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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users「吉祥寺」|文・牟田都子 - SUUMOタウン
書いた人:牟田都子 1977年、東京都生まれ。校正者。図書館員を経て、出版社の校閲部に勤務。2018年からは個人で書籍・雑誌の校正を行う。著書に『文にあたる』(亜紀書房)、共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)『本を贈る』(三輪舎)ほか。 「吉祥寺に越してくればいいのに」... 続きを読む
『幻の惑星ヴァルカン』 それはいかにして「発見」され、いかにして葬り去られたのか - HONZ
幻の惑星ヴァルカン アインシュタインはいかにして惑星を破壊したのか 作者:トマス・レヴェンソン 翻訳:小林由香利 出版社:亜紀書房 発売日:2017-11-09 水・金・地・火・木・土・天・海・冥。かつてそう教えられた太陽系惑星のなかから、2006年に冥王星が除外されたことは記憶に新しい。だがじつは、19世紀後半にはそれら惑星候補のなかにもうひとつ別の名前が挙げられていた。本書の主役は、その幻の惑... 続きを読む
『性表現規制の文化史』えっちがいけないことなのは何故か - HONZ
性表現規制の文化史 作者:白田 秀彰 出版社:亜紀書房 発売日:2017-07-20 本書、表紙が素敵なのだ。 裸の成人女性からうまい具合に乳首を隠したイラスト、線画の描写ゆえ生々しさはなく90年代に流行ったオシャレ系マンガの表紙のようである。 とは言えハダカはハダカ、サラリーマンばかりの通勤電車で読むのは平気だった私もさすがに目の前に小学生男子が立っている中では本書の続きを読むのをためらった。 ... 続きを読む
最近、インターネットつまらなくない? とぼんやり思ってるみなさんへ
「なんだかインターネットがおかしい。最近のインターネットのムードに違和感がある。なんでこんなふうになっちゃったんだろう?」 「僕たちのインターネット史」(亜紀書房)は、こんな書き出しで始まっている。 1980年代のパソコン通信時代から、インターネットの黎明期、そしてSNS全盛となった現在まで、インターネットがどんな風に“語られてきたか”をひもとく本だ。 「なんだかインターネットがおかしい」。こう思... 続きを読む
『息子が殺人犯になった コロンバイン高校銃乱射事件・加害生徒の母の告白』わかりやすい原因などない、という現実 - HONZ
息子が殺人犯になった――コロンバイン高校銃乱射事件・加害生徒の母の告白 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズII-16) 作者:スー・クレボルド 翻訳:仁木めぐみ 出版社:亜紀書房 発売日:2017-06-24 コロンバイン高校銃乱射事件。1999年4月20日、コロンバイン高校の学生2人が無差別に発砲を行い最終的に自殺、教師1人と生徒12人が死亡し、24人が負傷した傷ましい出来事だ。発生から1... 続きを読む
『失われた宗教を生きる人々 中東の秘教を求めて』 - HONZ
失われた宗教を生きる人々 中東の秘教を求めて (亜紀書房翻訳ノンフィクションシリーズII―14) 作者:ジェラード・ラッセル 翻訳:臼井 美子 出版社:亜紀書房 発売日:2016-12-17 本書『Heirs to Forgotten Kingdoms』は、アラビア語とペルシア語を流暢に操り、イギリスおよび国連の外交官を務めた経験をもつ著者ジェラード・ラッセルが、中東の宗教的少数派のコミュニティを... 続きを読む
『兵士は戦場で何を見たのか』 - HONZ
兵士は戦場で何を見たのか (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-7) 作者:デイヴィッド・フィンケル 翻訳:古屋美登里 出版社:亜紀書房 発売日:2016-02-11 2007年4月、ワシントン・ポスト紙の元記者でピュリツァー賞受賞者デイヴィッド・フィンケルは、バグダッド東部にあるラスタミヤという、だれも行きたがらないアメリカ軍前線基地に赴いた。そこは、「すべてが土色で、悪臭に覆われ」、... 続きを読む
科学の最重要未解決問題『意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論』 - HONZ
意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論 作者:ジュリオ・トノーニ 翻訳:花本 知子 出版社:亜紀書房 発売日:2015-05-26 「意識のハードプロブレム」とは何かご存知だろうか。端的に言うと「物質である脳が、どのようにして非物質である意識体験を生み出しているのか」という脳科学の未解決問題のことだ。哲学者のデイヴィッド・チャルマーズによって1994年に提唱され、それまで神経科学的な分... 続きを読む