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リベラル21  私立大学の体育会権力

2018/05/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 18 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 私立大学 ラグビー 箱根駅伝 知名度 推薦枠

盛田常夫 (経済学者、在ハンガリー) 教授会と体育会  大手の私立大学はどこも体育推薦入学制度を保持しており、大学の知名度を上げる手段となっている。人気がある野球やサッカー、あるいはラグビー、それから箱根駅伝などメディアへの露出度が高いスポーツは、推薦枠も大きい。人気スポーツの1年間の推薦入学枠は1チームを形成できるレギュラー人数を超えるのがふつうで、レギュラーになれない多数の体育推薦入学者が洗濯... 続きを読む

リベラル21 思想弾圧をする側の論理

2017/01/05 このエントリーをはてなブックマークに追加 12 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 思想弾圧 論理

―― 八ヶ岳山麓から(208) ―― 阿部治平 (もと高校教師)   中国当局は2015年7月から9月の2カ月弱の間に、全国で少なくとも人権擁護の弁護士・活動家を300人拘束した。いまでも行方不明のものは20人を超えている。 国連人権担当官は12月6日、この2週間行方不明になっている弁護士江天勇の消息を明らかにするよう中国政府に求めた。 江天勇はかつて陳光誠・高智晟などの「危険人物」の代理人を務め... 続きを読む

リベラル21  中国少数民族を周縁視する時代は終わった

2015/09/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 11 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 中国少数民族 時代

――八ヶ岳山麓から(157)―― 阿部治平(もと高校教師) 近刊書に『周縁を生きる少数民族――現代中国の国民統合をめぐるポリティクス』(勉誠出版)という好書があります。一読して文化人類学研究者たちのいきいきとした若い情熱を感じることができました。 残念ながら論文集なので、一つ一つが孤立していてつながりがありません。それで内容の紹介もそれぞれになります。 本書は三部に分かれていて、第一部は「チベット... 続きを読む

リベラル21  パロディ:ぼんぼん晋ちゃんの学級会

2015/08/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 8 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip パロディ 学級会 作文 侵略 div class

<div class="main_polilong"">盛田常夫 (在ブダペスト、経済学者) 先生 : 今日は、新聞やテレビで話題になっている言葉を使って、作文を書いてみましょう。今日使う言葉は、「侵略」、「植民地支配」、「反省」、「謝罪」です。この4つの言葉を入れた文章を作ってみましょう。低級学年の君たちには少し難しいかもしれませんが、何か質問はありますか。 ぼんぼん晋ちゃん : 先生、言葉が難... 続きを読む

リベラル21   いま、チベットの寺はどうなっているか

2015/03/21 このエントリーをはてなブックマークに追加 17 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip チベット

――八ヶ岳山麓から(139)―― 阿部治平(もと高校教師) 中国新疆ウイグル自治区ではウイグルと公安の衝突が毎週あって死者が続出しているが、チベット人地域からは最近焼身自殺のニュースがない。どうなっているんだという質問を受けた。このところ確かに焼身自殺者は少なくなっている。私の考えでは、自分の宗教的熱情だけでは抗議自殺ができなくなったことがある。自殺者の親戚知人が逮捕、投獄されるようになったからだ... 続きを読む

リベラル21 君は「風流夢譚」事件を知っているか

2015/02/01 このエントリーをはてなブックマークに追加 30 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 夢譚 事件 シャルリエブド 深沢七郎 言論

-「シャルリエブド」と「中央公論」- 半澤健市 (元金融機関勤務)  1960年12月号の『中央公論』に深沢七郎の小説「風流夢譚(ふうりゅうむたん)」が載った(発売は11月10日)。その衝撃的な内容から、右翼と中央公論社との間に深刻な対立が起こった。言論の自由に関する論争も起こった。世に「風流夢譚」事件という。「シャルリエブド」(仏風刺週刊紙)のムハンマド風刺画と、それに反発したテロが国際的な争点... 続きを読む

リベラル21 中国の少数民族の悲しみとともに、超国家主義はよみがえる

2015/01/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 18 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 少数民族 超国家主義 中国

――八ヶ岳山麓から(132)―― 阿部治平(もと高校教師) 『夢・大アジア』(集広社刊)という季刊雑誌創刊号を見た。右翼のイデオロギー雑誌である。執筆者には加瀬英明・頭山興助・田母神俊雄ら20数人が登場する(編集の仕方は「習近平」を「周近平」とするなど粗雑である)。 編集長石井英俊の巻頭言は、「強い日本を創り、アジアを再び解放する/これが私たちの志であります/この為に季刊『夢・大アジア』を創刊いた... 続きを読む

リベラル21  中国官僚のビヘイビアについて

2014/08/22 このエントリーをはてなブックマークに追加 15 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ビヘイビア

――八ヶ岳山麓から(112)―― 阿部治平(もと高校教師) 習近平政権下の中国では、インターネットに対する当局の取締はきわめて厳しい。ニュースのコメントでもプロチャイナでなければ、批判や皮肉は作戦部隊がいてすぐに消してしまう。そして政府お雇い「五毛党」による政府称賛のコメントが続々載る。地方では政府批判はもちろん、警察を批判したくらいでも発信元がわかればたちまち逮捕だ。これで中学生がやられたことも... 続きを読む

リベラル21 ウクライナ騒乱の歴史的背景

2014/02/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 32 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 背景

盛田常夫 (在ブダペスト、経済学者)  1990年代の初頭、ソ連邦から独立して間もないウクライナを何度も訪問した。民営化案件で目ぼしいものがないかと物色に行ったのだが、コムソモール(共産党青年組織)出身の青年たちが設立した商社の世話をしただけ、ウクライナはビジネスにならなかった。  当時、EBRD(欧州復興開発銀行)からもエコノミストが日参して、民営化アドヴァイザリーの仕事を行っていた。チェコで「... 続きを読む

リベラル21 日本語と中国語(漢語)、漢字を使う言語共通の悩み

2013/08/17 このエントリーをはてなブックマークに追加 10 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 漢語 漢字 中国語 日本語

―欧米系の外来語をどう扱うか― 丹藤佳紀 (ジャーナリスト)  公共放送であるNHKは外国語の使いすぎをやめよ~と高齢の男性がNHKを相手取って名古屋地裁に訴え出た。外国語乱用で番組の内容や番組名が理解できず、精神的な苦痛を味わったと主張して慰謝料141万円の支払いを求めた内容だ。6月末のことである。  このニュースは国内でかなり広範囲に報道されたが、似たような問題を抱える隣の中国でも国営新華社通... 続きを読む

リベラル21 東京五輪は絶望的―猪瀬発言だけが悪いのではない

2013/05/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 10 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 猪瀬発言 東京五輪

坂井定雄(龍谷大学名誉教授) 猪瀬東京都知事が、4月27日のニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで「イスラム諸国が共有しているのはアラーだけで、お互いにけんかばかりしている」と明らかにトルコのイスタンブールを意識しての発言をしたため、国際オリンピック委員会(IOC)が行動規範第14条「各都市は他都市との比較を行ってはならない」を改めて注意喚起した。日本のメディアは、この発言が、イスラム諸国の反感... 続きを読む

リベラル21 中国に急所を握られたアメリカ

2012/06/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 19 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 急所 アメリカ 中国

「チャイメリカChimerica」とは「チャイナ+アメリカ」のことである。 ふざけた印象を与える単語だ。しかし実態はふざけたものではない。それを明快に説くのが本書である。 《経済史家の著作に語源》 この言葉の初出は、経済史家ニール・ファーガソンの"The Ascent of Money : A Financial History of the World", 2008年(邦訳『マネーの進化史』、早... 続きを読む

リベラル21 「原発ゼロの日」と橋下市長の“豹変”、(ハシズムの分析、その20)

2012/05/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 16 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ハシズム 豹変 橋下市長 一里塚 後年

2012年5月5日、私たちはついに「原発ゼロの日」を迎えた。後年、この日がわが国のエネルギー政策を転換させた“歴史的記念日”になるかもしれない。福島第1原発事故以来、たゆまなく続けられてきた国民の脱原発運動がようやく「一里塚」に到達したということだ。  原発再稼働に向かってひた走りに走ってきた野田政権にとって、「原発ゼロの日」を迎えたダメージは計り知れない。枝野経産相は原発事故対策の注意書きを並べ... 続きを読む

 
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