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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「ゾンビ」の延命に終止符を 安易な痛み止め繰り返すな 本社コメンテーター 小竹洋之 - 日本経済新聞
またしても安易な物価高対策である。岸田文雄首相は電気・ガス料金の負担軽減を8〜10月に再開し、ガソリン補助金を年末まで継続する方針を示した。年金受給世帯や低所得世帯には給付金を支給し、農林水産事業者や中小企業などを地方交付金で支援する。日本経済にスタグフレーション(景気停滞とインフレの共存)の影が差... 続きを読む
劣化する米国、政府やメディアのモラルも低下 ワシントン支局長 小竹洋之 :日本経済新聞
トランプ米大統領の就任からまもなく半年。少しは現実的な路線に傾いたとはいえ、保護貿易や移民制限、孤立主義の本質は変わらず、内外に予想以上の混乱をもたらした。民主主義や自由経済の守護者を自任し、戦後の世界を主導してきた米国の劣化は鮮明だ。 米外交問題評議会のリチャード・ハース会長は、伝統的な価値観を軽んじるトランプ氏を「断絶王」と批判する。米ピュー・リサーチ・センターが世界37カ国で実施した世論調... 続きを読む
米スタバ奨学金、裏に広がる世代間格差 ワシントン支局長 小竹洋之 :日本経済新聞
米コーヒーチェーン大手のスターバックスが、国内の従業員13万5000人を対象とした奨学金制度を始める。2年間で最大3万ドルの補助を得て、米アリゾナ州立大のオンライン講義を受けられるようにする。… 米コーヒーチェーン大手のスターバックスが、国内の従業員13万5000人を対象とした奨学金制度を始める。2年間で最大3万ドルの補助を得て、米アリゾナ州立大のオンライン講義を受けられるようにする。…続き (6... 続きを読む
公共投資頼み アベノミクス景気の危うい現実 編集委員 小竹洋之 :日本経済新聞
日本の実質国内総生産(GDP)がリーマン・ショック前のピークを上回った。5年がかりの「リーマン超え」である。… 日本の実質国内総生産(GDP)がリーマン・ショック前のピークを上回った。5年がかりの「リーマン超え」である。…続き (11/28) 労働組合のあり方を考えさせられるニュースが重なった。ひとつは全米自動車労組(UAW)の南進。もうひとつは日本の連合のベースアップ(ベア)要求だ。…続き (1... 続きを読む
就活までも安倍頼み、神通力どこまで 編集委員 小竹洋之 :日本経済新聞
異例の賃上げ要請に味をしめたのか。安倍晋三首相が4月19日、米倉弘昌経団連会長らと会い、今度は2016年卒業の大学生から就職活動の日程を見直すよう求めた。 会社説明会を含む広報活動の開始時期を「3年生の12月」から「3年生の3月」に、試験や面接といった選考活動の開始時期を「4年生の4月」から「4年生の8月」に遅らせる内容だ。経済界もこれを受け入れる意向を表明した。 仕掛け人は下村博文文部科学相と…... 続きを読む
相次ぐ満額回答、口先介入だけでは続かない 編集委員 小竹洋之 :日本経済新聞
2013年の春季労使交渉がヤマ場を越えた。トヨタ自動車や三菱重工業などが一時金で満額回答し、セブン&アイ・ホールディングスはベースアップ(ベア)を実施する。世界経済の持ち直しや円安・株高を追い風に業績が改善しているのが主因だが、安倍晋三首相の異例の賃上げ要請にこたえる意味合いもあるのだろう。 政府の実績見込みによると、12年度の名目雇用者報酬は約245兆円。長引くデフレを反映し、ピーク時の199…... 続きを読む