日本人は今の貿易赤字がいかに深刻かを知らない

2022/11/13 21 users 貿易赤字 下期 深刻か 経常収支 円安

貿易赤字の拡大の原因は、資源価格高騰や円安だけでない。日本企業の競争力が低下していることも大きな原因だ。この状態が続くと、経常収支が恒常的に赤字となる危険がある。 構造要因による赤字拡大分は？ 2022年4～9月の貿易収支は、約11兆円の赤字となり、年度半期ベースで過去最大となった。下期もこのペースが続け... 続きを読む

老化する株式市場　高齢化で年金が売り手に　　:日本経済新聞

2018/12/11 24 users 売り手 一過性 年金 海外ヘッジファンド 例年

例年なら年末高に沸く師走相場だが、今年はどんより曇っている。厚く垂れこめる冬雲のように相場の頭を押さえているのは、海外ヘッジファンドからの換金売りだ。年末特有の一過性の季節要因なのかと思いきや、そうとは言い切れない構造要因が横たわる。高齢化で年金マネーが縮小し、運用を委託している株式ヘッジファン... 続きを読む

完全失業率の改善は本当に「賃金上昇」をもたらすのか？（安達 誠司） | 現代ビジネス | 講談社（1/3）

2017/04/12 35 users 誠司 安達 articles 賃金上昇 団塊

失業率の低下が意味するもの 2月の完全失業率の3％割れについての筆者の考えは前回の当コラムで言及した通りである（ http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51387 ）。 巷の完全失業率改善の解釈は、アベノミクスに対する立場の違いによって大きく異なっている。アベノミクスを支持しない人たちは、「失業率の低下は、たまたま団塊の世代の引退という構造要因が重なったものであり... 続きを読む

ピケティが解説、中国が「新常態」に突き進む必然：日経ビジネスオンライン

2015/04/05 38 users ピケティ 先行き 必然 分配 格差

『21世紀の資本』で所得と富の分配について明らかにした経済学者のトマ・ピケティ氏。中国には経済が発展するほど格差が広がってしまう歴史的な構造要因が残っており、「新常態」でそれが是正できなければ中国の先行きは厳しいと説く。 「中国の格差問題に対する私の率直な印象は、解決は非常に難しいというものです。中国を訪れた際、政府関係者や学者と議論しましたが、その多くが中国で格差が拡大していくことに対して心配し... 続きを読む

“民主もダメ”ではっきりした2つの構造要因：日経ビジネスオンライン

2012/11/27 36 users 民主 日経ビジネスオンライン 離合集散 失政 舵取り

12月16日の投開票に向け、政党の離合集散と激しい舌戦が繰り広げられている衆院選。この国の舵取りをどの党に託すのか、有権者の真贋を見極める目も問われている。そこで、判断材料となる民主党政権の失政の背景や衆院選の争点について、識者などに語ってもらう。第1回は岩井奉信・日本大学教授。民主政権の失敗には2つの構造要因があったと説く。 「政権交代」の熱狂から3年余り。民主党政権への高い期待は剥げ落ちた。政... 続きを読む