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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersテレビの「やらせ」はなぜなくならないのか? ~内輪の倫理組織「BPO」の矛盾と限界 | テレビのヨミカタ | 現代ビジネス [講談社]
BPOによる政府批判は理解できない NHK『クローズアップ現代』のやらせ疑惑に端を発し、BPO(放送倫理・番組向上機構)が今月6日に自民党と総務省を批判した。その直後に自民党もBPOに反論。両者は真っ向から対立している。 まず、昨年5月の『クロ現』の問題報道について、自民党の情報通信戦略調査会は今年4月、NHKを事情聴取した。その行為をBPOは「政権党による圧力そのもの」と厳しく批判した。その通り... 続きを読む
TV界の特異点「タモリ」の謎 〜汗をかかず、欲も見せない。なぜ存在だけで万人を魅了できるのか? | テレビのヨミカタ | 現代ビジネス [講談社]
40年変わらない、汗を感じさせない芸風 フジテレビ『ヨルタモリ』(日曜午後11時15分)が9月末で終わってしまう。残念だ。タモリ(70)のゆるいトークとコントが、ウィークデーを前にした少し憂鬱な夜に合っていたと思う。 半面、タモリ本人にとっては、ちっとも残念なことではない気がする。ほかにも番組は複数あるし、すでに古希。少しのんびりしたいと思っても不思議ではない。そもそも昔から欲の見えない人だから。... 続きを読む
地域トラブルの報道が抜群に巧いTBS『噂の! 東京マガジン』のフェアな態度 | テレビのヨミカタ | 現代ビジネス [講談社]
人権を守るために必要な規制 自戒を込めて書くと、21世紀の報道には人権意識が求められている。これは国際的に見ても同じだ。 人権を守るため、マスコミには目に見えない規制が加わり続けている。テレビの場合、規制が緩かった昭和期のほうが面白かったという意見をよく聞くが、筆者はそう思わない。規制があろうが、面白い番組は作れるはず。なにより、大勢の人が喜べば少数派を傷つけても良いなどという発想は身勝手で古すぎ... 続きを読む
作り手に大打撃を与え、文化を殺す"違法ダウンロード"の罪は重い! | テレビのヨミカタ | 現代ビジネス [講談社]
スマホ時代、違法アップロード対策にいよいよ本腰 9月25日、警視庁サイバー犯罪対策課などは無職の男ら4人を逮捕し、12人を書類送検した。容疑は著作権法違反だ。男たちは米国に本社がある動画投稿サイト「FC2」に映像を無断投稿(違法アップロード)し、サイトの会員に見せることによって、多額の現金を得ていた。 この摘発劇を、なぜ、テレビをテーマにした本コラムで取り上げるのかというと、投稿されていたのは『半... 続きを読む
二つの大きな冤罪事件を追った『NNNドキュメント』の功績 | テレビのヨミカタ | 現代ビジネス [講談社]
放送時間帯が日曜深夜なので、ビジネスマンが見るのはきついだろうが、それでも『NNNドキュメント』(深夜0時50分)のファンは少なくないはずだ。 反戦、反権力、反差別、反公害を訴え続けている硬派番組。70年代までなら珍しくはなかったが、いまやNHK会長まで親政権を隠さない時代。バラエティーと見分けがつかないノンフィクション番組も増えた。権力には決して抗わず、分かりやすい悪党だけ叩く番組も目立つ。ひょ... 続きを読む
『半沢直樹』が証明してみせた"テレビ離れ"の本当の原因 | テレビのヨミカタ | 現代ビジネス [講談社]
TBS日曜劇場『半沢直樹』の勢いが止まらない。視聴率は初回が19.4%。以後、第2話が21.8%、第3話が22.9%、第4話が27.6%、第5話は29%---。 「録画率が高まったので、もうドラマでは高視聴率は取れない」。そう口にするテレビマンが増えていたが、そんな考え方は間違っていたらしい。『半沢直樹』の視聴率は、録画機器の普及率が低かった昭和の時代と比べても遜色がない。1970年代の『時間です... 続きを読む
視聴者に求められるニュースとは何か!? TBS『Nスタ』で解説を務める杉尾秀哉氏に聞いた | テレビのヨミカタ | 現代ビジネス [講談社]
NHKとテレビ東京を除いた民放各局は、平日の午後4時台から同7時まで、こぞってワイドニュース番組を放送している。類似番組がこれほど横一線に並ぶ時間帯はほかにない。 「見てもらえなければスタッフの士気が下がる」 「競争は熾烈ですし、番組づくりは難しい」と語るのはTBSの杉尾秀哉氏(55)。TBS『Nスタ』(午後4時53分~)で、月曜日から木曜日までニュースの解説役を務めている。「難しさ」の理由の一つ... 続きを読む