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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users藤津亮太のアニメの門V 第1回「バケモノの子」の大衆性を支えるものとは | アニメ!アニメ!
藤津亮太のアニメの門V 第1回「バケモノの子」の大衆性を支えるものとは 連載・コラム 2015.8.7 Fri 22:02 藤津亮太のアニメの門V 特別編集 編集部にメッセージを送る 今回からアニメ時評「アニメの門V」を連載します。 このアニメ時評は2004年に月刊ニュータイプで始まり、その後、時々の中断をはさみつつ媒体を変えて現在まで続いています。2010年までの原稿については『チャンネルはいつ... 続きを読む
藤津亮太のアニメ時評 四代目アニメの門 第24回(終)『ラブライブ!The School Idol Movie』 | bonet
藤津亮太のアニメ時評 四代目アニメの門 第24回(終) 『ラブライブ!The School Idol Movie』 μ’s色に上書きされる世界 『ラブライブ!The School Idol Movie』はファンに応えるサービス満点のアイドル映画でありながら、その語り口は実に大胆不敵だ。 やがて帰国したμ’sは大人気になっており、町中にμ’sの姿が溢れている。そしてクライマックスの秋葉原ライブでは、... 続きを読む
藤津亮太のアニメ時評 四代目アニメの門 第22回「アニメーション制作者 実態調査報告書2015」 | bonet
アニメ業界の「実態」 一般社団法人日本アニメーター・演出協会(JAniCA)は2014年に、アニメーション制作者の仕事や生活の現状を明らかにする調査を行った。この結果が「アニメーション制作者 実態調査報告書2015」として発表された。この報告書の全文はJAniCAのサイトでpdf形式で読むことができる。 この調査は文化庁「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」の支援を受けて、公益社団法人日本芸能... 続きを読む
アニメの門 THE LIVEイベントレポート | bonet
アニメの門 THE LIVE「総点検! ここがヘンだよ!? クール・ジャパン」イベントレポート 「bonet」でアニメ時評「四代目 アニメの門」を連載中のアニメ評論家・藤津亮太氏が配信する、メールマガジンとニコニコ生放送からなるアニメ情報メディア「アニメの門チャンネル」。その初のイベントとなる「アニメの門 THE LIVE 総点検! ここがヘンだよ!? クール・ジャパン」が、8月23日に新宿ロフト... 続きを読む
【ぷらちな】『惡の華』/ロトスコープで挑んだアニメの難題/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第17回
Tweet [第17回]『惡の華』/ロトスコープで挑んだアニメの難題 『惡の華』は絵にも言葉にもならない、ドロドロとした感情を描き出そうとした作品だった。ではその「絵にも言葉にもならない」ものをどうやって画面に定着させるか。そのために選ばれたのがロトスコープという手法だ。 しかし、なぜロトスコープは『惡の華』の表現手段として選ばれたのか。ここでは、その背景にある意味を考えたい。 表象文化論学会の『... 続きを読む
【ぷらちな】『ドキドキ!プリキュア』アニメを彩る「色」の個性/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第14回
[第14回]『ドキドキ!プリキュア』キャラクターを彩る「色」の個性 アニメにとって色とは何か。煎じ詰めるとそれは「光」と「キャラクター」ということができる。 我々が見ている色というのは多くの場合、「そのもの自身の色」と「そこに当たる光の色」で決まる。だからアニメの場合は逆に、そのキャラクターに塗る色を変えることで、光の状態を表現する。たとえば『風の谷のナウシカ』の序盤でナウシカが胞子を採集する場面... 続きを読む
【ぷらちな】『新世界より』小説原作が示すアニメの未来/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第11回
Tweet [第11回]『新世界より』小説原作が示すアニメの未来 今回は小説を原作にしたTVアニメを取り上げてみたい。 映画よりも制作本数が多いTVアニメは商業アニメの中心的存在だ。だからTVアニメと小説の関係が今より深まれば、アニメの作品傾向にも一定の影響が出てくるのではないだろうか。その可能性を考えて見たいのだ。 ここでは小説を原作にしたTVアニメを大きく3つに分けてみたい。 一つは童話・児童... 続きを読む
【ぷらちな】『超速変形ジャイロゼッター』ロボットアニメの新たな挑戦/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第10回
Tweet [第10回]『超速変形ジャイロゼッター』ロボットアニメを今作る、という挑戦 この秋からスタートした『超速変形ジャイロゼッター』はいくつかの点で非常に興味深い作品だ。 まず一つは制作会社A-1 Picturesがマーチャンダイジング中心のキッズ(本稿では未就学児童から小学校2年生ぐらいまでを想定している)向け作品を初めて手がける点。これまでハイターゲット向けの、パッケージソフト販売で回収... 続きを読む
【ぷらちな】『虹色ほたる~永遠の夏休み~』アニメーションの輝きが照らす問題/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第6回
Tweet [第6回]『虹色ほたる~永遠の夏休み~』アニメーションの輝きが照らす問題 『虹色ほたる』を見た。 とてもみずみずしい映画だった。 物語はいたってシンプルだ。 小学6年生のユウタは1年前に亡くした父の思い出をたどるように、ダムのある山奥へと向かう。不意の豪雨に流されて崖下へ落ちたかと思ったユウタは、夕暮れの草むらの上に寝そべっていた。そこは1977年の夏。ユウタは、ダムに沈んだはずの村の... 続きを読む
【ぷらちな】『LUPIN the Third ‐峰不二子という女‐』vs「ルパン」/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第5回
Tweet [第5回] 『LUPIN the Third ‐峰不二子という女‐』vs「ルパン」 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の第1話「大泥棒VS女怪盗」は、不二子とルパン三世が互いを拳銃で狙い合うシチュエーションを幾度も繰り返す。 麻薬を使う怪しげな宗教のいかがわしい教祖が、彼と彼女の狙う獲物の障害として立ちふさがるが、そこには美女を飾る花一輪といった風情で、しょせんは... 続きを読む
【ぷらちな】『銀魂』コンテンツじゃない、番組だ。/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第4回
Tweet [第4回] 『銀魂』コンテンツじゃない、番組だ。 『銀魂’』が最終回を迎えた。復活はあるだろうか。復活があればうれしいが、終わらないでほしいと未練がましく作品にしがみつくのも『銀魂』らしくないような気がする。 『銀魂』は少年ジャンプに連載中の同名漫画を原作とするアニメ番組だ。宇宙人(天人)によって開国させられた日本を舞台に、「万事屋銀ちゃん」のメンバー、坂田銀時、志村新八、神楽の3人が... 続きを読む
【ぷらちな】『ちはやふる』スポーツアニメの 面白さ/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第3回
Tweet [第3回]『ちはやふる』 スポーツアニメの 面白さ スポーツアニメについて考えている。 いつも野球中継を見るたびに、野球というのはかなりアニメ向きのスポーツだと思う。投げる、撃つ、守る、走る。一つ一つのプレイが独立しているので、1つのカットに1キャラクターを映し出し、一つのアクション(プレイ)を描けばいい。そのカットを積み重ねていくことで、野球というスポーツの全貌が浮かび上がってくる。... 続きを読む
【ぷらちな】『男子高校生の日常』とキャラクター/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第2回
作品の面白さとは別に、見ているとアニメについてつい考えてしまう作品というものがある。『男子高校生の日常』はそんな作品の一つだ。『男子高校生の日常』を見ていると、いつも「アニメにおけるキャラクターとはどういう存在なのだろう」という疑問が浮かんできてしまう。 『男子高校生の日常』は山内泰延の同名ギャグ漫画のアニメ化。タダクニ、ヨシタケ、ヒデクニという3人の男子高校生が、「あるある」と頷きたくなるような... 続きを読む
【ぷらちな】帰ってきた『日常』/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第1回
Tweet 今月からアニメ時評「帰ってきたアニメの門」を始めます。 どうして「帰ってきた」かというと、2004年から足かけ4年、「ニュータイプ」で「アニメの門」という連載をやっていたからです。この「アニメの門」は連載終了後、載誌を「アニメージュ」に移し、タイトルも「アニメの鍵」となって2010年まで続きました。この足かけ7年の時評は単行本『チャンネルはいつもアニメ』(NTT出版)で読むことができま... 続きを読む