タグ THE BRADY BLOG
人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersTHE BRADY BLOG:モリッシーのロンドン五輪批判発言の痛み。
「かのイベントを浸している声高々な愛国主義のせいで、自分はオリンピックを見ることができない。イングランドが、こんなに恥ずかしいほど愛国主義的だったことがあっただろうか。『まばゆいばかりの王室』が、まあ当然のことではあるが、彼らの経験に基づくニーズによってオリンピックをハイジャックしており、言論の自由を持つ報道機関は、反対の声をあげることも許されていない。こんなものを見ていると、死にそうになる。突如... 続きを読む
THE BRADY BLOG:五輪開会式はUKカルチャーの優れた宣伝だったと思うか?
というユーザー投票をガーディアン紙電子版が行っている。 今のところYesが81%でNoが19%になっている。週明け、月曜日のわが職場なども、保育士やペアレンツたちの会話はほぼ全てロンドン五輪開会式に関するものであった。海外でウケているという007&女王の絡みは、英国人にも大ウケしている。 「ダイアナが亡くなる前の女王なら、絶対にあんな、ちゃらけたことはしたことはしなかった。あの人も、いろいろあって... 続きを読む
THE BRADY BLOG:日本人の礼儀の礼。を考察する
タイガー・マム。っちゅうのが、一時期、英米では流行語になった。 何なのかをつらつら書くより、リンクを貼る。 http://globe.asahi.com/bestseller/110403/01_01.htmlで、今度は、イーグル・ダッド。を自称する中国人が出てきて、英国でも大変な話題になった。(日本にも、はだか教育とかあったよな) これもいったい何なのかをつらつら書いている時間はないので、リンク... 続きを読む
THE BRADY BLOG:2011年 わたし的ベスト映像「This is England 88」
『This is England』という映画があった。 http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/archives/51112669.html英国ではC4の「死ぬまでに見るべき映画100本」にも入り、すでに古典のかほりのする映画だが、シェーン・メドウズ監督は、この映画の続編をTVドラマの形で展開している。で、昨年放映されたのは「This is England 86」... 続きを読む
THE BRADY BLOG:リトル・アンセムズ 1. Never Mind The Fu**ers
彼女はバスに乗って家に帰る途中だった。 彼女の外見は中国人か日本人。韓国人かもしれないし、フィリピン人である可能性もある。 何にせよ、一見して極東、またはもっと広い意味でのアジア出身であろうことがはっきり見て取れる外見。その中年女性は、よほど急いでいたらしく、チャーチル・スクウェアのバス停に泊まっていたバスに飛び乗り、後部座席へと歩いて移動した。 彼女が着用している赤いポロシャツの胸元には、TED... 続きを読む
THE BRADY BLOG:暴動の後で小出しにしてみる「愛着理論」
第四章 独奏 母親失格 「あなた、日本の方ですか? ああやっぱり・・・。そういう風に人前で子供を叱るのはやめたほうがいいですよ。この国では、子供は叱っちゃいけないから。駄目、とか、ノー、とか言っちゃ駄目みたい。叩くなんてもってのほか。子供から蹴られても叩かれても我慢しないと、親が手をあげるとポリスが来ちゃう。実際、私なんかそれで子供を取られちゃいました。躾は虐待だって言われて。勉強しなさいっていう... 続きを読む
THE BRADY BLOG:暴動理論
ロンドン暴動を美化してはいけない。 イギリスでライオットなどというと、すぐ音楽とかそういうカルチャー面を持ち出してスタイリッシュに捉えようとする御仁がいるようだが、今回の暴動は違う。 ガキ共が集団でたむろって盗んで火をつけただけだ。中には盗品を並べて自慢している写真をネット投稿して警察にしょっ引かれたバカたれもいるし、アンダークラスのローティーン暴動参加者などは親から車で送り迎えしてもらっていたと... 続きを読む
THE BRADY BLOG:マジでやんなさい!と吠える老婆と前を横切る自転車と
暴動騒ぎは、これまでわたしがブログで書いてきた内容の延長だ。 あんたたちはアニマルだ。人間の屑だ。と私は思うのよ。の、その先にあるもの。 その先に進むかどうか、その先に何を探すのかは、各人が決めるのだということ。 今回もまた、それに尽きる。 いろいろ感じること、思索することはあるが、 関連報道の中でこころに残ったのは、炎上するハックニーの街で暴れるガキどもに、果敢にも説教をぶちかましていたというア... 続きを読む
THE BRADY BLOG:We've been a bunch of shit all this time 〜中指と復興と〜
どうもこの年齢になると、「反原発」のスローガンや呼びかけ、ましてや歌なんかが素直に聴けなくて困る。ということを感じておられる中年は一定数いるはずだ。 はっきり言って、どれも若い頃に見たし読んだし聴いたからだ。某トレジャーアイランド誌というサブカルマガジンの読者だった方なんかは特にそうだろう。 たぶん、現在「ずっとウソだった。ずっとクソだった」と韻を踏んでいる同年代の人たちは、20数年前も同じことを... 続きを読む
THE BRADY BLOG:ファック・オフと言えない日本
左は銀行強盗している覆面フディーズの写真ではない。 反政府デモに参加した英国の若者たちの写真である。 英国では、政府に対する怒りの「ぎゃああああ」でじっとしていられない人々が街中で暴れており、ロンドンで先月下旬に決行された反政府デモなどは50万人が参加したということだ。 で、この国でこうした反なんとかデモがある度に気になってしかたないのが、この写真のように、妙に生き生きと躍動感に溢れて他人に迷惑を... 続きを読む
THE BRADY BLOG:人心のメルトダウン
「日本の東京の人が言ってる被爆って、結局は俺と同じ病気になるってこと?」 と連合いが言った。 もはや癌歴3年の小ヴェテランである。一時は化学治療を終えて癌のどん底から生還したと思っていたが、最近また妙に体重が激落ちしている。カロリーの高いものを食っても食っても体重が落ちる。 というのは、本人にとっては大変に恐いことらしい。 日本の関東地方の人々と、うちの連合いとでは、どっちの方が怖がっているだろう... 続きを読む