『中動態の世界　意志と責任の考古学』善でもなく、悪でもない。あいまいさを語る幻の文法 - HONZ

2017/04/10 62 users 善悪二元論 HONZ 豊洲 國分功一郎 医学書院

中動態の世界　意志と責任の考古学 (シリーズ ケアをひらく) 作者:國分功一郎 出版社:医学書院 発売日:2017-03-27 深くかかわりたくないと思う問題の多くは、善悪二元論に陥りがちなものばかりである。豊洲は安全なのか、そうでないのか。忖度はあったのか、なかったのか。唐揚げにレモンはアリなのか、ナシなのか…。議論を単純化すればするほど、問題は本質から遠ざかる。それなのになぜ人は、かくも簡単に... 続きを読む

私たちがこれまで決して知ることのなかった「中動態の世界」（國分 功一郎） | 現代ビジネス | 講談社（1/3）

2017/04/02 52 users 受動 能動 動態 國分 医学書院

「する」と「される」――能動と受動の世界をあたりまえに生きている私たち。しかし、歴史をみれば、「する／される」では語ることのできない「中動態」というものがあったのです。 中動態って何？　それは能動と受動の中間なのか？　そして、なぜ消えてしまったのか？……「する／される」の外側――中動態の世界に関するさまざま問いをスリリングにひも解いていく『 中動態の世界 』（医学書院）が大きな話題となっています。... 続きを読む