はてブログ

はてなブックマーク新着エントリーの過去ログサイトです。



タグ 小野昌弘

新着順 人気順 5 users 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users
 
(1 - 15 / 15件)
 

オミクロンが「自然のワクチン」にならない理由(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2022/01/19 このエントリーをはてなブックマークに追加 718 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip オミクロン パンデミック ゆえ ワクチン 楽観論

オミクロンが「弱毒株」であるがゆえに「自然のワクチンになって」パンデミックの出口に至るという楽観論が世界あちこちで広まっており、日本にも到達したようです。これは科学的には根拠のない話ですが、実際のところどうなのでしょう。よくみうけられる疑問を検討してみます。 1)オミクロンは「弱毒株」だから感染し... 続きを読む

英首相の「降伏」演説と集団免疫にたよる英国コロナウイルス政策(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2020/03/15 このエントリーをはてなブックマークに追加 463 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 降伏 ポリス 演説 ジョンソン 集団免疫

英国のボリス・ジョンソン首相が、対コロナウイルス政策の転換について、国民に演説を行った。この演説でジョンソンが「感染が広がるにつれ、実に多くの家族が身内・親友を失う」という誰にでもわかる強い言葉が大きな衝撃を与えている。さらに、英政府の基本方針が国民の多数がコロナウイルスにかかることで「集団免疫... 続きを読む

英国と世界がコロナ変異株に警戒する理由(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2020/12/25 このエントリーをはてなブックマークに追加 437 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip コロナ変異株 英国 ポリス Yahoo コロナ

12月19日、ボリス・ジョンソン首相はロンドンならびに隣接するイングラント南東部を封鎖(ロックダウン)する決定をした。この決定にあたり、これらの地域では12月に新規感染と入院数が急増し、しかも過去1ヶ月で特定のコロナ変異株が急速に増加、検出されるコロナの圧倒的多数を占めるに至ったことが懸念にあげ... 続きを読む

デルタ株とワクチン集団免疫の夢と現実(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2021/08/14 このエントリーをはてなブックマークに追加 423 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip デルタ株 Yahoo 現実 ニュース 個人

ワクチンによるコロナの集団免疫という昔話 今年初めまでの英国型変異株(アルファ株)の流行ではワクチンは流行抑制効果があったと考えられる。イギリスでは今年はじめの大流行のなか、接種が先に行われた80代以上からまず重症化患者が減り出し、やがて流行も収束に向かった。イスラエルの冬の大流行は、同時進行する... 続きを読む

加計大学の獣医学部設立の議論に思うこと(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2017/06/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 236 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 獣医学部設立 議論 Yahoo ニュース 個人

私は以前より素直に獣医学者は凄い人たちだなと思っています。 私は大学で免疫学の教鞭をとっていますが、その導入では、いったい進化上いつから動物が人間がもつような免疫系をつくるようになったのか、という話をします。 人間の免疫の特徴は、いったん経験した病原体の特徴を免疫系が免疫記憶としてリンパ球の中に記憶できる機能があります。このおかげで、たとえばいったんはしかにかかったらもう二度とかからずにすむわけで... 続きを読む

英国医療事情が抱える本当の問題(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2022/08/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 235 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip Yahoo ニュース 問題 個人

パンデミック中、英国中の人々が公的医療機関NHSに感謝し、応援していました。(写真:ロイター/アフロ) 英国は「マスクを外してコロナ禍が終わった」国という理解が広まっていますが、本当の状況はかなり異なります。本記事では、英国におけるコロナと医療の全般的な状況を説明します。 英国がマスク着用をやめた理由 ... 続きを読む

STAP問題が照らし出した日本の医学生物学研究の構造的問題: 小野昌弘のブログ Masahiro Ono's blog

2014/04/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 219 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip STAP問題 Nature STAP論文 些末 医学生物学研究

本日4月1日、通称STAP問題についての理研の調査委員会の報告があった。理研がどれだけ真摯に問題解決にあたるかはまだこれからの対応を見なければ分からないが、そもそも問題についての認識がずれているように思ったので、ここに思う所を書いた。 今回の事件で、STAP論文はNatureに載りながら実にずさんな研究であったことが暴露されてしまったわけだ。理研、著者たちに個別的な問題は勿論あろうが、些末で表面的... 続きを読む

デルタの「死滅・自壊」が第5波収束の原因ではないといえる理由(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2021/11/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 197 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 死滅 収束 デルタ 自壊 要点

デルタが「死滅」「自壊」して第5波が収束したという話が流布している。この説の要点は、「ある時点で増えなくなるウイルス」が勢いよく増え流行を席巻し、それとともにウイルスが急速に死滅・自壊して流行が勝手に収束するというもので、これが第5波の急速な収束を説明するとされる。この説では「エラー・カタストロ... 続きを読む

米国NIHがいきすぎた「選択と集中」を是正へ(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2017/05/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 176 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 是正 NIH Yahoo 集中 グランド

米国NIHの決断 米国NIH(アメリカ国立衛生研究所)が研究費分配に画期的な変化を導入することを決定した。ひとりの 研究者が持てる研究費の量に上限を導入することで、少数のシニア研究者に過剰に研究費が集中し若手~中間層の研究者が研究費を取りにくい状況を改善する というのである。上限はNIHの通常のグラント(R01)の3つ分まで程度になるという。 このNIHの政策は、日本においても行われてきた「選択と... 続きを読む

英国人がマスクをしないという話は本当か(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2022/10/29 このエントリーをはてなブックマークに追加 171 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip マスク カミラ王妃 コロナ アフロ Yahoo

2022年10月13日 英国のカミラ王妃(中央)がロンドン市内病院を訪問した。(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 「英国ではコロナが終わってマスクを誰もしていない」という報道がしばしばなされているようです。本当にそうでしょうか? 2022年10月現在の時点で、英国の屋外でマスクをしない人は多いことは事実です... 続きを読む

科学ニュースという大本営発表 | 小野昌弘

2014/04/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 162 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 大本営発表 科学ニュース

STAP論文では、その発表時からマスコミの反応は異常だったが、論文に疑義が生じてからは、その反動で過剰なバッシングになっている。割烹着やピンクの部屋といった宣伝材料を用意したという理研もどうかと思うが、そもそもそういう科学の本質と無縁な宣伝に乗るマスコミ・視聴者もどうかしている。しかし、これも考えてみると起こるべくして起きた事態だ。 この事態をみて、昔京大で働いていた頃、自分が発表した論文について... 続きを読む

オミクロンに関する速報的情報を整理する〜免疫逃避能を中心に(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2021/12/04 このエントリーをはてなブックマークに追加 152 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip オミクロン 南アフリカ 本稿 感染 感染爆発

南アフリカで急速に感染を広げている変異株オミクロンは感染性と免疫逃避能が高い可能性があるとして全世界で恐れられている。データはまだ速報的でしかも限られているが、本稿ではオミクロンについて現時点でわかっている点を整理する。 再感染 南アフリカにおけるオミクロンの感染爆発はハウテン地方ではじまり周囲に... 続きを読む

コロナ変異株にワクチンは効くのか(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2020/12/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 143 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip コロナ変異株 ワクチン Yahoo ニュース 個人

前回の記事で紹介した通り、英国で出現したコロナ変異株B1.1.7は、6−7割伝染効率が高い、厄介な変異株とみられている。新型コロナに対するワクチン開発が成功するとともにこのような変異株が現れたことは、人類の科学の進歩とウイルスの進化がいまなおレースの途上にあることを改めて浮き彫りにする。 この局面におい... 続きを読む

匿名オンライン調査による論文というトンデモ研究に頼る反ワクチン活動(小野昌弘) - 個人 - Yahoo!ニュース

2017/05/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 136 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 自閉症 ワクチン 論文 ヤフー知恵袋 証拠

極端な反ワクチン活動家がワクチンと自閉症を結びつけようとしていることはよく知られているかと思います。そして、その証拠は存在しないこと(ワクチンは自閉症と何の関係もないこと)もここで確認しておきます。 そのうえで今回の論文は、伝聞メールで依頼した匿名オンライン自己報告に基づいた研究という、まあ言ってみれば「ヤフー知恵袋で聞いてみました」というレベルの研究でワクチンと自閉症を結びつけようとした「研究者... 続きを読む

STAP問題で明らかになった科学評価システムの制度疲労 (上)勝者が勝ち続ける理由: 小野昌弘のブログ Masahiro Ono's blog

2014/04/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 113 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 勝者 STAP問題 Cell 制度疲労 Science

(上)勝者が勝ち続ける理由 Natureは、各国政府が科学研究の評価の要につかっている方法で最高峰に位置し、現在の科学評価システムを象徴している。Cell, Scienceという雑誌もあるが、最近この3誌は、医学生物学の分野においては非常に似てきている。 3誌の編集方針に共通するのは、科学界に対する広いインパクトがある論文を掲載する方針だ。幅広い読者を対象にするので妥当な方針だと思う。つまり、科学... 続きを読む

 
(1 - 15 / 15件)