タグ 素粒子論
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersノーベル賞の物理学者、南部陽一郎氏が死去 94歳 :日本経済新聞
南部陽一郎氏 世界的な理論物理学者で2008年のノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎(なんぶ・よういちろう)氏が5日午後8時12分、急性心筋梗塞のため死去した。94歳だった。告別式は近親者のみで行った。 専門は素粒子論。米シカゴ大で研究に取り組んでいた1960年、超電導理論を素粒子論に応用し、「対称性の自発的破れ」と呼ばれる理論を構築。宇宙誕生時には自由に飛び回っていた素粒子が質量を獲得した仕組み... 続きを読む
大栗博司のブログ : 『重力とは何か』
Caltech と カブリIPMU で素粒子論の研究をしています。(写真提供:日経サイエンス)昨年の5月から準備してきた科学解説書 『重力とは何か ― アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』 が、5月30日に幻冬舎新書から出版されます。 昨年のノーベル物理学賞が、「遠方の超新星爆発の観測による宇宙の加速膨張の発見」に与えられたことに象徴されるように、宇宙物理学の発展は、これまで私たちの知... 続きを読む
物理学に関する5つの誤解
物理学に関する5つの誤解 誤解その1 物理学の頂点は素粒子論である。 これは誤解である。素粒子論は進みすぎて,理論を検証する実験はお金がかかりすぎて,理論と実験を比較することがほとんどできない。(有名なのは,SSC(Superconducting Super Collider、超伝導超大型加速器)計画で,お金がかかりすぎるとして,1993年にアメリカ議会で予算案が否決された。)これでは自然科学とは... 続きを読む
大栗博司のブログ : 光よりも速く
日本とカリフォルニアで素粒子論の研究をしています。素粒子論研究室の改装工事も終盤になりました。木曜日には工事の騒音を避けて、物理学・数学・天文学部門の事務室のならびにある副部門長の居室で、こっそり研究をしていました。 部門長が現れて、「ニュートリノが光より速いって聞いたかい。」と言います。 持っているのはニューヨーク・タイムズ紙の記事。速報論文や研究所のプレスリリースでないところが普通ではありませ... 続きを読む