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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users物理科 素粒子分野の業績事情
人文系の文献の取り扱いとか業績についてちょっとだけ - dlitの殴り書き こちらの記事に賛同したので続いてみます。 確かに異分野の事情をお互いにわかっていたほうがみんな幸せになりますよね。パーマネントや学振の採用とか。 はじめに素粒子分野は大きく分けて 弦理論 (string)現象論 (phenomenology)格子場 (lattice... 続きを読む
人文系の文献の取り扱いとか業績についてちょっとだけ - dlitの殴り書き
私の専門は言語学(日本語)で研究・教育関係で他の人文社会系や理工系の研究・文化の一部に触れることがあるぐらいなのだけれど(あとアカデミックライティングに関わっている関係で他分野について調べることもある),その狭い範囲ですらいろいろな違いがあってとても「人文(社会)系は…」という情報提供はできそうに... 続きを読む
「人文学はサイエンスではない」ということで良いですか? - dlitの殴り書き
2018 - 01 - 25 「人文学はサイエンスではない」ということで良いですか? humanities research はじめに 下記の発言によると, 「人文学はサイエンスではない」ということですが,他の人文系の研究に関わっている皆さん,それで良いですか? 該当するのは3つめのツイートですが,前後の文脈もはっておきます。 人文学って色々あるけどその本質があるとしたら「人類や社会の記憶を保持す... 続きを読む
日本語は特殊な言語である(かどうかWALS Onlineを使って調べてみよう) - 思索の海
はじめに 「日本語は特殊な言語である」系のお話には時々反応していて,下記のように記事にしたこともあるのですが, 日本語特殊論絡みで少しだけ - 思索の海 オノマトペと「日本語の脳」に関する日本語特殊論 - dlitの殴り書き 「言語を比べるのはなかなか難しい」とか「オノマトペや敬語が豊かな言語は日本語の他にもある」という話にある程度納得できても,「日本語にもちょっとぐらい変わったところがあるのでは... 続きを読む
「ないべき」の話についてちょっとだけ補足(+否定に関する読書案内第2弾) - dlitの殴り書き
2017 - 02 - 14 「ないべき」の話についてちょっとだけ補足(+否定に関する読書案内第2弾) ほとぼりが冷めたようなので(?)、少し補足を書いておく。 現象自体は下記のツイートにまとまっているので、リプライ等も参考にして下さい。 昨日の研究会でいちばん盛り上がったのはモダリティ要素と否定の作用域関係のところで(特に)若年層では「ない」が「べき」の節内に生起するパターン(例:リンゴは食べな... 続きを読む
聖職者であることを要求するのはやめにしませんか(教員に幸あれ) - dlitの殴り書き
2017 - 02 - 09 聖職者であることを要求するのはやめにしませんか(教員に幸あれ) Kokugo education こういうことを自身も教員である私が書くのはあまり効果的ではないよなあとは思うのですが。 さて、下記の記事、これまでも似たような実体験を耳にしたことはあったので内容に驚くということではないのですが、ちょうど今週授業を持っている教育研究科(国語教育コース)の送別会があって、や... 続きを読む
スポーツの「感動」はこわい、ということを(少なくとも大人が)忘れてはいけないのでは - dlitの殴り書き
2015-07-16 スポーツの「感動」はこわい、ということを(少なくとも大人が)忘れてはいけないのでは sport education ついったーにも書いたんだけど、部活動のみならず、スポーツのこわさの1つに大きな感動を引き起こすということがあると思う。特に危険なのが、「感動」や「勝利」によって暴力、ハラスメント、理不尽なこと、などなどが(一部)正当化されたりうやむやにされてしまうこと。@gax... 続きを読む
人文系、ホンモノの学問、基礎/応用、みたいな話(言語学の研究者から見て) - dlitの殴り書き
2015-07-08 人文系、ホンモノの学問、基礎/応用、みたいな話(言語学の研究者から見て) humanities research 下記のエントリを読んで、たぶん愚痴という側面もあるのだろうなと思ったので、私も愚痴のようなことを書いてみる。結論は特にない。一研究者の実感の記録として呼んでもらえるとよいのかもしれない。 訳が分かっていないのに、「ポモはダメ!」と言いたがる残念な人達 仲正昌樹【第... 続きを読む
「江戸しぐさ」や「水からの伝言」は創作としてなら道徳教育の中で使えるか - dlitの殴り書き
2014-08-27 「江戸しぐさ」や「水からの伝言」は創作としてなら道徳教育の中で使えるか education ニセ科学 history で、「江戸しぐさの正体」への突っ込みがひと通り終わった所で、感想というかアレなんだけど、「道徳教育における偽史」という点からすると、「稲むらの火」だの「ハールレムの英雄」だの、“実は創作”な話は結構昔から使われてはいるのだよな、とか。— 小熊善之 (@0gum... 続きを読む