スミスに狂わされた人生 『ENGLAND IS MINE モリッシー 、はじまりの物語』インタビュー｜青春の終わりとは大好きなバンドが解散することである｜樋口毅宏｜cakes（ケイクス）

2019/05/24 34 users モリッシー ケイクス cakes ボーカリスト スミス

作家・樋口毅宏さんが今回取り上げるのは、5月31日から公開される映画『ENGLAND IS MINE モリッシー 、はじまりの物語』の監督、マーク・ギル。この映画は、イギリスのロックバンド「ザ・スミス」のボーカリストであるモリッシーの若き日を描いたものです。「スミスを知ってからロックの聴き方やその基準は変わった」と... 続きを読む

樋口毅宏、刑務所から脱走後、水牛との交尾を試み死亡｜2045年の樋口一文｜樋口毅宏｜cakes（ケイクス）

2017/11/21 7 users ケイクス cakes 娑婆 幼子 水牛

2045年11月1日、樋口毅宏と三輪記子の長男・樋口一文が、強姦未遂の疑いが晴れ、出所した。折しもその日は奇人作家の名をほしいままにした樋口毅宏の二十三回忌。汚名ばかりの父の“あられもない姿”に放蕩息子は何を思うのか―― 樋口毅宏さんの幼子のまさかの実名小説が、書き下ろし全3回で掲載します。 22日ぶりの娑婆だ。 清掃工場から漏れるダイオキシンで汚れた外気でも、狭い留置所から解放されたばかりとあれ... 続きを読む

11年半ぶりの幸福　岡村靖幸「幸福」 - あざなえるなわのごとし

2016/02/01 25 users なわ 岡村靖幸 エンディング １１年半ぶり 岡村ちゃん

2016 - 02 - 01 11年半ぶりの幸福　岡村靖幸「幸福」 音楽 樋口毅宏のサブカルエッセイ本「さよなら小沢健二」を読んでいたら岡村靖幸に触れている章があって、そこに「誰しも自分だけの岡村ちゃんというものを持っている」云々と書いてあった。 確か、初めて聞いたのは、ありがちなCITYHUNTERのエンディング「SUPERGIRL」だと思う。 【スポンサーリンク】 eZaGoGoの放送を見てい... 続きを読む

村上春樹はなぜ世界でここまで成功したか【樋口毅宏のサブカルコラム厳選集】 | 日刊SPA!

2015/12/31 12 users 日刊SPA 週刊SPA 本書 村上春樹 タモリ論

『 さらば雑司ヶ谷 』『 タモリ論 』などのヒット作で知られ、最新刊『 ドルフィン・ソングを救え！ 』も好調な小説家・樋口毅宏氏。そんな樋口氏がさまざまな媒体に寄稿してきたサブカルコラムを厳選収録した 『さよなら小沢健二』 が好評発売中。本書の発売を記念して傑作テキストを特別公開いたします！ （当コラムは『週刊SPA！』2012年11月6日号に掲載されたものです） 先日、『女性セブン』で村上春樹に... 続きを読む

タモリがTVで「いいよね」って褒めた曲リスト - くりごはんが嫌い

2014/09/10 421 users タモリ くりごはん オザケン 曲リスト 小沢健二

樋口毅宏の傑作『さらば雑司ヶ谷』のなかで「人類最高の音楽家は誰か？」という議論を繰り広げる場面がある。そこでキャラクターのひとりがタモリを引き合いに出して小沢健二こそ最高の音楽家だとまくしたてるのが話題になった。以下、本文より引用。「むかし、いいともにオザケンが出たとき、タモリがこう言ったの。『俺、長年歌番組やってるけど、いいと思う歌詞は小沢くんだけなんだよね。あれ凄いよね、“左へカーブを曲がると... 続きを読む

#1 ロッキング・オンを愛しすぎた男、編集長に問う｜音楽は文学に嫉妬するか――山崎洋一郎×樋口毅宏ガチンコ対談｜山崎洋一郎／樋口毅宏｜cakes（ケイクス）

2014/05/16 52 users ケイクス cakes ロッキング オザケン 山崎洋一郎

小説『さらば雑司ヶ谷』の中にオザケンを登場させたのも、師である白石一文さんに出会ったのもすべては「ロッキング・オン」のせいだった――「ロッキング・オン」をこよなく愛し、その編集長・山崎洋一郎がいなかったら、今の自分はいないと熱く語る作家・樋口毅宏さんが、トゥーマッチなまでの愛を語る日がきました。現在は、「ロッキング・オン」「ロッキング・オン・ジャパン」そして「RO69」のトリプル編集長を務める山崎... 続きを読む

「笑っていいとも！」と有吉佐和子、三十年目の真実／樋口毅宏｜新潮社

2014/01/17 204 users 有吉佐和子 新潮社

『タモリ論』（新潮新書）を上梓してから五ヶ月が経過した。おかげさまで本書は書店に並ぶ前から増刷がかかり、小説家を本業としている私にとって初めてのベストセラーとなった。 反響は予想以上のものだった。タレントやテレビプロデューサー、放送作家といったテレビの作り手側から、お笑いに詳しいと自任するマニアまで、賛否両論の声を頂いた。これまで小説を七冊書いてきたが、身に余るほどの称賛の一方で、貶す人はとことん... 続きを読む

図書館貸し出し猶予を…小説家が巻末にお願い : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

2011/02/25 277 users 巻末 版元 自著 前例 売れ行き

気鋭の小説家、樋口毅宏(たけひろ)さん（３９）が、２５日発売の「雑司ヶ谷Ｒ．Ｉ．Ｐ．」の巻末に、公立図書館での貸し出しを、新刊の売れ行きに影響が大きい刊行から半年間、猶予するよう求める一文を掲載した。図書館がベストセラーを大量購入して貸し出す現状については、複数の作家が「無料貸本屋」と異議を唱えてきたが、作家が自著に、このような一文を載せるのは「おそらく前例がない」（版元の新潮社）という。樋口さん... 続きを読む