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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 usersボンクラ青春SFとしての『虐殺器官』 ~以後とか以前とか最初に言い出したのは誰なのかしら?~(前島賢)|前島賢|note
ボンクラ青春SFとしての『虐殺器官』 ~以後とか以前とか最初に言い出したのは誰なのかしら?~(前島賢) ※このノートは全文無料で読むことが出来ます。 ※このnoteは、もともと『S-Fマガジン』2015年10月号(「伊藤計劃特集」号)に掲載されたものです(公開に当たり加筆修正を行っています)。2017年2月3日の劇場用長編アニメーション映画『虐殺機関』公開を記念し(と原作のとある要素がちゃんと映像... 続きを読む
小説 秒速5センチメートル ラノベ漂流20年!「前島賢の本棚晒し」 - 電子書籍はeBookJapan
祝! 新海誠監督最新作『君の名は。』公開&大ヒット! なんだかこないだも似たようなこと書いた気もしたけれど、気にしてはいけない。 いやー感慨深い。新海監督がその名を一躍名を知らしめた中編アニメ『ほしのこえ』を不肖・前島賢が見たのは14年前の2002年のこと。まだギリギリ10代の時でした。思えば、あの感動をなんとか文字にしたいという思いがライターという職業を選んだ動機のひとつでしたし、だからこそ... 続きを読む
『ロードス島戦記』は異世界ファンタジーではない……のかもしれない。 - 前島賢のラノベ以外
2016 - 02 - 01 『ロードス島戦記』は異世界ファンタジーではない……のかもしれない。 ライトノベル における異世界ファンタジーの代表作といえば 水野良 『 ロードス島戦記 』だろう……。 といったような文章を、僕はこれまでいろんなところで書いた記憶がある。 なぜ、では僕は「 ライトノベル におけるファンタジーの代表作」でなく「 ライトノベル における異世界ファンタジーの代表作」と書いて... 続きを読む
ニンジャスレイヤー - ラノベ漂流20年!「前島賢の本棚晒し」 - 電子書籍はeBookJapan
現在、ニコニコ動画でアニメ版『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』が配信され、そのあまりに斬新なスタイルが話題となっているサイバーパンクニンジャ活劇『ニンジャスレイヤー』こと『忍殺』。賛否は多々あれど、他のアニメにはない、あまりに斬新なアトモスフィアーに原作への興味が湧いた読者も多いのではなかろうか。 そんなわけで今回のお題はコイツ。 著=ブラッドレー・ボンド+フィリップ・N・モーゼス 訳... 続きを読む
戦場でさえ終われない、モラトリアム 虐殺器官 - ラノベ漂流20年!「前島賢の本棚晒し」 - 電子書籍はeBookJapan
911テロ以降、国際社会は頻発する虐殺と民族紛争の中で混乱の極みにあった。 新たな時代の戦争に対応すべく、アメリカ合衆国に新設された第五の軍隊・情報軍に所属する特殊部隊員クラヴィス・シェパード大尉は、その虐殺と紛争の裏に見え隠れする謎の人物、ジョン・ポールを追って世界各地を転戦する……というのが本日紹介する作品のあらすじだ。 伊藤計劃『虐殺器官』(早川書房) 本コーナーの読者であれば、おそらく... 続きを読む
ブギーポップは笑わない - ラノベ漂流20年!「前島賢の本棚晒し」 - 電子書籍はeBookJapan
上遠野浩平の『ブギーポップ』シリーズが、ついに電子書籍化された。 1997年に第4回電撃ゲーム小説大賞(現・電撃大賞)を受賞して刊行され、しばしば「ライトノベルを変えた作品」とも評価される作品だ。 『ロードス島戦記』や『スレイヤーズ!』といった異世界ファンタジーの全盛期に、当時、後発のマイナーレーベルでしかなかった電撃文庫から刊行された本作。その大ヒットは、ライトノベルの光景を塗り替え、電撃文庫... 続きを読む
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』感想 - A Mental Hell’s Angel
2012-11-18 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』感想 新エヴァの破を見て「ウェルメイドなエンタメだな」という印象しかいだかず、批評業界でもおおむねそれが支配的ディスクールであったため、落胆していた。評論家の前島賢が「こんなのエヴァじゃない」と言っていたが、まったく同意見だった。Qに期待を持たず見に行ったところ、良い意味で裏切られた。まずいきなり十四年経っていることに驚かされたが、見ているうち... 続きを読む