タグ タイプディレクター
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users食品の原材料名の表示に変化 : デザインの現場 小林章の「タイプディレクターの眼」
いつからか正確にはわからないけど、ドイツで買った食品の原材料名の表示が少し変わった。 原材料の欄の文字の濃度は、以前はすべての原材料が同じ太さと大きさで組まれていて、ぱっと見た目の濃度は均一になっていました。 新しい原材料欄は、濃度にムラがある。牛乳、バター、小麦、鶏卵など、食物アレルギーを持つ人が気をつけなければいけない原料については太いウェイトを使って表示することになったみたい。使われているフ... 続きを読む
Didot と Bodoni の共演 : デザインの現場 小林章の「タイプディレクターの眼」
ドイツのタイポグラフィ関係の出版物でかなりの位置を占めている出版社 Hermann Schmidt Mainz の最近のカタログ。 これは開いたところ。 日本でだけ言われている都市伝説「Didot はフランスの書体、 Bodoni はイタリアの書体であって、使う国を間違えると大変なことになる」を軽くふっとばすように、Didot と Bodoni を混ぜて使ってます。 目的は、見出し数行の全体の濃度... 続きを読む
日本は丸ゴシックの宝庫・看板屋さん実演 : デザインの現場 小林章の「タイプディレクターの眼」
5月12日に、大阪で対談とワークショップをしてきました。テーマは、「日本ではなぜこんなに丸ゴシック体が多いのか?」です。まだいろいろ調査中ですが、当日、私がどんな写真を見せていたのか、どんなことをしゃべっていたのか、 こちら や こちら からチラっと見ることができます。 私は前座みたいなもんで、主役は、じつはプロの看板屋さんお二人、上林さんと板倉さんでした。去年の10月に取材に行ってからぜったいお... 続きを読む