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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users第128回文學界新人賞受賞作 市川沙央「ハンチバック」 |文學界
第128回文學界新人賞は、応募総数2229篇の中から5篇を最終候補とし、3月6日に青山七恵、阿部和重、金原ひとみ、中村文則、村田沙耶香の5選考委員による選考会議が開かれ、市川|沙央さんの「ハンチバック」を受賞されました。今回は、受賞作の冒頭8000字を公開いたします。 市川沙央(いちかわ・さおう) 1979年生まれ... 続きを読む
国民皆保険の維持は日本社会の一体感を守る最後の砦 貧富の差で医療に差をつけるべきではない
注目の若手論客、落合陽一さん、古市憲寿さんが「(高齢者に)『最後の一ヶ月間の延命治療はやめませんか?』と提案すればいい」などと発言して批判を浴びた「文學界」1月号の対談。文春オンラインにも転載されて論争を巻き起こしました。 批判の根拠として多くの人にその論文が引用された日本福祉大学の相談役・名誉教... 続きを読む
トンデモ数字に振り回されるな 繰り返される「終末期医療が医療費を圧迫」という議論
「(高齢者に)『最後の一ヶ月間の延命治療はやめませんか?』と提案すればいい」 「超高齢社会で安楽死や延命治療の議論は避けては通れないはず」 「終末期医療の延命治療を保険適用外にするだけで話が終わるような気もする」 注目の若手論客、落合陽一さん、古市憲寿さんがこのような発言をした「文學界」1月号の対談... 続きを読む
落合陽一が文學界の「落合古市対談」で伝えたかったこと|落合陽一|note
【落合陽一は何をしたいか】まず僕は現状の日本の社会課題を憂い危機感を持って行動し,自分の持てる能力(例えばコンピュータを使った人の能力の技術的サポート)を使って社会に貢献しようと思っている研究者であり,起業家であります.そういった社会課題を議論する場を作ったり,工学的に貢献したり,メディアで発信... 続きを読む
石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。 | 雨宮処凛
またあの人が、ロクでもないことを言っている…。 「石原慎太郎が『やまゆり園事件犯の気持ちがわかる』と暴言、天皇には『スキューバで人生観変わる』と仰天アドバイス」という リテラの記事 タイトルを見て、まず思った。 記事によると、「文學界」10月号で精神科医の斎藤環氏と対談した石原氏は、「この間の、障害者を十九人殺した相模原の事件。あれは僕、ある意味でわかるんですよ」などと発言。 また、知的障害の息子... 続きを読む
又吉直樹氏の傑作『火花』は、日本文学を変えるか? | 冷泉彰彦 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
初出誌の『文學界』2月号がプリンストン大学の図書館に来ていましたので、早速読んでみました。キャラクターはよく描かれていますし、ストーリー展開も上手で、何よりも会話については、元来がプロである著者の技量が最大限に発揮されていて大変なクオリティだと思いました。 さて、この『火花』が受賞した「芥川龍之介賞」というのは「純文学作品」に与えられるものです。では、「純文学とはなにか?」ということになりますと、... 続きを読む
【寄稿】『文學界』の「反知性主義」特集に | 中東・イスラーム学の風姿花伝
文芸誌の『文學界』の特集「『反知性主義』に陥らないための必読書50冊」に寄稿しました。 池内恵「『日亜対訳クルアーン』(中田考監修、作品社)」文學界、2015年7月号、167-169頁 文學界2015年7月号 タイトルを読んで字のごとく、中田考訳・監修の『日亜対訳中東・イスラーム学の風姿花伝 池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説し... 続きを読む
「文學界」初の増刷へ 又吉さんの小説掲載で NHKニュース
80年以上の歴史を持つ文芸雑誌「文學界」が、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説の掲載で異例の売り上げを記録し、創刊以来初めて増刷されることになりました。 増刷されるのは、文藝春秋が発行する月刊の文芸誌「文學界」の2月号です。 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの小説「火花」を掲載したことが話題となり、発売初日の7日、すでに一部の書店では在庫の70%以上が売れたところもあったということです... 続きを読む
2012年後半の純文学系小説〜「一人称と三人称」問題について - おまえにハートブレイク☆オーバードライブ
2009年の『週刊読書人』以来3年ぶりに、『文學界』「新人小説月評」で文芸時評みたいなことをやったので(2012年7月号〜12月号)、気がついたことのメモなどを。半年程度なので俯瞰的な傾向もへったくれもないのですけれど、複数の作家が、同じような手法を採用しているのが目についたのでその件について。一言でいうと、それは、人称あるいは視点の問題である。一人称と三人称の交換可能性を追求した作品、あるいは一... 続きを読む