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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users管理会計が引き起こす粉飾決算――ドラッグストア業界は左から仕入れて右へ売るだけのビジネスモデルなのか|公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略|ダイヤモンド・
明日(6月21日)は、二十四節気の夏至。暦の上では夏本番だ。春分の頃まで、マツモトキヨシの入り口近くで所狭しと置かれていた花粉症マスクは、いまは跡形もない。UVケアや防虫スプレーが山積み状態である。 筆者は乾燥肌なので、冬場は保湿クリームが欠かせない。サンドラッグを訪れると、保湿クリームがあったはずの棚には、スプレータイプの制汗剤がこれまた山積み状態だ。店頭に並ぶ商品を見て、そこに夏の暑さを一層自... 続きを読む
利潤最大化を「目指さない」のか「目指せない」のか?東京ディズニーリゾートの不思議なビジネスモデル|公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略|ダイヤモンド・オン
第80回コラム(日本たばこ産業編)で次の〔図表 1〕を掲載したとき、「妙ちくりんなものを掲載しやがって」など、いくつかの批判を頂戴した。 〔図表 1〕が「妙ちくりんなもの」に見えてしまうのは、例えば『マンキュー経済学Ⅰミクロ編(第2版)』429頁〔図15-4〕で代表される「独占企業の利潤最大化」を学んでいない人が多いからであろう。JT(日本たばこ産業)はもちろん、日本国内では独占企業である。 ただ... 続きを読む
ライバルの芝生は青く見える?会計学が経済学から見下されるこれだけの理由|公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略|ダイヤモンド・オンライン
先日、ある大学教授からユニークな質問を投げかけられた。「会計学が、経済学から見下される最大の問題は何か」というものである。答えは、「会計学は『規模の経済』が無限に働くことを想定していることにある」と。 「規模の経済」は経済学の専門用語なので(『マンキュー経済学第2版Ⅰミクロ編』378頁)、以下では「量産効果」と読み替える。販売数量が増えれば増えるほど、製品1個あたりの平均コストが低下することをいう... 続きを読む
ぐるなびの焦り。カカクコム「食べログ」を 迎え撃とうとして陥った増収「減」益のワナ|公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略|ダイヤモンド・オンライン
1973年のことであるから、いまからちょうど40年前になる。東海地方の信用金庫で取り付け騒ぎが起きたことがあった。発端は、女子高校生たちの何気ない会話が、クチコミとなって伝播していったものだ。 彼女たちが下校途中の電車の中で交わした会話は「一般的に、信用金庫は都市銀行よりも経営体力が劣る」という内容であったらしい。それが人づてに伝わるにつれ、「あの信用金庫が……」と特定され、「そうそう、あぶないら... 続きを読む
NECと富士通を“絶対的通説”で語るべからず 人員削減や固定費削減の前にすべき大切なこと|公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略|ダイヤモンド・オンライン
2012年8月25日付の日本経済新聞朝刊において、ソニーのCFO(最高財務責任者)が、テレビ事業に係る「固定費削減が想定以上に進んでおり、2013年3月期の赤字見通し(800億円)を縮小したい」と述べていた。ソニーファンとしては、心強いコメントである。 ただし、筆者は「固定費って『想定以上に』削減を進めていいものなのか?」という不安を同時に抱いた。同社については、第75回コラム(ソニー編)で取り上... 続きを読む
JT(日本たばこ産業)を肴に 「カップヌードルごはん」を食べながら、 「コスト削減」の空虚感を味わう|公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略|ダイヤモンド・オン
先日、日清食品「カップヌードルごはん」を初めて食した。同商品は2010年の発売であるから、いまごろ食べているようでは随分と遅れているな、と冷やかされそうだ。 「インスタントもの」は、割りと好きなほうである。ただし、その手軽さに慣れるためには、乗り越えなければならないハードルがいくつかある。 筆者が初めて「カップやきそば」を食べたとき、お湯を捨てることを知らず、「やきそばって、こんな水っぽいものでい... 続きを読む