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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users日本版ISAでの正しい運用法|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
通称「日本版ISA」と呼ばれる制度が2014年1月からスタートする予定だ。これは、1人が年間100万円まで行う投資の収益に対して5年間非課税とする、投資優遇税制だ。 日本版ISAでは、1人が1金融機関に一つだけ専用の口座を開くことになるので、金融機関の間では、すでに口座獲得競争が始まっている。現段階で予定されている日本版ISAの制度は、必ずしも使い勝手がよくないし、金融機関にとっても多額の手数料が... 続きを読む
岩田規久男日銀副総裁への 三つの期待と心配|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
注目の日本銀行首脳人事が先般決着した。黒田東彦氏の総裁就任もさることながら、岩田規久男氏の副総裁就任が注目される。岩田氏は、金融緩和政策の代表的な論客であるのと同時に過去の日銀を徹底的に批判してきた人でもある。 できたら総裁にと思わぬでもなかったが、岩田氏が日銀の内部に入ることは画期的だと筆者は思う。ご活躍に大いに期待したい。 まず、有効な金融緩和策を実行する上での議論の主導を期待する。日銀の金融... 続きを読む
広告付きの記事や講演にご用心!|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
誰でも「評論家」になることができる。そのビジネスモデルは、(1)本を書いて「先生」と呼ばれ、(2)テレビ等で顔を売り、(3)講演でもうける、のおおむね3段階だ。投入時間当たりの報酬は講演が圧倒的にいい。だが、経済系、特に運用関係がテーマの講演の仕事は、リーマンショックで半減、東日本大震災でまた半減という感じで減っていた。しかし、最近の「アベノミクス相場」で増加に転じたようだ。資産運用を考えるセミナ... 続きを読む
アベノミクス相場のチェックポイント|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
総選挙が決まってから、安倍政権の経済政策に期待が集まり、円安と株高が急激に進んだ。初めは懐疑論もあったが、今やほとんどの一般雑誌が「株価はまだまだ上がる」という論調になった。そうすると雑誌が売れるのだという。目下の市況を「アベノミクス相場」と呼ぶとして、当面のアベノミクス相場と付き合う上でのチェックポイントを挙げておこう。 まず、「インフレ目標2%」がどのくらい強く日本銀行を拘束するか、その程度の... 続きを読む
日本の投資信託の現状を知っておこう|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
投資信託評価会社のモーニングスター社の社長である朝倉智也氏が書いた『低迷相場でも負けない資産運用の新セオリー』(朝日新聞出版社)は大変参考になる。 特に、日本の投資信託の現状を、データに基づいて批判的に説明した第1章は、例えば投信を顧客に薦める可能性があるファイナンシャルプランナーなら、赤線を引きながら、精密に読む価値がある。言い方を換えると、ここに書いてある事実を知らずに、他人に投信についてアド... 続きを読む
個人向け国債の売り方を考える|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
財務省は、昨年末から東日本大震災の復興資金に充てるとして、個人向け国債を「個人向け復興国債」と名付けて販売してきた。しかし、この復興国債は、販売が低迷しており、目標額に届いていない。このため、人気アイドルグループのAKB48や女子サッカーの澤穂希選手などを順次PRに起用するという。彼女らを起用する財務省の担当者はさぞ楽しかろうが、「ボンド・ガールズ」の費用対効果はどうなのだろうか。 一方、内外の機... 続きを読む
普通の人が老後のお金をどう考えるか|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
普通の人がお金との付き合いを考える場合に大切なことは、「稼ぐ以上に使えない」という単純な事実だ。「稼ぐ」の中に運用益まで入れると全面的にその通りだが、「普通の人」の運用額では、運用で解決できる問題のスケールに大きな期待を持たないほうがいい。「運用」を専門とする筆者にとっては少し残念だが、真実だ。 お金との付き合い方を「普通の人」に説く場合は、このあたりから易しく教えるのがいいと思う。しかし、易しさ... 続きを読む
投資教育が教えない禁断の四択問題|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
簡単な問題を考えてみてほしい。あなたは金融機関の窓口で「新しい(魅力的な)金融商品」を勧められたとする。取るべき対応として正しいのは次のどれか。 (A)余裕のあるおカネで買ってみる。 (B)その商品の内容について、納得がいくまで相手に聞く。 (C)インターネットなどを使い自分で調べて検討する。 (D)調べも買いもしない。 この種の選択問題は、筆者のような素人が作ると、3番目あたりに正解があることが... 続きを読む
株価ボードを作る遊び|山崎元のマネー経済の歩き方|ダイヤモンド・オンライン
株価が大幅に下落する(上昇でもいいのだが)出来事があると、テレビは証券会社の株価を表示するボードの前で困った顔をする人にインタビューするのが定番だ。 かつては運用会社のオフィスにも、あの種の株価ボードがあった。壁一面の株価を眺めながら、「あのあたりが強い」などと講釈を言う者がいたり、上司が大量に持っている銘柄が急上昇すると手をたたいて景気をつけてゴマをする人物がいたりして、にぎやかだった。 若い頃... 続きを読む