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タグ 梶ピエール

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「悪の愚かさ」と「アジア」への向き合い方 - 梶ピエールのブログ

2021/08/15 このエントリーをはてなブックマークに追加 5 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip アジア 向き合い方 ブログ

先日のブログ記事に対して、光栄にも東浩紀氏より直接反応を頂いた。 拝読しました。中島隆博氏とぼくの対談についての3年越しの応答で、たいへん刺激を受けました。悪についてはその後も考え続けています。コロナが収束したら、できれば梶谷さん・中島さんといちどこのテーマで3人でお話ししたいですね。https://t.co/q... 続きを読む

理性としての「反緊縮」 - 梶ピエールのブログ

2019/05/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 100 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 反緊縮 理性 ブログ

黒い匣 (はこ) 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命――元財相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の深層 作者: ヤニスバルファキス,朴勝俊,山崎一郎,加志村拓,青木嵩,長谷川羽衣子,松尾匡出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2019/04/19メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 果たして、どれだけの日本人が、20... 続きを読む

深圳のデザインハウスに見る「仲介」と「パクリ経済」の効用 - 梶ピエールの備忘録。

2018/01/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 42 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 効用 仲介 パクリ経済

最近国立大学では冬休みがどんどん短くなってきていて、この年末から正月にかけてもまともに読書する時間が持てなかったのだが、その中では藤岡淳一『「ハードウエアのシリコンバレー深セン」に学ぶ』(インプレスR&D)がとても印象的だった。 藤岡氏は、深圳に本社を持つEMS企業、ジェネシスの創業者・社長として2001年から10年以上にわたって深圳の製造業の現場で活躍してきた実業家だ。通常、中小企業のオヤジが成... 続きを読む

それでも中国は世界第二位の経済大国である(下) - 梶ピエールの備忘録。

2017/10/27 このエントリーをはてなブックマークに追加 30 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip GDP 仮定 備忘録 本書 実質GDP

実質GDPが過大評価されるということはどういうことか ( 承前 )さて、本書の59ページ図表9では、中国経済の公式統計が様々な「疑惑」を抱えていることをもって、「中国の実質GDP成長率が1985年以降の30年間、毎年3%水増しされている」という「控えめな」仮定をおいたとしても、実際のGDPは公式統計の3分の1であり、日本を下回ってGDPは世界第3位になる、と述べている。言うまでもなく、この主張は本... 続きを読む

共和主義ってなんだ?―稲葉振一郎『政治の理論』について− - 梶ピエールの備忘録。

2017/08/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 51 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 稲葉振一郎 リベラリズム 共和主義 理論

先週、京都でこの本の読書会があり、著者ご本人も参加されるというので参加してきました。その後、この本に関する考えや疑問点が徐々にまとまって来たので、ブログ記事の形で公表したいと思います。主催者並びに質問に誠実に答えていただいた稲葉氏に感謝します。 ・・考えてみれば「共和主義」とは不思議な概念である。リベラリズムや「自由」に関する本はたくさん出ているが、「共和主義」に関する書籍は専門書以外ではほとんど... 続きを読む

必読 - 梶ピエールの備忘録。

2017/04/13 このエントリーをはてなブックマークに追加 31 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 必読

4月より深圳大学で在外研究中の伊藤亜聖さんによるニコ技深圳観察会参加記。中国経済に少しでも関心がある(ポジティブにであれネガティブにであれ)人は、絶対に読むべきだと思います。 https://aseiito.net/2017/04/09/shenzhen_2017_2/ https://aseiito.net/2017/04/11/shenzhen_2017_3/ https://aseiito.... 続きを読む

文化大革命の「新常識」 - 梶ピエールの備忘録。

2016/12/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 89 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 文化大革命 新常識

12月23日にNHKBSで放送されたドキュメンタリー 「文化大革命50年 知られざる“負の連鎖”〜語り始めた在米中国人」 は画期的な内容だった。番組のベースになっているのは、徐友漁らアメリカ在住の「文革世代」のリベラル派知識人の証言と、スタンフォード大のアンドリュー・ウォルダー教授による、中国の地方誌に記された情報を丹念にデータベース化する中で得られた研究成果である。近年の文革研究は、明らかにアメ... 続きを読む

人民元の切り下げをどうみるか。 - 梶ピエールの備忘録。

2015/08/13 このエントリーをはてなブックマークに追加 19 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 習政権 為替レート 連日 安値水準 措置

さて、ここにきて世界の関心を集めているこの件について。「人民元、連日の切り下げ 習政権の政策転換鮮明に」日経新聞8月12日付より。 中国人民銀行(中央銀行)は12日、対ドルの為替レートの目安となる基準値を前日より1.6%引き下げた。2%近く下げた11日に続く措置で、人民元相場は一時、約4年ぶりの安値水準をつけた。一定の範囲内で緩やかな元高の方向へ動く管理変動制を2005年7月に採用してから、ここま... 続きを読む

台湾のひまわり運動と柄谷行人の「無節操」、あるいは実体化される「アジア」 - 梶ピエールの備忘録。

2014/12/19 このエントリーをはてなブックマークに追加 58 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 小熊英二 無節操 ムック 路上

もう1か月前に出た出版物に関するものですが、ブログ「路上の人」の連載に書いたこととも関連するので、とりあえず公開しておきます。社会運動2014.11 No.415作者: 柄谷行人、津島佑子、小熊英二、青木理,-出版社/メーカー: インスクリプト発売日: 2014/11/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る  タイトル通り市民運動関連の原稿を集めたムック『社会運動』最新号で、... 続きを読む

お仕事のお知らせ - 梶ピエールの備忘録。

2014/10/19 このエントリーをはてなブックマークに追加 6 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 お知らせ

10月20日(月)発売の、『週刊東洋経済』10月25日号のコラム「中国動態」に「香港の民主化デモに本土の共感は広がるか」という記事を寄稿しました。現在も政府と学生・市民団体との間に緊張した状況が続く香港ですが、記事では民主化デモがなかなか出口を見いだせない背景として香港および中国本土において「政治的民主と経済的民主の対立」が深刻なことを論じました。 この「政治的民主と経済的民主の対立」、すなわち政... 続きを読む

ジニ係数に関するヘンテコな言説 - 梶ピエールの備忘録。

2014/03/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 44 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 言説 ジニ係数 ヘンテコ 備忘録

インターネットメディアのSYNODOSに、以下の記事を寄稿しました。「中国の所得格差はどうなっているのか」 さて中国の所得格差については日本でも関心が高い話題で、そのことはいいのですが、中にはかなりミスリーディングな紹介記事も見受けられます。例えば、少し前の『読売新聞』の記事です。オリジナルのリンクが切れているので「魚拓」を取っているサイトをリンクしておきます。「中国で貧富の差拡大、ネット関連報道... 続きを読む

「逆右翼」と反中主義者たちをめぐって――梶ピエール氏への応答 - Danas je lep dan.

2013/11/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 37 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip dan 蛮勇 本職 エントリ 史料批判

梶ピエール(id:kaikaji)さん, 先日は,わたしのエントリ「本職の歴史家に史料批判とは何かについて説教する蛮勇」にコメントをくださりありがとうございました。コメントで紹介いただいたご論攷,たいへん興味深く読ませていただきました。おそらくわたしの行った議論にとって重要な箇所は二点あると思われますので,それについて応答させていただきます。 まず,「逆右翼」の問題について。先に述べたことの繰り返... 続きを読む

コース先生もびっくり!−ポスト薄の重慶と「地票制度」の実験− - 梶ピエールの備忘録。

2013/05/23 このエントリーをはてなブックマークに追加 15 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 重慶 実験 びっくり

先日、「空中権」という聞き慣れない言葉がニュースで流れたことがあった。これは、先日完成した東京駅の復元改修工事にあたって、東京駅の駅舎敷地で未使用となっている容積率を、JR東日本がその周辺の新築ビルに売却し、復元工事にかかる費用およそ500億円をそれによってまかなうというものだ。これは東京都千代田区の一部が「大手町・丸の内・有楽町地区特例容積率適用地区」として指定されたことを受けたもので、東京駅の... 続きを読む

「普遍性」をいかに追求するか、という課題 - 梶ピエールの備忘録。

2013/01/27 このエントリーをはてなブックマークに追加 33 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 普遍性 課題

日本人は中国をどう語ってきたか作者: 子安宣邦出版社/メーカー: 青土社発売日: 2012/11/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 前回のブログ記事の最後に、この本について「本書に感じた「ちょっと待てよ」という違和感の由来を整理してみたい」と書いた。同時に、「日中に通底する普遍的な(ぶれない)価値判断の軸を持つこと」および、「その価値判断の... 続きを読む

大阪府警による下地さんたちの逮捕・拘留に抗議します。 - 梶ピエールの備忘録。

2012/12/14 このエントリーをはてなブックマークに追加 25 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 拘留 Twitter BL 備忘録 大阪府警

twitter等ではよく流れている情報なのでご存じの方も多いと思いますが、阪南大学准教授の下地真樹さんともう一人の方が、12月9日に「威力業務妨害」などの容疑によって自宅で逮捕され、現在も拘留が続いています。 下記のウェブサイトは、彼が積極的にコミットしてきた大阪の震災がれき広域処理反対運動に関わる人達による、(11月にも起きた逮捕劇への抗議として立ち上げられた)支援サイトです。http://bl... 続きを読む

日本は果たして中国化するのか?−足立啓二著『明清中国の経済構造』を読む(下)− - 梶ピエールの備忘録。

2012/04/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 28 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 経済構造 中国化 日本

(承前)。第三部「財政と貨幣の特質」は、財政と貨幣制度について。個人的には専門上最も関心を持って読んだところ。専制国家と封建社会との異なる性質は、財政の大きな影響力とそれに規定された貨幣流通の仕組みにも現れている。 ここでは、貨幣のもつ二つの側面とその対比が強調される。一つは、ウェーバーなどによって強調された、共同体内の支払い手段としての貨幣=「内部貨幣」である。そしてもう一つの側面が共同体間の交... 続きを読む

日本は果たして中国化するのか?−足立啓二著『明清中国の経済構造』を読む(上)− - 梶ピエールの備忘録。

2012/04/05 このエントリーをはてなブックマークに追加 44 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 かまびすしい 経済構造 中国化 本書

ここ1,2年、中国は独自の発展モデルを持っているとか、ワシントンコンセンサスから北京コンセンサスだとか、いや中国を初めとしてこれからは国家資本主義の時代だとかいった議論がかまびすしい。しかし、本書はそのようなその時々の情勢に影響された時論や、あるいは現政権の正当性を追認するだけような底の浅い議論が吹っ飛んでしまうような重量級の実証研究である。汲古叢書99 明清中国の経済構造作者: 足立啓二出版社/... 続きを読む

理念型としての「中国」 - 梶ピエールの備忘録。

2011/11/23 このエントリーをはてなブックマークに追加 45 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 中国

中国化する日本作者: 與那覇潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/11/19メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る この本は最近店頭に並んだばかりだが、早速ネットなど多くの人が感想を論じている話題の書である。古代以来の日本の歴史を「中国化」と「脱中国化=江戸化」という二つの異なる統治原理の間を揺れ動きながら形成されてきたものとして捉えつつ... 続きを読む

リスク社会論と中国 - 梶ピエールの備忘録。

2011/07/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 22 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 二の次 原発 関心 現象

このところ、リアルもネットも震災と原発をめぐる問題が多くの人の関心を占めていて、中国への関心は二の次だったというのが正直なところだろう。だが、この数ヶ月の間に、中国の社会では非常に重大で根本的な動きがいくつも生じているし、個人的にそれらの現象と日本の3.11以降の状況とは、どこかで深くつながっているような気がしてならない。 その「つながり」を考える際の一つのキーワードになるのが、「リスク社会」では... 続きを読む

中国で強化される言論規制 - 梶ピエールの備忘録。

2011/04/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 25 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 Twitter Facebook 言論規制 VPN

日本が震災で大変な状況に陥っている間に、中国では政府による言論面での締め付けがハンパではなくなっているようだ。まず、これは震災の前、ちょうど「両会(全国人民代表大会と政治協商会議)」が開催されたころから、僕もかなりの数をフォローしていた中国からのtwitterユーザー(推友)からのツイートがめっきり少なくなり始めた。理由は、当局がVPNを通じたtwitterやfacebookへのアクセスの禁止に乗... 続きを読む

梶ピエールの備忘録。:島耕作もびっくり!なぜ中国企業が作るものはこんなに安いのか

2007/05/29 このエントリーをはてなブックマークに追加 110 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 島耕作 びっくり 中国企業

『クーリエ・ジャポン』6月号に掲載された山形浩生さんの記事で、Economist誌の中国系自動車メーカーについての記事が紹介されていた。まあ一連のコピー製品を揶揄するような内容なんだが、それにしてもいくらコピーしているからといってどうしてそんなに安い(オリジナルの半額くらい)製品を作れるのか、謎だ、とEconomistも山形さんも首をひねっており、Economistのことだからそのうち何かもっとも... 続きを読む

梶ピエールの備忘録。 - ■[グローバリズム]新春もフェアトレード。

2007/01/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 26 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip グローバリズム 備忘録 新春 フェアトレード

今年最初のブログ更新と言うことで、本当は違うネタで行こうと思っていたのだけど、折角山形さんやfuku33さんからコメントを頂いて議論が盛り上がった(たぶん)ので、どういったところが対立点になっているのかここで改めて整理しておこう。  まず、議論の前提となっているのは、世界的に農産物価格が下落傾向にある中で、コーヒー農家に代表される途上国の農民の多くが貧しい生活から抜け出せないでいる、という認識であ... 続きを読む

梶ピエールの備忘録。- [読書][グローバリズム]Tシャツはどこから来たのか?

2006/12/30 このエントリーをはてなブックマークに追加 19 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip グローバリズム 備忘録 グローバリゼーション Tシャツ 作者

■[読書][グローバリズム]Tシャツはどこから来たのか? 最近グローバリズム関係のエントリが多かったので書店で目に付いたこの本をあまり期待せずに購入して読んだのだが・・よい意味で期待に反してとても面白い本だった。 あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実 作者: ピエトラリボリ, Pietra Rivoli, 雨宮寛, 今井章子 出版社/メーカー: 東洋経済... 続きを読む

梶ピエールの備忘録。 - まっとうなフェアトレードの経済学

2006/11/23 このエントリーをはてなブックマークに追加 50 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 備忘録 グローバリズム フェアトレード 倫理観 経済学

■[グローバリズム][経済]まっとうなフェアトレードの経済学 フェアトレード運動については今までどちらかと扱うのを避けていたのだが、前回予告したので、頑張って論じてみる。一般的にはフェアトレード運動も反スウェットショップ運動と同じく先進国の「倫理観」に支えられた理想主義的な運動だと思われがちである。しかし本当のところはどうか、ということを考えてみたい。 さて、フェアトレードの対象となる商品は工芸品... 続きを読む

 
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