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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users「天才殺し」の井上一門――史上最速の七段昇段がかかる藤井聡太に立ちはだかる男・船江恒平 - ねとらぼ
藤井聡太の七段昇段の一番が今日5月18日、関西将棋会館で行われている。残念ながら今回のコラムで、私は全国の藤井聡太ファンを敵にまわさなければならない。なぜなら、七段昇段をかけた対局で、相手が勝つことを祈っているからだ。 藤井聡太の対局相手の名は 「船江恒平」 。私と井上門下で兄弟弟子だった男である。 橋本長道 1984年生まれの小説家、ライター、将棋講師、元奨励会員。神戸大学経済学部卒。著書に『 ... 続きを読む
プロとアマとを分けるもの――「奨励会」という世界、己の人生を”懸ける”ということ - ねとらぼ
奨励会というのは将棋のプロを目指す者達の登竜門だ。6級から始まり昇級昇段を重ね、三段リーグを抜けると、晴れて棋士四段となり賞金・給料を手にすることができる。私は中学三年生の夏から四年ほど在籍していた。 奨励会――というとこんなおぼろげな記憶が蘇る。 橋本長道 1984年生まれの小説家、ライター、将棋講師、元奨励会員。神戸大学経済学部卒。著書に『 サラの柔らかな香車 』『 サラは銀の涙を探しに 』(... 続きを読む
「あの時負けていれば」――人生を賭けた一局、夢が終わった後に続くもの - ねとらぼ
あの時勝っていれば人生が違ったものになっていたのに――。そんな話はよく聞く。その逆はあまり聞いたことがないのが普通だ。 奨励会時代、私と一緒に麻雀やカラオケをして遊んでいた友人はよくぼやいた。 「あの将棋を負けていればなぁ……」 橋本長道 1984年生まれの小説家、ライター、将棋講師、元奨励会員。神戸大学経済学部卒。著書に『 サラの柔らかな香車 』『 サラは銀の涙を探しに 』(いずれも集英社刊)。... 続きを読む
藤井聡太五段を見たときに感じる「口の奥の苦み」――プロ棋士を目指した“元奨”作家が振り返る「機会の窓」 - ねとらぼ
藤井聡太五段のことを書く前に、まずは私のことを書かせていただきたい。 私は6年前に将棋小説『サラの柔らかな香車』で小説すばる新人賞を受賞して小説家デビューした。そしてこの6年で何かしたかと言えば、何もしなかったし、できなかった。 橋本長道(はしもと・ちょうどう) 1984年生まれの小説家、ライター、将棋講師、元奨励会員。神戸大学経済学部卒。著書に『 サラの柔らかな香車 』『 サラは銀の涙を探しに ... 続きを読む