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「LGBT理解増進法」の罪と共振するクィア映画『怪物』
<マイノリティではなく「マジョリティへの理解」を求める悪法がLGBTにとって意味する世界を描く> *若干のネタバレあり 是枝裕和監督の最新作『怪物』が現在、全国の映画館で上映されている。この映画はカンヌ国際映画祭に出品され、脚本賞とクィア・パルム賞の二冠を受賞した。6月16日に成立したLGBT理解増進法が、当... 続きを読む
『怪物』を観た後に残った違和感を考える “わかりやすさ”と引き換えに手放したのもの
流れてくるエンドロールの文字を見て、「なるほど」「やっぱり」と妙に腑に落ちる思いがした。これは、第76回カンヌ国際映画祭の最優秀脚本賞、クィア・パルム賞を受賞したことでも話題の、大ヒット中の映画『怪物』を観終えたときの第一印象だ。 監督はご存知、『そして父になる』(2013年)で第66回カンヌ国際映画祭審... 続きを読む
映画『怪物』はなぜ性的マイノリティを描きながら不可視化したのか。映画製作の構造的な問題を考える(文:久保豊)
クィア・パルム賞の受賞前夜クィア・パルム賞とは、性的マイノリティやフェミニストの登場人物、また、それらに関わる事柄を描く長編・短編作品のみならず、家父長的なジェンダー規範への異議申し立てを試みる作品に与えられる賞である。 カンヌ国際映画祭の公式部門とは独立した賞として2010年に始まり、その選出の対象... 続きを読む
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