タグ 甲状腺がん検診
人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「がん死亡率減少がない=過剰診断」という誤解 - NATROMのブログ
「検診によるがん死亡率減少がない=過剰診断」という誤解はよくみられ、福島県の甲状腺がん検診に反対している人たちの間でもあります。検診によるがん死亡率減少と過剰診断の関係について説明を試みます。 無症状でがん検診を受けてがんと診断された人は、以下の4つのどれかです。 1. 検診を受けても受けなくてもがん... 続きを読む
《過剰診断を確かめるなら他の地域で甲状腺がん検診をおこなって比較すべきだ》との意見について - Interdisciplinary
裁判と報道 私は、過剰診断で定期的に検索しているのですが、TBS『報道特集』で裁判(「原発事故で甲状腺がんに」6人が訴えた裁判始まる 東電は争う姿勢:朝日新聞デジタル)が採り上げられて以降、 福島で見つかった甲状腺がんが過剰診断だと言うのなら、他の地域でも検診をして比較すべきではないか といった意見が見... 続きを読む
福島での甲状腺がん検診議論の整理 - Interdisciplinary
福島における甲状腺がん検診の話。 被ばくによる流行vs過剰診断という図式は成り立たない 流行とは、ある地域において対象の疾病の罹患率が、通常より大きくなる事。過剰診断とは、症状発現しない疾病を発見する事。これらはそもそも文脈の異なる議論で用いられる概念だから、二項対立のように扱うものでは無い。 流行が... 続きを読む
甲状腺がん検診 生死に関係ない潜在がんが極めて多い|日刊ゲンダイヘルスケア
甲状腺がんは前立腺がんと並び、最も進行が遅いがん。早期発見そのものの意味が最も疑問視されるがんです。病院で死亡した患者の解剖によって前立腺がんが20%以上に発見されるのと同様、生死に関係のない潜在がんが極めて多いのが甲状腺がんの特徴です。 お隣の韓国では、甲状腺がん検診が行われていますが、検診によ... 続きを読む
福島での甲状腺がん検診に反対する人の、乱暴な主張 - Interdisciplinary
まず、私自身の立場を、あらかじめ書いておきます。 私は、福島における甲状腺がん検診には、反対の立場です。出来るだけ早く、長期にわたる検診の計画を、凍結するべきだと考えています。 このように、私は甲状腺がん検診には反対の立場ですが、同じような立場であっても、その根拠として、乱暴な主張を提出する意見も... 続きを読む
甲状腺がん検診は医療過誤か? - NATROMの日記
「容疑者@白石隆浩 ♀は俺 ♂の嫁♪」さん( https://twitter.com/SOSFukushima/status/943969668510781440 )からのご質問にお答えします。 甲状腺の検査は医療行為である。(YES/NO) Yes。医療行為です。 ある医療行為には「大きなデメリットがあり、かつ、メリットはほとんどない」ということが標準的知見として得られている状態において、当該の... 続きを読む
過剰診断と「がんもどき」の違い - NATROMの日記
甲状腺がん検診についての議論を見ていると、過剰診断と近藤誠氏が提唱する「がんもどき」の区別がつきにくいようである。たしかに過剰診断と「がんもどき」は似ている。しかしながら、その背景の考え方は大きく異なる。違いを表にまとめてみた。 標準的な見解と「がんもどき理論」の違い 赤枠が標準的な見解と「がんもどき理論」の決定的な違いである。「がんもどき」部分と「本物のがん」部分が似ているがゆえに間違いやすい ... 続きを読む
牽強付会の林衛氏――甲状腺がん検診のメリットデメリットをめぐって - Interdisciplinary
2017 - 09 - 16 牽強付会の林衛氏――甲状腺がん検診のメリットデメリットをめぐって Tweet Share on Tumblr ?? 助かる人もいるが,過剰診断もあるということではなかったのではないでしょうか? だから,メリットとデメリットを比べようというのがウエルチらの議論ですよね。近藤誠氏なみの全否定?? @NATOROM がん腫や検診によっては早期発見で助かる人がいるとは限りませ... 続きを読む
福島県の甲状腺がん検診の2巡目の数字から言えることと言えないこと - NATROMの日記
福島県の甲状腺がん検診において、2巡目で50人を超えるがんあるいは疑い例が見つかった。これらの例は1巡目(先行調査)ではがんは指摘されていない。「たったの2年間で50人以上もの新たながんが発症しているのであるから明らかに被曝による多発である」という主張がなされているが、そうは言えない。 たとえば、津田敏秀氏は、2巡目のがん検診を受けた236595人中がんの発症が51人(216人/100万人)を、全... 続きを読む
甲状腺がん検診でPECOを学ぼう - NATROMの日記
成人、小児に限らず、甲状腺がん検診が、がん死や有害なアウトカムを減少させるという臨床的証拠は存在しない。むしろ、観察研究によれば甲状腺がん検診はがん死を減少させないという証拠すらある(■韓国における甲状腺がんの過剰診断)。甲状腺がんに限らず、がん検診の有効性についての議論を追っかけていれば、この辺りは常識に属することがわかるだろう。ところが、cyborg001さんから「(甲状腺がん検診が、がん死や... 続きを読む
「有病割合≒罹患率×平均有病期間(D)」という式の適用可能性 - NATROMの日記
福島県の小児を対象として甲状腺がん検診において、10例の細胞診陽性者およびそのうち3例が甲状腺がんと診断された件について、有意に甲状腺がんが多いかどうかが議論になっている。 ■福島県での甲状腺がん検診のこれまでの結果で、甲状腺がんの発生が多発と言えるのか? - warblerの日記■福島の小児甲状腺ガンが意味するものを、スクリーニング効果までふまえて考えてみる。 - Togetter 「有意に甲状... 続きを読む