれほど高くない。 僕が五人しか居なかった冴えない会社、ドワンゴに入ったのも、結局は森栄樹の美食力に惚れたからだ。美味いもの... 続きを読む