タグ 反社会学講座ブログ
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users神社の参拝に正式な作法はない反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。もうすぐ新年ということで、オールドメディアのテレビワイドショーでも、ニューメディアのネット動画でも、「これが正しい神社の参拝作法」なんてのが盛んに流れることでしょう。 私は無信心・無宗教な人間なので、どの宗教にも依らずに宗教を文化習俗として客観的に検証できま... 続きを読む
松本さんの件に関する現在の私の考えをお話しします反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。松本人志さんが、予定されていた二回目の弁論をせずに訴訟を取り下げたことに関して、無視するわけにはいかない論点がいくつかあったので、遅ればせながら言及しておきます。 * 今年1月に書いたブログ記事 『松本人志さんの罪についての考察と提案』はネットメディアに転載さ... 続きを読む
時事通信の連載は終了しました反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。もし楽しみにしてるかたがいたら申し訳ないのですが、時事通信のサイトでの連載は、私のほうから降板を申し出て終了しました。 理由は、自分の意見を書いてはいけないという不思議な編集方針にまったく納得がいかなかったからです。私はコラムというものは筆者の意見を書くもの... 続きを読む
参議院は選挙でなく抽選にしちゃえばいいんじゃない?反社会学講座ブログ
ナポリ3区の有権者のみなさま、ごきげんいかがでしょうか。新党アルデンテ代表のパオロ・マッツァリーノが地元に帰って参りました。10年前から新党です。今後もずっと新党です。 きっといまごろ日本では、参議院選挙で大盛り上がりだと思いますが……え、全然盛り上がってないの? ほら、だからずっと前から私はご提案して... 続きを読む
3位決定戦不要論をもう少し詳しく説明します反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。わはは。古谷さん、いってくれますね。 「「感動の押し付けはたくさんだ」運動嫌いの私が東京五輪に感じる"排除の空気"」 スポーツが嫌いなマイノリティのみなさん、スポーツ性善説にうんざりしてるみなさんは、記事を読んで溜飲を下げてみてはいかがでしょうか。 この際だから私... 続きを読む
トロッコ問題のバカらしさを、頭の悪いひとにもわかるように解説します反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。『教職研修』1月号掲載の連載記事で、トロッコ問題の問題点を指摘しました。ことの経緯は、ある小中学校で、授業を担当したスクールカウンセラーがいわゆるトロッコ問題を取りあげたところ、親から苦情が来て、学校側が謝罪したというもの。 ネットを見ますと、トロッコ問題そ... 続きを読む
私と『新潮45』反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。アメリカのトランプは、他人の悪口をいうのを日課にしてるくせに、自分が批判されて議論に負けそうになると「魔女狩りだぁ~」と被害者ぶるのを得意技としています。 日本では、議論に負けそうな連中が「言論弾圧だぁ~」と泣きごとをいうのが常套手段になってるようです。「沖... 続きを読む
テロの本当のおそろしさ反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。イギリスでテロ事件が起きて、世界中から「テロとは断固として戦う」みたいな声が聞こえてきますが、私はいまだに釈然としないことがあるんです。 みなさんもうお忘れかもしれませんけど、ほんの1年前ですよ、イギリスのEU離脱国民投票直前に、EU残留支持派の女性議員が、離脱を支持するイギリス人男性に惨殺される事件が起きたのは。 これ、政治的理由で議員が殺されたのだか... 続きを読む
何度でも言う。地域の絆と犯罪にはなんの関係もない反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 寝屋川の中学生殺人事件の容疑者逮捕を受けて、月曜以降、デタラメなコメントがテレビからあふれ出すと思うので、先制攻撃をしておきます。 さっそく、金曜夜の報道ステーションでやらかしてました。コメンテーターの藻谷さんは、かなりまともな人です。殺人事件の件数はずっと減少していて、いまはもっとも少ない時代だという事実をきちんと指摘してたところまでは、よし。 た... 続きを読む
HBの鉛筆は使ってません反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。珍しく連日の投稿です。単なる気まぐれです。 私は見なかったのですが先日テレビで、最近の小学生はHBの鉛筆を使わなくなったと報じていたそうです。学校からはBか2Bの鉛筆を使うよう指導されていて、その理由というのが、こどもたちの握る力が低下して筆圧が弱くなったのでHBの鉛筆だと文字が薄すぎて読めないからだとのこと。 小学校でそんな現象が起きてるとは、全然知り... 続きを読む
続・少年犯罪の実名報道は偽善である反社会学講座ブログ
こんにちは。ゲスの極みおじさん、パオロ・マッツァリーノです。 人は不愉快な真実よりも愉快なウソを信じたがります。だから、人が嫌がる真実を指摘する者は、往々にして憎まれるものです。 少年犯罪の実名報道にはなんの効果もないという事実を指摘した私も例外ではありませんでした。実名報道が犯罪を抑止しているという考えは現代の迷信でしかないのですが、それを認めたくない人たちが激怒してわめき散らしていらっしゃ... 続きを読む
日本の戸籍にもミドルネームを反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 日本の戸籍にも、ミドルネームを正式に導入することを検討してみてはいかがでしょう、というのが本日の提案です。 そんなことして、なんの意味があるのか? おおいにあるんです。いわゆるキラキラネーム問題を解決できるかもしれません。 こどもに読みにくい名前をつける習慣は、日本では鎌倉時代からあったわけで伝統といえなくもないのですが、近年、英語のような名前に漢字... 続きを読む
少年犯罪の実名報道は偽善である反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 『週刊新潮』の未成年犯罪者実名報道を批判する意見を『新潮45』に寄稿したところ、掲載拒否をされました。 これまで反社会学講座などでやってきた私の流儀を踏襲し、事実に基づき感情論に流されず現実的な提言までしたつもりですが、自社批判が混じると、この程度の毒でもダメなんですねえ。 せっかく書いたのにもったいないので、長文になりますが以下に全文を公開します。... 続きを読む
これから『反社会学講座』を読む学生さんへ反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。『反社会学講座』の単行本が出てから、早いもので、かれこれ10年経ったんですね。 私は自著の評判やレビューをなるべくネット検索しないようにしています。やっぱり私も人間ですから、ケチをつけられれば反論したくなるというもの。でもそういうのをちょいちょいやってると、著者がつねに監視してるようで感じ悪いでしょ。読者が遠慮して自由な感想を書かなくなったら不本意ですし。... 続きを読む
しつけが悪いのを「やんちゃ」とごまかすな反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ちかごろ、しつけの悪いこどもや犬を、「やんちゃ」という言葉で美化・正当化する人たちがいるのが気になります。 「ウチの子、やんちゃなんですぅ」と嬉しそうにいう親や飼い主。それがいいことだと思ってるの? 不穏な空気を感じます。「元気」ではなく「やんちゃ」とわざわざいうのはそこに、騒いだり暴れたりして他人に迷惑をかけているというニュアンスが含まれてるからです... 続きを読む
新聞論壇とビッグデータもどきとおじさん嫌い反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。無印良品のレトルトカレーがうまいので、たまに買いに行くのですが、無印良品の男性店員って、なんとなくみんなおネエっぽく見えるのは……気のせい? 相変わらず調査のために古新聞古雑誌ばかり読んでます。テレビ番組表の雑誌以外は、新聞雑誌をまったく定期購読していないもので気づくのが遅れましたが、朝日新聞5月29日付の「論壇委員が選ぶ今月の3点」で、小熊英二さんが私の... 続きを読む
「むかしはよかったね?」連載スタートです反社会学講座ブログ
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。今期のテレビドラマ、私のイチオシは『変身インタビュアーの憂鬱』です。ひさびさに三木聡ワールド炸裂。くっだらねえ~とかいいながら毎週見ています。三木さんの作品はハマると最高、すべるとだだすべり。90年代、三木さんが作・演出を担当してたころのシティボーイズのコントライブは、神がかり的におもしろかったのを思い出します。 さてさて、私からのおしらせ。『新潮45』1... 続きを読む