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タグ 映画評論家緊張日記

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PSH RIP: 映画評論家緊張日記

2014/02/04 このエントリーをはてなブックマークに追加 60 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip

フィリップ・シーモア・ホフマンが死んでしまった……なんでこんなことが起こるのだろう? フィリップ・シーモア・ホフマンが。ODで。ショックだった。あまりにも。フィリップ・シーモア・ホフマンは素晴らしい俳優だった。オスカーだって取った。でも、だから悲しいということじゃない。いやそりゃあ優れた俳優が死んだら悲しいけど、そんなことでこんなにショックは受けない。フィリップ・シーモア・ホフマンはぼくの友だった... 続きを読む

2011年映画ベスト10: 映画評論家緊張日記

2012/01/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 23 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 2011年映画ベスト1

『映画秘宝』2012年3月号が明日発売。ということでぼくのベスト10投票を転載しておきます。 1 『監督失格』(2011 平野勝之) 2 『引き裂かれた女』(2007 クロード・シャブロル) 3 『ヴィオレット・ノジエール』(1978 クロード・シャブロル) 4 『サウダーヂ』(2011 富田克也) 5 『ジェネシスとレディ・ジェイのバラード』(2011 マリー・ロジェ) 6 『祭りばやしが聞こえ... 続きを読む

はやぶさ/HAYABUSA (2011): 映画評論家緊張日記

2011/10/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 23 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip HAYABUSA

監督:堤幸彦 出演:竹内結子、西田敏行 公式サイト みなさまの感動の中、七年の旅を終えて地球に帰ってきた少惑星探査衛星〈はやぶさ〉。今、その旅が映画になる! と考えた人は一人ではなかったらしく、今年から来年にかけて都合四本も「はやぶさ」映画が作られるという空前の〈はやぶさ〉ブームが到来! 誰が見たいんだよそれ……という突っ込みはもはや通用しない恐ろしい日本映画の世界である。ここは四本まとめて「素晴... 続きを読む

マイ・バック・ページ (2011): 映画評論家緊張日記

2011/06/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 21 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip マイ

監督:山下淳弘 脚本:向井康介 出演:妻夫木聡、松山ケンイチ 公式サイト 川本三郎の自伝的エッセイの映画化で、東都ジャーナル(朝日ジャーナル)編集者だった妻夫木くんが松ケン演じる革命家の男にまきこまれて運命を狂わせていく…というお話。丁寧な作りで、なかなか好感が持てる映画である。ただ、二時間半近い上映時間はあまりに長い。見ていて違和感があったのが、松ケンたち革命家集団のアジトでの生活が描かれるとこ... 続きを読む

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011): 映画評論家緊張日記

2011/06/05 このエントリーをはてなブックマークに追加 177 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ドラッカー 蓮實重彦 前田敦子 AKB総選挙 評論

監督:田中誠 出演:前田敦子、峰岸みなみ 公式サイト 「もし蓮實重彦が『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011)』を見たら」という評論を書きたくなったがもちろんそんな面倒臭いことはしない。初日に劇場に行ったらガラガラだった。国民的アイドルだというAKB48のファンはどこにいるのだ!? やはり映画入場券の半券でAKB総選挙に投票できるようにするとかしないとい... 続きを読む

阪急電車(2011): 映画評論家緊張日記

2011/05/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 28 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 阪急電車

監督:三宅喜重 出演:中谷美紀、宮本信子、戸田恵梨香 公式サイト 「宝塚~西宮北口間を約15分で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の阪急今津線。その電車に、さまざまな“愛”に悩み、やりきれない気持ちを抱えながら、偶然乗り合わせただけの乗客たちがいた」高校時代の三年間、今津線を使って登校しつづけた身としては見ないわけにはいかない……! これ、まず何が凄いって、主要登場人物が八人。アヴァン・タイトルで... 続きを読む

ランウェイ☆ビート (2011): 映画評論家緊張日記

2011/03/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 17 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ランウェイ ビート ソラニン IMALU 布陣

監督:大谷健太郎(『NANA』) 脚本:高橋泉(『ソラニン』) 出演:瀬戸康史、桜庭ななみ、IMALU 公式サイト ある意味完璧な布陣。ここまで地雷臭がただよう映画もそうはない。当然見に行ったよ。オレは『ハート・ロッカー』だからな!(と言ったら「『ランウェイ☆ビート』は誰がどう見たって地雷なんだから、それはカンボジア国境の地雷原に特攻するような行為で、誰の役にも立たない」と意見されてしまった。やっ... 続きを読む

わさお(2011): 映画評論家緊張日記

2011/03/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 49 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip

監督:錦織良成(『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』) 脚本:小林弘利 主演:きくやわさお 公式サイト これがどういう映画かというと、「わさお」「白神山系」「トライアスロン」の三題噺なのである。何を言ってるかわからないと思うが、こっちも意味わからないんで勘弁してくれ。物語は「トライアスロン」開催中の青森の港町ではじまる。少年アキラくんは「わさお(幼名シロ)」というブサかわな子... 続きを読む

玄牝 (2010): 映画評論家緊張日記

2010/10/31 このエントリーをはてなブックマークに追加 145 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 河瀬直美 産院 胎児 吉村医院 ドキュメンタリー

朝日新聞10月29日夕刊に河瀬直美監督作品『玄牝』の映画評を書いた。本作は愛知にある吉村医院を追いかけたドキュメンタリー。河瀬直美+吉村医院ということで、どんな怖ろしいものができているのかと恐怖に駆られた人も多いのではないか。 吉村医院は自然分娩を標榜し、一部で熱狂的な支持を受けている産院である。その一方で妊婦と胎児を不必要に危険にさらし、周辺の医院に無用な負担をかけている、とする意見もある。以下... 続きを読む

 
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