タグ 環境倫理学
人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users人口減少時代の住宅選び――新築から中古へ、持ち家から賃貸へ / 吉永明弘 / 環境倫理学 | SYNODOS -シノドス-
「どんな住まいがエコなのか」(要約) 2014年に『都市の環境倫理』を刊行してから、環境倫理学のなかで都市問題を主に研究してきた。その間、一貫して「都市は集住と公共交通の利用によってエコに暮らせる地域である」と主張している。それに付随して、エコな住宅の形態について考察した論考「どんな住まいがエコなのか... 続きを読む
「つくられた自然」の何が悪いのか――「自然再生事業」の倫理学 / 吉永明弘 / 環境倫理学 | SYNODOS -シノドス-
今年の夏もひどく暑かった。この暑さと人が排出したCO2の蓄積との因果関係などについては私には判断がつかないが、都市部の暑さの原因には人為的な要素が明らかにある。舗装道路の照り返し、エアコンの排熱、緑地の少なさなどは、少なくとも体感レベルには大きな影響を与えていると思う。地球規模の話をしなくとも、現在... 続きを読む
肉食と環境保護――非菜食主義の環境倫理学者が言えること / 熊坂元大 / 環境倫理学 | SYNODOS -シノドス-
環境倫理学とは 本記事のタイトルには、環境倫理学という言葉が含まれている。環境倫理学を専門にする者としては肩身が狭いのだが、環境と倫理というそれぞれの言葉は理解できるにしても、環境倫理学という学問が何をするものなのかはよくわからない、という人は多いのではないだろうか。 簡たんに言えば、自然環境に関... 続きを読む
高レベル放射性廃棄物と世代間倫理 / 寺本剛 / 環境倫理学、技術哲学 | SYNODOS -シノドス-
世代間公正・世代間倫理 1970年代ごろから各方面で、「世代間公正」とか「世代間倫理」という言葉が使われるようになってきた。その背景には、科学技術の発展によって人間活動の影響力が増大し、現在世代の行為が遠い未来にまでリスクや不利益をもたらす可能性が出てきたという現実がある。 有限な化石燃料を使うばかり... 続きを読む
自然エネルギー開発に冷水を浴びせる――ウィナー『鯨と原子炉』の示唆と予言 / 吉永明弘 / 環境倫理学 | SYNODOS -シノドス-
メガソーラーのある風景 最近、地方に行くと太陽光パネルの姿をよく見かける。しかも、屋根の上に設置されているだけでなく、田んぼや林の中にも多数のパネルが敷きつめられている。いわゆるメガソーラーである。この景色を見ると、「自然エネルギーが普及してきたのだな」という感想よりも先に、「いったいこれは何なのだ」という疑問がわいてくる。ツイッターなどにも、お気に入りの雑木林が切り拓かれてメガソーラーになってし... 続きを読む