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人気順 5 users 10 users 50 users 100 users 1000 users不倫カップルにありがちなこと - 弁護士三浦義隆のブログ
8月は異様に忙しく、ブログの更新を怠っていた。月も変わったことだし、ここからまた更新ペースを上げていこうと思う。 更新しないでいる間にやや古い話題となってしまったが、はてな元CTOである伊藤直也氏の不倫騒動というのがあった。 不貞相手の女性であるA氏が伊藤氏に対しての怨恨からか、自らのブログで不貞関係を詳細に、画像付きで暴露したことに端を発した騒動だ。 相手女性A氏のブログは、現在は非公開になって... 続きを読む
菅野完氏の民事訴訟についてのお知らせ - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 08 - 08 菅野完氏の民事訴訟についてのお知らせ 1. はじめに 2. 本件訴訟に至った経緯 (1) 受任までの経緯等 (2)受任後の経緯等 3.X氏による私的制裁行為 (1) 反省文差止めの経緯 (2) X氏による本件記事の拡散工作 4. 和解決裂、判決へ 5. 所感および今後について 1. はじめに 著述家の菅野完氏が被告となった損害賠償請求訴訟(以下「本件訴訟」という。)の... 続きを読む
戸籍を公開する蓮舫氏に期待したいこと - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 07 - 11 戸籍を公開する蓮舫氏に期待したいこと 蓮舫氏が戸籍を公開することにしたようだ。 www.news24.jp 私は、蓮舫氏であれ誰であれ、手続の失念などにより二重国籍状態のまま国会議員になった人がいたとしても、騒ぐような問題ではないという考えだ。 もちろん国籍法14条違反の問題はあるから、二重国籍状態が判明したら速やかに国籍選択の手続を行う必要はあるだろう。しかし、この... 続きを読む
事務所駐車場に無断駐車されたので賠償請求してみた - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 06 - 30 事務所駐車場に無断駐車されたので賠償請求してみた 1. 度重なる無断駐車被害 2. 弁護士会照会による車両所有者の特定 3. 損害賠償請求 4. 解決 5. 無断駐車対策はなかなか難しい ① 弁護士に依頼するのはコストに見合わない場合が多い ②予め定めた「罰金」を取ることはできない ③ 自動車を足止めするなどの実力行使もできない ④ まとめ 1. 度重なる無断駐... 続きを読む
やりたくない事件にだけ「抑制的」な警察を動かす方法 - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 06 - 16 やりたくない事件にだけ「抑制的」な警察を動かす方法 1. やりたくない事件には「抑制的」な警察 2. 警察を動かしたいときどうするか 2-1.告訴と被害届 2-2. 告訴を受理すると捜査をする義務が生じる 2-3. 警察は告訴状の受理を嫌う 2-4. 弁護士が警察に捜査を求める場合どうするか 1. やりたくない事件には「抑制的」な警察 少し前の話だが、政治学者の三... 続きを読む
スマホを「注視」してなくても切符を切ろうとする警察官に注意 - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 06 - 13 スマホを「注視」してなくても切符を切ろうとする警察官に注意 目次 1. 違反をしていないのに切符を切られそうになった件 2. 道交法の携帯電話などの規制の解説 2-1. 道交法71条5の5号 2-2. 「注視」とはどのような行為か 1. 違反をしていないのに切符を切られそうになった件 2週間ほど前のこと。私は仕事の移動のため、地元の走り慣れた道を車で走っていた。 見通... 続きを読む
「退職してくれ」と言われた場合にとるべき対応 - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 05 - 24 「退職してくれ」と言われた場合にとるべき対応 労働事件 今日は、労働者が使用者から退職勧奨(要するに、「退職してくれ」と言われること)を受けた場合にとるべき対応について書く。 *1 退職勧奨を受けた場合、労働者がまず頭に入れておくべき基本事項は下記の3つだ。 退職しろと言われたからといって退職する義務はない 労働者が自主的に退職しない場合、それでも辞めさせたいなら、... 続きを読む
痴漢冤罪問題は刑事司法問題の縮図だ - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 05 - 17 痴漢冤罪問題は刑事司法問題の縮図だ 痴漢冤罪の件、「冤罪被害者の人権を守れ」とか恣意的なこと言ってるうちはダメだよ。本当はやってなくても真実を知ってるのは本人と真犯人だけ。痴漢被害者や捜査機関にとっては「やったくせに言い訳してる奴」なんだから。真犯人含め、しかも痴漢に限らず被疑者の権利を擁護しろと言わねばならない。 — ystk (@lawkus) 2017年5月15... 続きを読む
痴漢を疑われた場合の弁護士アクセス手段をいくつか挙げておこう - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 05 - 14 痴漢を疑われた場合の弁護士アクセス手段をいくつか挙げておこう 前回エントリ にはきわめて大きな反響があった。 専門家の見解を全く信用せず「逃げるべし」という結論にこだわる人が多いのは少し意外だったが、説得しようとも思わない。 俺のブログに「俺は信じないぞ!逃げるしかない!」とか反応してる人は放射脳とかネトウヨとかと同じだと思う。日本は男に一方的に厳しい絶望的な社会だと... 続きを読む
痴漢を疑われても逃げるべきではない理由 - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 05 - 12 痴漢を疑われても逃げるべきではない理由 痴漢を疑われた人が逃走し、ビルから転落して死亡したという事故が起きてしまった。 www3.nhk.or.jp 痴漢を疑われた場合にどのような対応をすればよいかについては、弁護士の間でも意見が分かれていた。この機会に私の意見を述べておこう。 まず、 駅事務室などに同行を求められても絶対に行ってはいけない。 あなたが痴漢の疑いをかけ... 続きを読む
実印を登録したままにしておいてはいけない - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 05 - 06 実印を登録したままにしておいてはいけない 実印は、経営者等でしょっちゅう使う人以外は登録しておかない方がよいです。面倒でも、使うときにその都度登録して、使い終わったらすぐに廃印することを強くお勧めします。実印は裁判で高い証拠力を有するので、親族等に実印を悪用されたためにえらいことになってる事件が沢山あります。 (再掲) — ystk (@lawkus) 2016年1月... 続きを読む
なぜ保険会社は低額の提示をしてくるのか - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 05 - 03 なぜ保険会社は低額の提示をしてくるのか 前回エントリ には大きな反響があった。 はてなブックマーク の人気エントリ1位になったし、PVは10万を優に超えている。 保険会社が正当な(裁判をしたとすれば認められるべき)損害賠償額から大きくかけ離れた低額の提示をしてくるのが常であることは、弁護士には常識だ。 しかしこの反響の大きさを見ると、やはり一般の方にはあまり知られてい... 続きを読む
弁護士が車に轢かれた結果を晒してみる - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 05 - 01 弁護士が車に轢かれた結果を晒してみる 弁護士は 守秘義務 があるから担当事件のことは書けない。 以下は仕事ではなく自分の話なのでネタにしてみよう。 古い話だが去年の3月1日に車に轢かれた。 【悲報】車に轢かれる — ystk (@lawkus) 2016年3月1日 自転車で普通に車道左端を走っていたら、いきなり左折してきた車に巻き込まれたのだ。当然ながら派手に転倒し、... 続きを読む
労働者が労基法について1つだけ覚えておくとしたら - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 04 - 27 労働者が労基法について1つだけ覚えておくとしたら 東本願寺 の僧侶に残業代が支払われておらず、労使交渉の結果支払われることになった、という報道に接した。 headlines.yahoo.co.jp 残業代不払も、交渉や裁判の結果支払われることになるのもよくある話だ。私にとっては日常業務である。 もっとも、ちょっと目を引いたのは、1973年に作成された労使間の「覚書」に... 続きを読む
退職の際に有休消化させない企業でも強引に消化する方法 - 弁護士三浦義隆のブログ
2017 - 04 - 22 退職の際に有休消化させない企業でも強引に消化する方法 年次有給休暇 (以下、「有休」という。)は労働者の権利だ。 6か月以上の継続勤務や、対象期間の労働日の8割以上出勤などの要件はあるが *1 、そうした要件さえ満たせば、どの企業でも付与される。 法律上当然に付与されるし、 就業規則 などに有休を与えない旨の定めを置いてもそんな定めは無効だから、「我が社には有休制度は... 続きを読む